ちょっとお出かけしてきました


ソウル1泊2日



 初の韓国出張
 
 おとといまで済州島にいたのに今度はソウル。 いったん戻らずに国内線でソウルに移
動すればよいものの、済州島はホリデーでソウルは仕事。 いっしょにはできない。 ソウ
ルへの出張は今回が初めて。
  


 JAL5201便(KEとの共同運航)
 
 KEとの共同運航で機材がKEのため、乗機手続きは成田第一ター
ミナル。ここでカウンター嬢の嬉しい手違いのため、会員専用ラウン
ジを利用することができた。 おじさんはただのラッキーだと思ってい
たのだが、ラウンジの受付嬢はこの間違いに気づき、「本来はご使
用いただけないのですが、私どもの係員の間違いでしたので、今回
はどうぞお使いください」と快く使用を許してくれた。もっと早く来てい
ればよかった。 (写真と本文は関係ありません)


 仁川からロッテホテルソウルへ

  預け荷物がないので、ターンテーブルに立ち止めをくらうことなくスムーズに外に出るこ
とができた。 しかしロッテホテルに行くリムジンバスはほんの数分の差で出たところであ
った。 20分待って次のバスに乗って行く手もあったが、少しでも早く市内に着いて余裕を
持って交渉に望みたかったのでタクシー乗り場に向かった。
 
一般タクシーでいいと思っていたが、模範タクシーの乗り場に先に着いてしまったので、そ
のまま模範タクシーに乗った。

 高速道路に入るとすぐに雪景色が目に入った。それほど深い雪ではない。山肌のところ
どころや民家の屋根がうっすらと白くなっている程度。空港ではまったく気づかなかった。 
おじさんはかばんの中の書類に再度目を通すため、車窓の景色を楽しむことを、しばし控
えることにした。

 ところが、そうは思い通りに行かない。あまりのスピードに落ち着かなくなってしまったの
だ。スピードメーターを盗み見すると、なんと160キロ。高級大型セダンだから高速安定性
はよいが、小心者のおじさんには速過ぎる世界である。速度取締りカメラの前に来たとき
のみ100キロまで速度を落とす。このとき100キロが徐行運転に感じられた。とにかく無
事に着いてよかった。

  ソウル市内が渋滞していたので、高速道路でこんなにすっ飛ばしたにもかかわらず、
仁川空港からソウル市中心部まで1時間弱かかった。



 ロッテホテルソウル
  おじさんの勤める会社韓国に事務所がな
いので、宿泊は自分でWEB予約。初めての
ロッテホテルソウル。都心のど真ん中でどこ
に行くにも便利。

 仕事の後の散歩

 1時間半の厳しい交渉を終えた。取引先に夜に飯でも食いに行くか、と誘われた。認められたとも言えるし、ビジネス上の通常の範囲内の社交辞令とも言える。約束の時間は7時となった。おじさんはちょっとばかし街歩きする時間を得た。一度部屋に戻り、荷物を置いた。
そしてホテルのロビーから左側、ロッテデパートとは反対側のほうに歩いて出た。木々にかぶせられた電飾が美しい。とことこ歩くとウェスティンチョースンホテルの近くに韓国風の屋根瓦の韓流スターバックスを見つけた。なかなかいい感じ。おじさんは入らなかったが、結構お客がいた。それからぐるっとひとまわりした。明洞のはずれでなべやきうどんを食べた。これから食事だというのにこんな具がたくさん入ったものを頼んでしまったと後悔したが、昼飯抜きだったので腹が減っていた。するっと食べてしまった。
 清渓川から市
庁前、明洞。
  

 明洞で夕食

 約束の時間ぴったりの7時に取引先のC氏は現れた。部下のI氏を伴っている。I氏と名
刺交換。20台そこそこに見えたが30歳だった。明るい好青年。われわれ3人はロッテデ
パートの地下をくぐり、明洞の街中に出た。何を食べたいか聞かれた。初対面だったので
お互い相手の嗜好がわからない。何でもよかったが、焼肉と答えた。

 近くの日本語の看板のある焼肉屋に入った。日本人観光客も多いらしい。店の女将らし
いおばちゃんは日本語をしゃべる。われわれ3人の英語と韓国語のどこかポイントを欠く
会話のレベルをはるかにこえる完璧な韓国語と日本語のバイリンガルおばちゃんだ。お
ばちゃんにタン塩を勧められた。C氏はわたしに牛タンが食べられるかどうか確認した。わ
たしはOKのサイン。おばちゃんは日本語で私に説明する。「うちのタン塩はおいしいです
よ。実は韓国人はタンを食べないから、おいしいことを知らないんですよ」。へえーそれは
知らなかった。

 われわれはタン塩とカルビとプルゴギを食べながら焼酎の杯を酌み交わした。焼酎の銘
柄はチョウムチョロム("初めてのように"か?)。韓国の人はビールから始めずにいきなり
焼酎で乾杯する。お猪口サイズのグラスでストレートで飲む。もっとも韓国の焼酎は日本
のに比べてアルコール度数が低いから、これでちょうどいい。話が盛り上がってくると、自
分の杯に酒を注ぎ、相手に渡す、もらったほうは一気に飲み干し、それを返す、ということ
を繰り返す。

