昨日、珍しく早く寝ました。そうしたら、途中で目が覚めました。 白状すると、散歩にでました。午前2時から3時くらいだったと思います。 結局上野の不忍池にまいりました。 宴会を深夜にしている組が遠くに一つと、水商売の女の子たち5人ほどが途中か らしずかにしめしめとやり出している他には、人はほとんどなく。 わずかに通りがかる人が、2人くらいでした。 一本の勝手に自分の木と決めたのがありました。特別なことは何もないソメイヨ シノの一種ですが、ちょうど抱くことができる枝振りなのでした。抱かれていた といってもいいかもしれない。不忍池の池の間を通る歩道中にあるのですが、 桜の幹を抱いて、顔を幹につけて上をみると、ちょうど、傘をさしているような 具合に、幹と枝と花がみえる景色となります。幹は肌にはざらざらしていました。 花の房はやや冷たいです。 アスファルトの歩道に仰向けに寝て上をみると、桜が目線の横の方から、地下に 根をはっているように見えます。変な感じです。 一面が桜の立体構造の床になりますので、おりたらどういうことになるのだろう と思いました。また、花の檻に入っているようでもありました。 今ここで死にたいと思いました。 ソメイヨシノは色々な種類があるようですが、確かに私が知っている岡山のとは 少し花の付き方が違うような気がしました。ただし、昨日は非常に多くの花が風 で散ってしまっているので通常の花の付き方かどうかはわかりません。 枝の先端が細いです。昼に見た神谷町のもそうです。非常に繊細な先端を持つ枝 の、先にだけ花の房ができます。 桜の枝は、あまり実用を考えているとは思えません。杉のようにまっすぐ上に太 く一本でのび、先は光合成をするべくたくさんの葉を生い茂らせる。という非常 に合理的でわかりやすい形ですが、桜は、みればみるほど、周りを無視して、伸 び放題に勝手気ままに自分の好きなように枝を伸ばします。 水面があると、光が反射しているから下へ下へとのびてゆきます。 一カ所として同じ屈曲はないけれども、木全体をみると、桜の枝振りというアイ デンティティで統一されています。しかし気ままだ。そして役に立たない。 従姉に、桜はその気ままな枝で有名なんだと教えられました。また、交配を比較的簡単にするそうで浮気性だということです。 そして夜の桜は限りなくゴージャス、豪華で、かつ繊細です。小堀遠州という感 じでしょうか。 あんなに上野の桜を堪能したのは生まれて初めてでした。帰りがけの、 池之端の門をすりぬけて、東大の坂を少しのぼるところ もとてもきれいでした。 追伸 西行の歌というのは、 願はくば花のもとにて春しなむその如月のもちづきのころ というような歌でしたでしょうか?ちがってます? よく考えたら、誰だってそうだよ。あーーたりまえじゃないか。と、私は思いました。

平成14年4月

にがてなこと。そして人様に掛けた迷惑への反省をこめて。(長編につき読む必要なし)
得意なことなんかほとんど何もないが、苦手なことなら幾らでもある。
しかし何が苦手といって、「荷物の受取」ほど苦手なものはない。荷物を送ったと言われると、ぞっとする。祖母に魚を送りましたよ。届いたら連絡してね。なんて言われると、プレッシャーで心がどんよりした気持ちになる。自慢じゃないがまともに受け取れたことなんかほぼ一度もない。仕事関係の偉い人から、わざわざ私的に送ってもらった漫画も一度本人に戻ってしまって大顰蹙だった。勿論ものをもらうのはなんだって大好きだから、もらえるという事にはなんの異存もないのだが、荷物の受取が恐怖なのである。

春の誕生日

シンガポールの伯母が、私の誕生日に対して十分な余裕をもたせて、一つ荷物を国際書留で送ってきた。国際書留にまでしているのは、私が馬鹿だからどうせまともに送っても受け取れないだろうと、何が何でもシンガポールに戻させない、郵便局に責任を持って送らせるために、そういう処置を取ったらしい。第2届け先まで記入したということだった。(不思議とこの国際書留の第2宛先は機能しなかった。)このように、私の家族はよく心得ているので、荷物発送時には、どうやってでも私に荷物を送ったという連絡を入れてくる。

当然私は受け取れないから郵便局から不在票が入る。最近は、ほとんど毎日自宅の郵便受けを見るという優れた人間になっているので、不在票が入っているのは分かる。

郵便局の場合、私は勤務先から激近の本郷郵便局に転送させるのが常である。自宅近所の音羽局は、なんと私の家の隣にあるくせに、バスで20分もかかる小石川郵便局に必ず荷物をもどしてしまうという、論外のシステムだ!! で、不在票が入って10日間、小石川局で、更に転送してから10日間本郷局で荷物を預かってくれると、過去10年信じていた私は、落ち着いて、小石川から転送手続きをとった後で、9日目くらいで、本郷局に連絡。 なんと、小石川が預かり出してから数えて10日間預かるのがルールだという!!とうに2週間を越えているから、小石川に戻っている!

