たまに町を歩いていると、ふと、妙な光景に出くわします。
今回はそんな不思議な光景に手をかけてみたいと思う。
昨日のこと。
検定試験の帰り道、或る大学から最寄りのJR駅まで歩いていた、その途中での出来事でした。
前を歩いていた2人組が同じように駅を目指して歩いている様子でした。
まぁ正確には私達(この時は2人で歩いていた)とは違って私鉄へ向かっていたみたいだけど、そんな細かいことはこの際どぉでもいいですね。
とにかく、2人組が歩いてたんです。
そして、何やら話ながら進んでいき……途中で不意に唾を吐いて行ったのです。
さらに暫くして、また唾を吐く。
こんな事を2人供がおこなっていました。
しかしこんな彼等を誰も責める事はしません。
何故なら彼等はこの地にマーキングをしていたからなのです。
ある種の動物は、見慣れぬ地に降りた時に自分のなわばりを示す為、「爪を研ぐ」「臭い付けをする」と言った行動を取ることが知られています。
そう、彼等もそういった動物の一種だったのです。
いわば生理現象というモノだったのでしょう。
この地に他の動物が寄りつかないための印。それこそが「唾を吐く」という行動だったに違いありません。
彼等、唾吐き族(仮称)は、自分の唾液の中にその種にしかわからない独自の臭いのようなモノが含まれています。
種独自の臭いなので一般の人間の鼻ではそうそうかぎ分けることは出来ないのですが、こういったマーキングというのは特有の世界内だけのモノであることもさして珍しくはありません。
そしてそのマーキングによって同種の動物に対して存在をアピールするのです。
もし、自分以外の臭いがそこにあった時、彼等種族は以下のいずれかの行動を取ります。
・他人の縄張りという事を理解し、その地から早急に離れるなどの処置をとる。
・自分の縄張り確保の為に臭いの強い部分に敢えて自分の臭いを据え置く。
前者の場合は「自分の縄張りから離れた場所である」「自分にとって無害な存在である。仲間関係である」といった場合によく見られます。
後者の場合では「自分の縄張りの周囲である」という事がほとんどですが、まれに、「血気盛んな一族である」「嫌がらせ」というケースが確認されています。
後者の行動により種族間の争いになることもしばしばあります。
この争い方についてははっきりとした方法は定められていないようで、中には「あっち向いてほい」で13時間27分かけて争ったという記録すらあります。
……と、言っても。
人型の動物でそんな行為をしているのは、見ていて気分の良いモノではありません。・・・よね?
……また脱線してしまったのぅ(._.怠
2002.7月1日(月)