Ultima Online Jarnal


UO日記−名前の通りで、アブビのUO奮闘日記(?)です。
文章能力の弱さは大目に見て、楽しんでもらえれば光栄です。
また、此のUO日記の感想をメールBBSに書いて
もらえるとうれしいです。

なるべくUOをやったことの無い方にも
小説としてみてもらえる様に努力しております。
ご意見、ご感想をお待ちしております。



■最初を表示■


7月7日(金):1年に一度の・・・        ≧今日の1枚≦
  今年もアルタイルとベガ、織姫と彦星はたった一度の出会いを遂げた。
学校や街中では、竹が置かれ、人々は1年に一度の願い事をしただろう。
UOでも、静かにアルタイルとベガが出会いを遂げた。
人々は本に願い事を書いて、2つの星の前に並べていった。
僕も本に願い事は書かなかったものの、其の幻想的な
光景に見とれていた。
 中には、只横を通り過ぎる人も居たけどみなこの年に一度の
イベントをきっかけにして、何かを願っただろう。
何かを心に決めただろう。
七夕の日に願った願い事は叶う……。 昔の人は、そう言い伝えてきた。
しかし、結局は自分の気持ちの持ち方なんだと思う。
 とりあえずは、自分の家を持ちたいという願い、いや、そうできる様に
最善の努力をして行こう。 此れが僕のたった一つの、願い……。
でも……其の前に、日記はきちんと書かないと。。。。
               〜続く〜



6月3日(土):偉大なる強敵           ≧今日の1枚≦
  今日はなんだか、たすき一本では肌寒い日だ。
しかし、丁度よかった。 仲間がファイアーエレメントを
倒しに行こうと、誘ってくれたのだ。 ヤツの表面温度は
すさまじく高く、周りにいるだけでも気化しそうになるほどだ。
外の肌寒さも、かき消されていた。 しかし、そんな暑さもものともせず
仲間と共にやつを叩いた。 僕は包帯を巻いているのが精一杯だった。
まだ、攻撃力というものは微々たる物で、乏しいが
回復でなら、手伝う事が出来た。 其れが唯一の僕の役割だった。
  しかし、先ほどから共に戦っている見知らぬ3人の勇者たちが
気になったって、「包帯を巻きますよ」と云って近づき
助け合っているうちに、親しくなってしまった。
流石にファイアーエレメントと云えども、4人で叩かれては
ひとたまりも無いようだった。 しかも、ヤツが必死に攻撃して
やっと当てて食らわしたダメージは、僕がたった1枚の包帯で
リセットしてしまう。 まさしく、タコリだ。
  叩いていた4人は、意見が一致したらしく、云われなくても
理解できた。 5人とも顔を合わせてうなずいた。
皆、飽きてしまったのだ。 それなら、強敵に会いに行こうと
云う事になって、ICEという場所へ向かった。
  先ほどの暑さとは一転して、此処は正気の沙汰ではなかった。
寒すぎる! 何故か、体が痛い。 ナイフで切り刻まれたかの如く
体が痛かった。 よく考えると、熱いところからいきなり寒い所へ
来たのだから無理もなかった。
僕等は只管、雑魚など気にせず、奥へと向かった。
目的の場所に、どうやら着いたようだった。神殿のような場所で
デーモンが住み着いていると、仲間が云っていたが、ヤツの姿は
其処には無かった。 今日は遠出していていないのか。
何分か待ってみたが、現れる気配はなかった。
結局一行は諦めて、帰りの道へと重たい足を運んだ。
神殿を出て、とぼとぼ歩いているといきなり視界が真っ白になった。
其の瞬間、仲間が叫んだ!
  「出たぞー!!」
其れとほぼ同時に身を凍らせるほどのおたけびが聞こえた。
視界を真っ白に染めた本人、僕は恐怖で体が動かなかった。
彼は、ゆっくりと口を開いて、こう云った。
  「我の名は、ホワイト・ウィルム」
  「汝ら、我に攻撃しようとは、神にでも成ったつもりか?」
しかし、仲間達は驚く所か、向かっていった。
魔法、攻撃、回復、魔法の繰り返しで此方が優勢の様に見えた。
その時だ、僕の体力が一気に減っていった。 やはり
魔法耐性の無い身体に、ドラゴンの熱い炎は苦しかった。
僕はすぐに死んでしまった。 其れをカバーしようとした仲間も
ドラゴンの炎に焼かれた。 結局逃げる事になって、荷物を持って
もらい、その場から立ち去ったが、僕の荷物が重荷となって動けない儘
また一人、ドラゴンの炎の餌食になった。 どんどん仲間が死んでゆく。
其れを黙ってみる事しか出来ない自分が腹立たしかった。
結局残りの二人は、遠くまで離れて僕等は親切な通りすがりの人に
復活してもらった。 すぐにアイテムを回収しに云った時には
ドラゴンは地面に身体を横たえていた。 誰かが、この強敵を
倒した様だ。 其れからアイテムを無事回収して、ダンジョンを
後にした一行の胸には、同じ気持ちがあった。
この敗北を決して、無駄にはしない……。 次に彼に会った時は
必ず今日の敵を討つ、と。
  もう、外は暗かった。 一行は、また集まってモンスター討伐へ
行く事を誓って、各々の帰路へと向かった……。
               〜続く〜



