ハーブの薬効を知っていれば、ちょっとしたケガのときもすぐに手当てに役立てる

ことができます。応急処置によく使われるハーブは、やけどや切り傷に効くものや

殺菌効果のあるもの。手元に置いて、気軽に利用してみましょう。

ただし、これはごく軽い症状のときだけ。重傷の場合は、必ず専門医の診断を受

けてください。また、処置をして患部のまわりが赤くなったり発疹がでたら、ただち

に使用を中止します。

 

ちょっとした切り傷のとき

 ナイフでちょっと指先を傷つけてしまったという程度のささやかな切り傷なら、ヤロー

 を用いた応急処置が最適。殺菌効果が高いので、消毒と治療を兼ねた手当てがで

 きます。

 まず傷口をギュッと圧迫して、血を止めましょう。ヤローの葉を細かく刻み、ガーゼな

 どに包んで絞って汁をとり、それを傷口にぬります。バンソウコウは貼らずにおいて

 空気にさらしたほうが早く治ります。

 

軽いやけどのとき

 軽いやけどの応急処置に使えるハーブは、殺菌・抗菌作用に富んだラベンダーと

 アロエ。もちろん、まずよく水で冷やすことも忘れてはいけません。

 ラベンダーはエッセンシャルオイル5〜6滴ほどを30ccぐらいのオリーブオイルで

 薄めて、やけどした部分にぬります。

 アロエを使う場合は、厚みのある葉を裂いて葉肉が患部につくようにしてください。

 

虫に刺されたとき

 虫刺されの手当てに最適なのは、ラベンダーです。エッセンシャルオイルを刺された

 所にぬるとよいでしょう。

 ハチなどに刺された場合は、皮膚から針を抜く必要があるので要注意です。毒の強い

 虫に刺されたときは、やはり医師の手当てを受けたほうが安心です。

 またラベンダーは虫よけにも使えるので便利。この場合はホホバオイルなどで薄めた

 エッセンシャルオイルを皮膚にぬります。

 

歯が痛むとき

 虫歯による歯の痛みをやわらげるには、ペパーミントのうがい薬を試してみましょう。

 お湯1リットルに対し、10〜20gのドライペパーミントを加え、数分煮て煎じ液を作り

 ます。液が温かいうちに、口をすすぎます。

 ただしこれは痛み止めになるだけで、虫歯の治療にはなりません。症状がひどくなる

 前に、歯科医の診断を受けましょう。

 

湿疹・おできのとき

 湿疹やおできなどに効くのは、皮膚の病気にすぐれた薬効をもつラベンダーやジュ二

 パー、ベルガモット。そして日本ではドクダミが昔から利用されてきました。

 ドクダミは葉や茎をすりつぶすか、もみつぶして使用します。患部につけてしばらくガー

 ゼなどでおおっておけばよいでしょう。

 また、陰干しにしたドクダミを煎じた汁を飲んだり、浴槽に入れて入浴するという方法も

 あります。

 

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