ところが私は不在票をいつもの様に無くしているので、荷物の種類も言えない。

小石川郵便局の集配課のお兄ちゃんは、私が携帯から仕事の合間を縫ってかけている電話に対して、自分の部署を詳細に述べ自己紹介をする奴で、しかも後から調べてかけますといって、私の携帯にながなが留守電2本分にわたって、なかったです。という内容を掛けてきた。不在票がないと駄目ですという。

ちょうどその時分、シンガポールの伯母から連絡。待てど暮らせど荷物受け取りましたという私の連絡が入らないので、しびれを切らせて掛けてきた。

「え〜!!あんたは、まだ受け取ってないの?!」「まったくあんただけは、2度と送りませんからね!いい加減にしなさい。いつもいつもいつも。。。。。イライライライラ、怒!怒!」

郵便局に不在票がないから、分からないと言われたと恐る恐る白状すると、今度は矛先が郵便局に変わってくる。シンガポールでは、いくらでも言いくるめられている経験があるのか、「国のお役所仕事はねえ、がんがん言わないとだめよ!」いつも、東南アジア中のジプシーや中国人の商売人を相手にしているから迫力が違う。「あのねえ、そんな窓口の子になんか言ったってだめ。上を出せと言いなさい。国際書留にしているのよ!第2宛先まで書いてるんですからね!さっさと電話しなさい!ないじゃないわよ。あるわよ!あるに決まってるわよ。その子の後ろの荷物棚にあるんですよ!伝票がないから分からないなんて、そんな仕事があるもんですか。何のために、控えを取ってるのよ郵便局は!ああ。もういいから、小石川郵便局の電話番号を言いなさい。私が電話します!」

結局私が自分で電話して、なんとか私もがんばった。そうしたら、確かに上の人から連絡があり、頼もしい感じだった。結果、東京湾の倉庫の中、4日後に出航させる、しかも船便。シンガポール行きの荷物群の中に発見され、それを責任を持って本郷局へ転送しますという丁寧な返事が数十分後に来た。とろい窓口と私とは訳が違う。

本郷局に転送されたものは、さすがの私も受け取った。実は不在票も洋服のポケットに入っていた。


今回の岡山純白桃

去年に引き続き、また岡山の天満屋に戻されてしまった!!
白桃は繊細なため、2枚不在票を切られた時点で速攻送り元に戻されると言うことを今回知った。

不在票が2回目入っていたところで、まだ余裕だろうとヤマト運輸の新宿のコールセンターに電話をしたら、コールセンターの不特定多数相手のおばさんが、じゃあ今日の8時から9時ですねと言った。思えば、ちゃんと私の地区の担当の東五軒町の営業所に電話しておけば、まだ事態の深刻さはなんとなく軽減されていた。私はこの東五軒町の営業所の番号は既に携帯に登録している。ばたばたばたばたと必死に仕事を片づけて自宅に帰って待っていた。今回は大丈夫だと安心していたら、9時半になっても来ない。東五件町ヤマトに電話をしたら、受付の女の子が、調べてくれてその荷物は既に昨日の時点で送り元へ戻っています。ひえええ!なんで?なんで?と、私はひたすらその受付の女の子に、お門違いにぶつぶつと苦情を言う。え?なんで勝手に返しているの?コールセンターが昼にそう言ってくれていたら、すぐに私は送り主に連絡が行く前に送りもとの天満屋に連絡をすることができたのに。送り主に戻ったって言うと、去年もだったんですよ。今回は家族ですけど、一般的にそれって失礼にあたるじゃないですか。(それは私のことだろう)仕事を必死で閉めてきたのに・・。(お門違いお門違い・・)受付の女の子は、コールセンターのおばはんの失態があるものだから、悪いとも思っているのと非常に親切で、とにかく調べますのでしばらくお待ち下さい。と言って一端電話を切った。

親からまた怒られる。「あんたねえ。大変なのよ。配達の男の子は。届けられないと帰ったら怒られるんだから。」「怒られはしないでしょう。」「怒られるわよ。要領のいい子ならねえ、あやしいところは先に一本電話を掛けているかいないか確認してからトラックから積み荷を降ろすという事もするけど、要領の悪い子はねえ、いちいち、全部もって降ろして、また積み込むんだから。」