5月25日(木):いざ、世界旅行へ!       ≧今日の1枚≦
  そろそろ家の土地を探しておこうと、思っていた矢先、
友人から誘いがあった。 色々な場所を知っているから
一緒に行くかい?と。 僕には其の誘いを断る理由など
見当たらなかった。 あまり生まれ育った町、ブリテインから
出たことの無かった僕には、世界を旅行するという事が
楽しみでならなかった。 始めていくところも有るだろう。
期待を胸に、其の人の出してくれたゲートへと入った。
  テレポートした其の先は、初めて行った町だった。
其の町はブリテインとは全く違う雰囲気に包まれていて
なんだか、海外に出かけたような気分だった。
静かな町、話をしている人も居たが穏やかだった。
色々な人が集まってくるブリテインとは、対象的にも見えた。
  その町から少し離れた場所へ、家を建てられるような
広い土地があった。 海の側で、山が近くにあって、広い大地。
まさに僕の考えていた理想の土地。 でも、其の人が云うには
もっと、いい場所もあるということだった。
早速、其処へ連れて行ってもらうことにした。 ゲートから出ると
其処はまさに最高の場所だった。 家を建てるなら此処しかない。
直感でそう感じるほど、素晴らしい場所だった。
なんというか、此処に家があったら豪邸になるだろう、と。
其処には、高級と呼べる条件が揃っていた。 まさに、完璧である。
  早く家を建てたい気持ちを抑えながら、其の人に勧められた
場所へと向かうゲートに入った。 なんと、出た先に見えたものは
白銀の世界だった。 今まで来た事も無い白銀の世界。
こんな場所がウルティマに存在していたとは……。
目が痛い程の白が広がり、雪も降っていた。
何故か、鎌倉さえもあった。 
  其れからさらに、色々な場所をまわったが、知らないものや
見たことの無い光景ばかりだった。自分がどれだけ此の世界を
知らないのか、その世界の広さに実感させられた。 まだまだ未熟である。
もっともっと、世界を知らなければならない。
自分の知っている世界だけでは狭すぎた。 自分は今まで
何をしていたのだろうと思うくらい、自分の知っている世界は狭く
苦しかった。 ずっと其処へ閉じこもっていたのだから・・・。
               〜続く〜



5月24日(水):明日、家が建つか・・・     ≧今日の1枚≦
  最近は、ある目標に向かって全速力とまでは行かないが
頑張っている。 そう、誰もが待ち望んでいる
マイホームを建てる夢に向かって、只管お金を貯めている。
ウルティマ・オンラインを始めた時からの夢が
今、現実になろうとしている。 以前までは小さなワンルームが

