その1

 タイは今の時期は雨季で2日に1回くらい、夕刻、雨が降る事が多く、時間的には1時間くらいが平均だが、
かなりの雨量である。
タイの気候は涼季、雨季、乾季に分けられ、暑いのはいつでも暑いので日本のように夏みたいのは無い、その中でも、  一番,暑い時期は4月で中頃、ソンクラーンと言い、タイの正月になる日があります。 このときは水を掛け合い皆で楽しみます、今の時期は雨季になります。以前は良く,洪水になり、 タイの日本人学校など長期にわたり休校したこともありましたが、現在は廃水処理などの改善でほとんどバンコックにおいては無くなりました。花子は五階のベランダから子供たちの遊ぶ姿を見ながら
「タイに来たんだなー」と実感していた.

花子はタイで庶民的な生活を体験したくて、観光でなく長期滞在をするため、一人で計画をたて二日前にタイに来た.
着いた日はホテル(日本人が利用しているビジネスホテル)に泊まり、昨日、このアパートに住むことになった.
 昨日はホテルから、前もって調べておいた、ここのアパート(以前タイに住んでいたことのある日本の友人に聞いた)
にホテルからアパートの住所を書いたメモを見せ、ここに着いた.アパートには、片言の日本語の話せるスタッフがいて、家賃3,500.バーツ保証金1ヵ月で入居することが出来た.(日本円1万円で約3、600バーツ)
 昨日は歩いて10分くらいの所にあるジャスコに行き、生活に必要なテレビ、冷蔵庫、寝具・・・・などを買い求め
ついでに夕食も買い無事、生活できる環境がそろった.(買い物 約13,000バーツ)ベッド、洋服タンス、机、電話
などはアパートに備えられているので、買うのは身の回りのものだけである.ここまでは、ほとんどタイ語を使わなくても
何とか済んだが、これからはタイ語で生活しなくては、ならないなーと思っていた.   

                                   
  7月3日 花子は昨日の疲れか、7時半頃(タイは日本時間より2時間遅く、日本時間なら9時半)子供たちの大きな声に目がさめ、外を見ると隣にある学校に子供たちが遊んでいた

   しばらく眺めてると8時にタイの国歌と思われる音楽が聞こえ国旗が揚げられた、勿論、生徒全員が集まり日本式の朝礼である。ベランダから見るとすぐ下に学校、大きな屋敷、前方には高速道路等が見え、樹木もかなりあり、眺めは良い。
 このマンション(日本風ならアパートクラス)は、1フローに60ユニットくらいあり、12階建てである。
日本的に考えれば、かなり大きな建物ですが、タイではアパート、コンドミニイアムでは普通である。
 一階にはミニマート、タイレストラン、美容院、洗濯屋などがあり、アパートの環境は清潔でハエ、蚊、ゴキブリなど見当たらない、しかし、シャワーはお湯は出ず心配だったが、外部が大体、熱いのだから、水といっても生ぬるいお湯のような感覚だ。                                                                   警備は、外には迫力のない汚い制服を着た(洗濯しないのかしら?)ガードマンが居るし(時々居眠りしてる)、なおかつ、エントランスで磁気カードを差し込まなくては入れないので万全だ!???(カードが無くてもカード持ってる人を待ってて一緒に入ってくる) (コンドミニイアムなどはかなり厳しくチェックするが)                 

 テレビはタイローカルのチャンネルが6チャンネルあり(見ても分からない)、それ意外に衛星放送8チャンネルが見られる。
 残念ながらこのマンションにはN.H.K.は入らないが契約すれば見ることができるようだ、日本人が多く入居してるコンドミニイアムには当然入っているが、家賃が高いので現状で我慢しなくてはならない。また、読売新聞を購買すればは当日、朝五時頃、配達してくれるとのこと。

  ここで、タイの電気、水道、電話に着いて少し触れますと、水道は基本的に、飲料水ではないので、飲まないように、電気は220Vなので日本製の電化製品を使用するには、100Vの変圧器(タイで400バーツくらいで買えます)を使用しなくてはならないで注意! 電話は、この数年で格段良くなり日本と変わりなくなりました。以前はダイアルしても30分くらいつながらず、つながっても間違いという状況でした、タイ語で電話のとき "ティナイ クラッフ゜"と今でも言います。日本語で"何処ですか?"という意味になります。                                                以前タイにきた頃、この言葉を聞くと不愉快になりました。電話をかけてきて何処ですか?とはなんと失礼なやつと思いましたが、だんだん意味が分かってきました。ようは、何処につながるか分からないのでこのようになったのでしょう。現在はそのようなことはありませんのでご安心を、ただし"ティナイ カッフ゜"は残ってますから怒らないように!!!  

