4月のある土曜日(21日)。わたくしことバンビーナは、PARTY会場に急いでいた。なぜ急いでいたか?それには理由があった。“ねーさんが、見たい”ただそれだけのこと?で足がすりへるほどのスピードで歩いた。わたしの履いている“シークレットブーツ・ひみつクン”がただのブーツになってしまうほどだった。会場に到着し、すぐに、髭を生やしているヒトを捜した。なぜなら、ねーさんは絶対髭を生やした、大柄な人間である。と確信していたからである。残念?ながら、該当者が見つからず、ホッとしながら、会うたびに整形を繰り返している、K村姉のとなりに座ることにした。ビールを注文したその瞬間!目の前に、来年から更年期障害が始まる!?であろうR(れいやん)がいた。な、なんとか慰めようと考えていた、まさにその時あることに気が付いた!右手奥にはキラリ☆と光る爽やかな、笑顔。そして着物を着せたら、妖艶な雰囲気を醸し出しそうな、スタイルのヒトがこちらを見て笑っているではないか!!もしかしたらこのヒト、、、わたしが追い求めていた“ねーさん?!”きっとそうだ、なんとかしてあの場所にいかなければ、そうだ近くに「ひとみ?ちゃん」がいる。「クリスマスパーティーではありがとう。元気にしてる?」と言いながら近づいていけば、どこから見ても超自然な方法だ(ふふふ、我ながら計算型。いや、計算高い)しかし、噂では、30歳くらいのがっちりタイプのはずだったが、波系の・・・そんなことはどうでもいい、早くいかなければ、時が過ぎてしまう。中ジョッキを握り締め、腰をあげたと同時に、手芸の小袋をポッケに入れるのを忘れているのに気付いた。(お、おれはこれが無いと、ヒトとコミュニケーションがとれない。なんて悲しいサガなんだ)そんなことが頭の中でかけめぐっている間に、レイルマンがいつもどおりの2時間睡眠タイムに入ってしまった。時間が無い!もうすでに中盤から終盤に差し掛かっている。意を決してその場所へと近づき、「ひとみ?ちゃん、ひ、ひ、ひさしぶり。げ、元気だしてるぅ?」(しまった!「だ」が余分だった)きっと変態に見られているだろうなぁ〜?ショック!ここまで来たからには、開き直っていこう。そう心に決め、勇気を持ってねーさんに話しかけてみた。「ねーさん、はじめまして。バンビです。とても素敵な笑顔ですね。ドキドキします。この中で一番キラリ☆です」すかさず答えが。「ぼくは、“ひこ”ですよ!ねーさんは、このヒト」と、手で促されたヒトを見ると、なんとそこには、3番目くらいに素敵な女性がいたのだった。(ねーさん、堪忍しておくれやす)3番目ということで、非常に気が楽になり、いつものように手芸を披露し、みんなの視線を釘づけにしたところでテーブルの逆側を見ると、だいちゃんが酔っ払い「間違えねぇ」「間違えねぇ」を連発しているではないか?肉体関係の。あっいや、血縁関係にあるぐっちはタバコの本数が一段と増加!その横ではK村姉はまつたくのズボンにまで手をつける始末!それには手芸をしながら思わず手がとまるほどだった。彼女はれいやんへのプレゼントである「はかり」を頭の上に乗っけて踊りだすなど、究極の酔っ払い女王と化していた。そんなバカヤローらを見て満足感を覚えながらタクシーの中でほくそえみながら家路につきました。めでたし、めでたし。

〜バンビーナEYE編〜

2001.4.29 著者 バンビーナ