精一杯だったのが、今では2階建てにもう少しで手が届きそうなまで
其の夢は大きく、更に大きく広がっていく。
  しかし、人間の欲望とは限が無いもので、やはり
一度は自分のお城を持ってみたいというのが大きな夢であろう。
だが、今はそんな夢のまた夢の事など考えている暇も無かった。
家を買ってしまったら、手元に何も残らない様では
そんな物には、何の意味も無い。 家を手に入れても
大切な仲間がいなければ、何の意味も……無い。
  此の辺りで少し足を止めて、周りを見渡してみよう。
以前海に出て眺めた空は、今日もまた美しく、其の雄大さを
僕に見せ付けてくれる。 気付けば、今日始めて空を見上げた気がする。
人と話をしていても、僕は目を見ていただろうか?
其の人の話に、本当に耳を傾けただろうか?
  今日もきっと、夢に向かって走るだろう。 だが、少し
其の手を休めて、空を見上げてみよう。 広大な空を……。
きっと、其処にさえ、しあわせを感じるだろう。
               〜続く〜



5月23日(火):結局海の上           ≧今日の1枚≦
  銀行のバンクを何気なく開けると、小さな船のモデルが
目に入った。 そう、あの悲劇によって僕の物となってしまった
大きな船……。 言葉をしゃべるはずもない船だが
寂しそうに、海に浮かべてくれと泣いていた。
たまたま仲間が海の上にいるようだったので、練習がてら
船を浮かべることにした。 広げると大きな船。
1つ気になるのが一緒に出てくる船頭さん。 まあ、其の事は
あまり、気にしないようにした。
  いざ、出発! 気持ちが高ぶる中、船頭に命令する。
     「進んでくれ」
我ながら、船長の風格十分と思った矢先、なにやら船頭が
困った顔をしていた。 船頭は云いにくそうに小声でこう云った。
     「あー、まだ錨を上げていませんよ……」
     「錨くらい気を利かせて上げてくれ……」
そう、云いたい気持ちを抑えて錨を上げてもらい、今度こそ
出発である。 なかなか順調な航海だったが、目的の仲間は
広い海の上で座標も聞かずに会う事は不可能だった。
  仕方なくのんびりと海を漂うことにしたのだが
やはり旅が好きなのか、船が好きなのかはわからないが
此の感覚が心地よかった。 只、ゆらゆらと海を漂う……。
此れで釣り竿でもあれば、なお良かっただろうに。
  結局、事故で手に入った船は、自分で利用することにして
狭い銀行の箱の中から出して、たまには海に浮かべてやろう。
そんな事を考えていて、ふと空を見上げると日も落ちかけ
空は見事に赤く染まっていた。 まるで、僕を見守るように……。
               〜続く〜



5月22日(月):のんびりとした日々       ≧今日の1枚≦
  斧戦士を卒業してからの毎日。 モンスターに
何時殺されるかも分からない恐怖やPKが出ないことを
祈る毎日から開放されてから、UOをまた違った方向から
見ることが出来るようになった。 町でボーっとしている人や
一生懸命皮を人に売ろうとしている人などにも目が止まるようになり
自分の事で精一杯だった頃とは、変わっていた。
  今日もまた、色々な人と長い時間話をしていた。
何かを売り買いするわけでもなく只、話をした。 そういう時間が
最近増えつつあり、また其れが嬉しかった。
明日もまた、誰かに会えるだろうか。
               〜続く〜



5月21日(日):悲劇の船            ≧今日の1枚≦
  其れは朝のこと、僕は巻き戻りは確実と判断し
日本時間のAM7:40分、1番大きな船を2隻買った。
合計で32,000のお買い物。
船に乗るのは初めてではなかったが、何せ此れは自分の船。
厭でもテンションは上がり、港へと走った。
巻き戻りの間のしあわせを思いっきり楽しもうと
すぐに2隻とも海に浮かべた。 並べておかれた船は
想像していたよりも優雅で僕を虜にした。
それから、自分の船を持っていた仲間に色々教えてもらって
其の侭航海へと旅立った。 行く当てのない航海・・・。
何処までも広がる海が心地よかった。
  さて、夕方になりログインしてみると、僕が立っていたのは
海の側だった……5分くらい経っただろうか。
オイラはようやく其の状況を理解した。 震える手つきで
バックを探ると……やはりあった。 巻物が二枚。
広げてみると、船の絵と共にこう書き記されていた。
「大きな船」−16,000G
夢で終わるはずだった船2隻は、今もブリテインの海に浮いている。
               〜続く〜

 





Presented by Abuvi.


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