☆ ILOVEUGOGO ☆

とりあえず日記のページ。(物語はフィクションです。)
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 ホワイトデーって何贈るんだったっけ。そうだ、花だ花を贈るのだ。今はやりの花キューピッドで花を送り届けてもらえばいいんだ。でも、バラの花と菊の花を間違えたりしたら困ったことになっちゃうしな。待てよ、そもそもホワイトデーってのは、花を贈る日なのかな。
ま、いいか、何でもいいのだよ。よーは、心の問題だからね。
 その日も私は、いつものようにFMVのディスプレイをにらみながら、プログラムを組んでいた。
処理自体は簡単なロジックなのだが、配列の加算がうまくいかない。うーん困った。
 私は混乱した頭を休めるために背伸びをした。するとそのとき、ふと誰かの視線を感じたのだった。
私は振り返った。そこには、KM氏の顔があった。しまった。油断していた。かれのにっこり笑った口から弾丸のように言葉が踊り出てきた。この話は確か4度目だ。そうそう話の続きが読めてしまう。
 でも視線があってしまった以上、あと一時間は離してもらえないことを私は知っていた。
 流れ星を見たときに願い事を3回唱えると、願いがかなうというけれど、3度もいえるやつなんているのかな。
毎日鏡をみながら、”やせるやせるやせる”と3回唱えるとやせるというけれどこれは本当だ。私はこの方法で1kgやせた。そののち、3kgふとったが。
 その日私は、いつものようにFMVのディスプレイをにらみながらプログラムを組んでいた。
机上でロジックを十分に練り、エディタに向かったつもりだったが、うまく動かない。まずは、動かさなくては。数値の妥当性や画面の表示うんぬんはその後だ。試行錯誤していると、そこにKM2氏がやってきた。KM2氏のアドバイスは簡潔であった。
「画面がひだりに寄ってるよ」
 その日私はいつものように、10時35分36秒にトイレにいった。なぜかそこにはKM3氏が、先に用をたしていた。私は、先日のお礼をいって用をたし始めた。しかし、KM3氏は、トイレから出て行かない。
そう、テニスの大先生であるKM3氏は、トイレの中で、私にバックハンドをコーチしだしたのだ。
私は、小便器の前で小さくなりながら、バックハンドの型をやってみせた。KM3氏は厳しかった。
「腰が入ってないんだよ、腰が・・・・」
 私は両手にスーパーの袋をぶら下げて薬局へいった。おっさんがでてきた。
「いらっしゃいませ。」 
私はいった。「目薬ください。つけたって感じがするやつ。つけましたって感じがするやつください。」
「それならちょうどいいのがありますよ。これです。」
おーこれか、某XXXX目薬。
確かにきくのだ、これが。つけると目が痛くて目薬が欲しくなる。
 ブラインドから差し込む淡い光の中で、私の意識は半ば覚醒し、半ば混沌とした夢の中をさまよっていた。何の夢を見ていたのかは今となっては、思い出すすべはない。例え、思い出したとしてもなんというこたはない。どうせ大した夢ではないのだ。
 問題は、社会主義の敗北=資本主義の勝利という等式が成り立つと考える人間が、なぜこの世に存在しているのかということである。
 私の意識は、形而上学的な宇宙世界を漂い、やがて光り輝く星とともにブラックホールへと吸い込まれそうになる。が、ブラインドごしの光が幾分強さを増し、コーヒーの香りが私を生の世界へと導いていく。
 私は幸せを遠くに感じながら、
 ぷっとひとつ  をこいた。
 私の直属の上司であるKM4氏は、その日もおこっていた。WORDをやりながらおこっていた。ぷんぷん、ぷんぷん怒っていた。そこに開発課のK氏がやってきて何かを告げた。KM4氏はますます怒ってしまった。
 夕方になった。
 KM4氏は怒りながら、にっこりと笑った。週に一度の早帰りの日であった。
朝起きるとくしゃみが出た。あれっと思っている間にまた出た。鼻水も出た。3連発でくしゃみが出た。目がかゆかった。私は、鏡をのぞいた。

もっとよくのぞいた。

もっとじーっとのぞいた。

やっぱり花粉症だと思った。