 

 花子は以前、タイに観光で来て以来、タイのファンになり、日本でも時々、タイ料理を食べに出かけてた。本当はもっと食べたいのですが、日本は値段が高くチャンスがあったらタイにしばらく行き、タイ料理を満喫したいと考えていた。独身時代、最後にそのチャンスが来、それが現実となり、胸がわくわくするようだ。                           しかし今回は、観光でなく、限られた金額で3ヵ月滞在するわけだから、贅沢せずタイ人と、同じような生活にトライしなくてはいけないわけだし、この金銭感覚らが、日本に帰ってから、役に立ち、タイ料理を自分で作れるようになったらいいなあ!などと考えていた。タイに来るにあたり、一応、タイ語会話の本を買い、勉強し、それなりに自信があった?それに、以前、タイに住んでたことがある友人から色々と教えて貰ってるので大丈夫だろうと??楽天的でした。

 英語はそんなに上手でなく、単語をつなげた程度の会話しか出来ない。そこは度胸?と大和魂と勉強したタイ語で???カバーしようと花子は考えていた。                                              そんな時電話のベルが鳴った花子はどきどきしながら受話器を取った。                             「ハロー ティナイ カー?」 と女性の声
花子は相手が何を言ってるのか?タイ語を勉強しても、ぜんぜん分からない、こんなはずじゃない。これは何語だ!
「もしもし・・・・・もしもし・・・」 と花子はタイ語で話したくても日本語しかでない!
「ハロー」
花子は 
「もしもし・・・誰ですか? もしもし・・・・・」 を繰り返すだけだ
「クーン ハナコ チャイマイ カー?」                  
「花子さんですか?」 女性が話す場合後に「カー」がつく,男性の場合は「クラッフ゜」と最後に入れる。              花子は何かハナコと聞こえた感じがし 「もしもし、花子です。何ですか?」 と相変わらず日本語だ!
「クーン ルーム クラハ゜オ ティ レセフ゜ションカウンター  チャイマイ カー?」  
「あなたはレセフ゜ションカウンターにバッグを忘れてませんか?」
「もしもし、何ですか?」 を繰り返すだけ、そのうちに〈そうだ!でんわを切っちゃえ!〉
 と受話器を置いてしまいました。胸はどきどきするし、冷や汗は出るし・・・・・・・
するとまたベルが鳴りました・・・・・・・・・・・<何で掛かってくるの、人の迷惑も考えず>花子はどうして良いか分からず、外に逃げちゃうか・・・・、とにかく受話器をとらないことにしました。ベルはしばらく鳴ってましたがそのうち、相手も諦めたのか止まり。花子は、ほっとするやらまた、かかって来るのではないかと落ち着きません。<そうだ電話機の上にバスタオルをかければ聞こえない>と、気が動転してるので、バスタオルを受話器の上にかけました。いきなりタイ語での連絡であった。花子はこんなはずではなかった。あんなにタイ語を勉強したのに・・・・・・・・・・・・(しかし、実際に使ってないから、相手の言ってることが聞き取れない、それに言葉が早いし 分からないので 早く聞こえる)と早くも落胆・・・どうしようかしら・・・・・・・・・・

次回は近所に夕食を買いに出かける。無事に買えるのか?  「サワディー カー」 タイ語で挨拶の言葉

(特記)
1.ビザについて
『長期滞在にはビザが必要で、仕事でなければ観光ビザを取る必要がある。日本で目黒のタイ大使館行き写真2枚、と手数料3000円で3ヵ月のビザが貰える.ただし、タイの飛行場の入国管理では2ヵ月しか認められてなく、あと1ヵ月はタイの入国管理事務所に行き延長してもらえる.手数料300バーツ、写真2枚必要。詳しいことは大使館で聞いてください.』
2.飛行機の切符について
『長期の切符であれば(90日オープン)キャセイの香港継由が安いと思います.往復4万円くらいで探せると思います』
3.両替について
『ホテルはかなり安いので飛行場か、銀行の両替所を利用すること

  
お願い                                     
 筆者は小説など書いたこともありませんし、日本に長いこと住んでないので文章、漢字らの誤りがあると思います。
タイを紹介するにあたって、私なりに仮説の主人公がタイ滞在の中で苦労したり、色々なことを経験する中で、
 日常のタイのことを説明することが分かりやすいと考えこのような小説風になりました。お見苦しい点など沢山あると思いますがお許しください。