所詮どうあがいても調べても、送り元の天満屋に戻っているものは、何を誰がやっても戻っている。翌朝運良く体調の具合が悪くて遅刻気味な朝。天満屋の森さんから電話がかかってきた。もう毎年のことで彼女には完全に覚えられている。確か去年も運良くこの全く同じ用件の電話を受けた。いつも母には世話になっててなどと挨拶をしてくれながら、どうも午前中の半端な時間に電話が通じたからか、私が仕事をしていて平日の日中に居ないというのが彼女の頭に一向に入らない。すべての曜日の私の予定を尋ねてくる。「ですから、仕事をしておりまして。日中はおりませんので、但し明日の金曜日は習い事でおりませんから、土曜日の夜か、日曜月曜とまた合宿でおりませんので火曜日にはおります。」「では土曜の夜か、火曜日なら終日いらっしゃいますか?」「あの、仕事をしておりますので、平日の日中はおりませんから火曜日も夜しか居ないです。」土曜の夜か火曜の夜に指定。今度は絶対に逃せないと覚悟を決める。これで受け取れなかったら二度と親が私に桃を送ってくれなくなる。(だったらなぜ??)土曜日は覚えて待っていたが結局来なかった。そして、火曜日。あっさり忘れて、私はまた居なかった。
帰宅して郵便受けを開けたら、ばーん。しまった。1回目の不在票。

しかし今度はその場で24時間コールセンターへ、翌日の夜配達指定を自動入力によりすませる。私だってやる気になればこれくらいはできる。
ところがしかし、実はその日は、夜飲み会があった!!!
とうとう遂に早退を決意!4時〜5時配達に変更願い。大丈夫だから置いていってくれと言っているのに、相手はどうあっても手渡しするという規則だと当然の事ながら踏んばっていた。頼むから、腐っても紛失しても岡山にだけは戻さないで下さいと言いながら電話を切る。友達に聞いたら、日中届けさせて管理人に受け取らせ、それを自宅の前におかせるんだよ!とすばらしい助言をしてくれたが、もう遅い。ちょうど今日は、管理人の中でも良い人の方だったのに。そうかそんな手があったのか。

昼過ぎまでだらだらとしていた私が次第に猛烈な勢いで仕事をして3時には出ようと思っているのに、そんなときに限って、3時過ぎにあれこれと変な用事が入ってくる。なんとかそれを、引き継いで引き継いで引き継いで、走った走った。今朝もタクシーで会社に来ているのに、もう、タクシーはのれーーん。

すべての階段を、30歳のスカートが一段とばかしで掛けあがり、掛けおり、南北線と有楽町線の地下深いことを、実感する。自宅最寄りの護国寺駅A5出口から、真夏の猛暑の中に走り出たときが4:03。音羽通りをチェックしろ!

最近音羽通りに黒猫ヤマトのトラックが路駐していたら、まずその運転手を呼び止めるという手を覚えたばかりだ。これは有効。たいてい滑り込みの私に対して、あ、よかった○○さんですね。みたいなことになる。そうですそうです。○○です。

チェックした音羽通りには、ヤマトトラックが道の反対側に停まっていた。よかった。間に合った。(呆けている。自分の側が済んだ後かもしれないのに。呆けていた。)ほっとして歩き出したそのとき、ありゃ!自分の自宅のある側にもトラックが停まっている。またダッシュ。
すみませーーん。○○番地の○○ですーー。完全に不審人物と化している自分。相手はいぶかしそうに私を見るが、桃はあるかと騒ぐ私に非常に親切に対応。私は持っていません。汗だくで、金色のチェーンネックレスがしぶい角刈りのお兄ちゃんは、鍛えた腕が黒光る。
少々お待ち下さいと、携帯をチャッと開く手つきが、如何にも慣れた感じ。お友達の運転手に電話をしてくれた。○○ですがあ、15番地の○○さんのフルーツ、そちらの荷物にありますか?あ。ある。そうですか。いつ頃届けられますか。お客様のところなんですけどお。(せ、せかさなくていい。すみませんです。)あそうですか。 ○○さん、今から出かけられますか?あ、お帰りになるところ。○○ですう。お客様が自宅で待機していらっしゃるので、宜しくお願いします。(職場の上司に比べて、このにいちゃんの、なんたる上品な物腰、話し方なんだ。)あと10〜15分ほどで届けるそうですのでえ。【完】
2002年08月08日 01時08分27秒

日記を書こう!
前回書いたとき、というかコピー&ペーストしてから、一季節変わってしまいました。
今日はどうしても仕事をする気にならないから、同じ職場の(同じ大学出身の、同じくらいゆっくりしている)友達と、ものすごい時間のつぶし方をした。
こういう日が、多く続くことを心より望んでいます。
2002年08月06日 17時17分16秒

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