 C氏はおじさんよりひとつ年上、ちなみにI氏は11歳年下であった。年齢を聞くと数え年を
教えてくれたのか、満年齢なのかいまいちよくわからないことがある。だからおじさんは干
支を聞くようにしている。C氏は年上なので、年長者に対する礼を取ろうとすると、「そんな
のは必要ない。自分達でもたとえば相手が60歳、70歳の老人のときだけしかそういう礼
儀作法をとらない」という。しかし、I氏はC氏の隣でネーウェの作法(目上の人と同席して
酒を飲むときは顔を背けてこっそり飲む)で焼酎を飲んでいる。

 よしもう一軒

 焼肉を食べ終わり、冬の夜のソウルの街
に出る。

 冷気がさっとコートのなかにしみいる。C氏
はぜんぜん寒くないという。もう一軒行くかと
誘われる。ホテルもすぐ近くだし、まだ酔い
足りないので飲みに行くことにした。

 たぶん日本人だからと気を使ったのだろ
う。日本風の居酒屋に連れて行かれた。「こ
ころ」という名前の居酒屋だった。客はほぼ
満席に近い状態で入っている。人気の店らし
い。

 ここで頼んだものは焼き鳥の「ハツ」。店名
が「こころ」というだけあって、これがここの看
板メニューらしい。そしてもうひとつの看板メ
ニューがおでん。これも注文した。おじさんは
もう満腹に近かったが、少しつまむくらいなら
腹に入るだろうと同意した。出てきたおでん
は大皿に盛られていた。日本風に醤油の味
が濃い。韓国風のだしだけのおでんを期待
していたのだが。そして酒は・・「これは「何と
いう焼酎?」と尋ねると、「そりゃあ日本酒じ
ゃないか」とあきれられる。え、日本酒ってこ
んなんだったっけ、と考え直すほど、甘った
るいアルコールだった。とにかくもう腹いっぱ
いだ。

 もう食えないというところでお開きにした。
ふたりに丁重にお礼を述べて、ホテルに帰っ
た。




 翌朝リムジンバス空港へ

 翌朝、あわただしい朝。朝飯を食うひまもなく、チェックアウトし、リムジンバスに乗る。た
だし、ご注意。コレアンエアーのリムジンバスはロッテホテルの車寄せまでは入ってこな
い。メインエントランスから左手に出たところの大通りにバス停がある。そこで待つべし。お
じさんはそれを知らず、あやうく乗り遅れるところだった。切符は車内で買える。ホテルを
いくつか回った後、最後にKALの事務所に寄る。そこで運転手とは別の改札員が乗ってき
て、前売り切符の改札やその場での切符販売を行う。

往路は160キロで飛ばすタクシーに乗っても1時間近くかかった仁川−ソウル市内間を法
定速度の早朝のバスが45分で走りきってしまった。おじさんは仁川でなくて金浦に着いた
のではなかろうかと疑ってしまった。交通渋滞がないとこんなに違うもんだ。

 

 ソウル仁川空港

 仁川空港は人の波。学校の冬休みが終わって閑散とした成田なんかよりはるかに活気
がある。世界中の人々が行き交うシンガポール空港に比べたら、国際性の点で見劣りす
るが、これだけの量の人間がいろいろな用事でいろいろな国に移動しているのはすごいこ
とだ。それとも、ただ東京が田舎なのか?
 


 韓国の電子辞書

 免税店で電子辞書を見つけた。日本で韓国語辞書
のついている電子辞書を求めると、3万円くらいで大
きいものしかないが、これはシャツの胸ポケットに軽く
入るサイズで、日韓、韓日、英韓、韓英、英英、国語
(韓韓)の機能があるのが180米ドル。シャープ製。
もちろん韓国人が使うためのもの。

 店員にショーケースから出して見せてもらう。ふたを
開けて眺めるが、眺めたまま固まってしまった。どこ
のボタンを押せばいいかわからない。親切な店員の
お姉さんは何も言わずに温かく見守ってくれている。
おじさんは品質を確かめるすべもなく手に取った質感
を味わっていた。(カシミヤのマフラーを買うわけでも
あるまいに) そうしながら、少しずつ解読していっ
た。キヌン・・おお機能か、コムセック・・これは検索だ
な。上のほうにあるボタン、わかった、ここで英語辞
書、日本語辞書を選ぶんだ。自分ひとり納得しなが
ら、お姉さんを待たせたので、買うことにした。

 この電子辞書、帰国後使ってみると非常に使い勝
手がいいことがわかった。何よりサイズがいい。どこ
に行くときも持って行ける。商談のときにポケットにぽ
んと入れておいてもいい。便利な携帯用ポーチもつい
ている。使い方に関してはいじっていればわかってく
るのは日本の電子製品と同じだが、難解な使用説明
書もこの電子辞書を使えばすいすい読める。辞書と
しては単語の解説がややあっさりしすぎている嫌いは
あるが、英語なら困るが、日本語と韓国語の関係な
らそれでも十分。いまは操作のたびに鳴る電子音を
どうやったら消せるか奮闘中である。韓国語学習者
のみなさん、韓国に行かれたときには電子辞書を購
入されることをお勧めします。とても便利です。

成田へは定刻に到着。日本の冬は暖かい。






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管理人 : おじさん&さのう