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あれから10年とうとう今日が来てしまった。
私は結婚する。 秘技は私の代で終わりにしようと決心した。 親兄弟・親戚一同は大反対だった。 しかし、私の子孫にまた女の子だけが産まれた場合に私のように辛い思いをしないで欲しいのだ。 普通の女の子として生きていって欲しい。 そう決意して私は明日の結婚式に向かう。 相手はもちろんあの時出会った銀髪の彼、 彼は運命だとみんなが言う。 それを信じて10年これからも信じ続け過ごしていこうと思う。 私さえ黙っていれば・・あのことを黙っていれば全てが落ち着き解決するのだから。。 それは3年ほど前の事、会社帰りに道ばたに転がってる爺に言われた。 「運命は与えられる物ではなく、自分で作る物だ!おまえにはもう一つ道があるはず良く見極めてこうどうするのだ」はっきり言ってそんな道ばたに転がってる爺に言われたってなんの説得力もない。私はそんなことはすっかり忘れていた。 しかし、その2ヶ月後出会ってしまったのだ。 年下の坂口けんじ似の男にしかも秘技絶倫拳は出なかった。私が使い慣れたということもあるけど、あれは違った。 出会った瞬間、目と目が通じ合った瞬間、体ごと吸い寄せられそうになった。 私はその男と恋に落ちた。 そして昨日まで関係は続いていた。 だけど・・・私は銀髪の彼と結婚する。 坂口けんじ似の彼とは終わりにして、与えられた人生を歩んでいこうと思う。絶倫拳と私の秘密を胸に閉まって。 たとえ何があろうとも・・・・ そして500年たった現在、絶倫拳はまた復活を遂げることになった。 そう世界が滅びきってしまったのである。しかしずっと女しかうまれないこの女系一家に復活してなんの役にたつのか疑問である・・ |
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2002年02月17日 22時26分15秒
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それは2週間前のこと、ミスチルの桜井似の男に腕を掴まれた。その瞬間またやってしまったのだ。岩本家に代々伝わる“秘技絶倫拳”〜キッスは目じゃなく膝の裏にして〜を彼に使ってしまったのだ。 私が正気に戻った頃すでに40分はたっていて、彼は「アヒン・・」といって昇天してしまった。 実はこの技岩本家の男に伝わるもので本来女である私にはとうてい使い切れない拳法だった。しかし男子が生まれなかった第45代目の父は岩本の血を絶やさぬよう、この技を守るように私にこれを授けた。しかしこれが不幸の始まり、本来男が使うことになっているこの技、男なら自由自在に使えるという。しかし女が使用主となると話が違う、自由自在に操れるのではなくいい男が近づいてきたとき、女の記憶がとぎれる瞬間に女の中に眠っているもう一つの人格が現れ秘技絶倫拳が出るのだという。しかもその男が童貞であると「アヒン」と昇天させてしまうのだ。 しかし今日その男には絶倫拳は出なかった。普段モテモテの私はちょっと新鮮で嬉しくなった。話を聞いてみようと思った。 「なにかご用ですか?」と男に問いかけた。男はボーっと私をみてそして言った。「あなたの鼻の真下に付いているその直径2cmはあるだろうと思えるそのホクロに私は魅せられました。ぜひ私と結婚を前提につきあってください」私は正直驚いた。いい男に出るはずの拳法が出なかったからというのもあるが、もう一つ岩本家の秘技絶倫拳を使う女にはホクロに惚れる男が現れそして結婚する運命にあると言われているからである。そしてその男には拳法が出ないのである。 父から授かったあの絶倫拳がのっている秘密の巻物に書いてあるとおりの事が起こり始めている。 ここで私が「YES」と言えばの話だが・・・ つづく |
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2002年02月13日 06時29分35秒
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ある晴れた日の夕方、私は近所の土手を飼い犬の次元と歩いていた。 その日は夕日が恐いくらい赤かったのを覚えている。 100M位先に180cm位ある銀髪の男が見えた。 2.0の私の視力からして、その男は確実にいい男だった。 何故か昔からいい男にもててしまう私は、男を不幸にしてしまう女だった。 だからその男を又不幸にしてしまうとイケナイと思い、男と接することが無いよう下を向いて歩いた。 しかしその男とすれ違ったとき男は私に声を掛けてきた。 「お嬢さんハンカチが落ちましたよ」 その軟派にしては古くさい問いかけに、W辺さんの時代に使われたきっかけ作りのこの言葉に思わず私は「あ〜やっぱり神様は許してくれない・・・」と思いつつ立ち止まってしまった。 「ハンカチが落ちましたよ。」といいながその男は私の手を取りハンカチを持たせた。 私の魅力に男が気付き始めているという罪悪感を感じながら、男に礼をいい足早にその場を去った。 男が追いかけてくるのを感じながら、家までの帰り道を急ぎ、やっと家の門を開いたその時、先ほどの男に手を取られた。 同時に家の中から古時計の音が聞こえてきた。 つづく |
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2002年02月12日 06時07分12秒
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