ドーラーなんて!?


ショールーム見学


購入からお迎えまで


ドーラーなんて!?

 等身大のリアルな人形・・・存在すら知らなかった自分が、その時までは確かにそこにあった。

 たまたま出くわしたあるウェブサイトで、その写真を見てびっくりした。

「これは本物の人間じゃないのか!?」

 もともと、蝋人形大好き人間の私は、ちょくちょく東京タワーの蝋人形館を訪ねていたが(あれって 時々入れ替えられる人形があるのだ。例えばその時代人気の俳優とか。歴史的人物とかは、ずっと変 わらないけどね)、そのたびにこれ一体欲しいなあと思っていたりしたのである。

 しかし、たとえリアルでもそれはそれ、蝋人形は固い。それに対し、このサイトに出ているラブドールと呼ばれる代物は、シリコン樹脂で出来ていて、皮膚の感触が柔らかいだけでなく、手足を曲げたりもできるというので驚いた。 これっていわゆるダッチワイフの究極品って感じか。いや、もうダッチワイフとは別次元のシロモノだぞ。

「これは欲しいかも」

と思いつつ、今度はそれ系のサイトを見て回った。そしてまた驚いたのである。

「何だこの価格は! 60万円なんて誰が買うんだ」

 このドーラーの人達って一体どういう神経しているんだ?(ドーラーの方々、すみません・・・当時は理解がありませんでした)という感覚でした。自分はこうはならないな、とその時は思ったのである。

 しかし、この感覚が、すっかり麻痺してしまうまでに、そう長くはかからなかったので、これまた今思い返せばオドロキである。なにはともあれ、いまそのシリコン娘が僕のかたわらにいる。

ショールーム見学

 さて、数日間、ラブドール系のサイトを見て回る日々が続いた。多分誰でもそうだとは思うが、こうなると「実際に触れてみたい」と思うであろう。ご多分に漏れず僕もそう思わざるを得なかった。

 僕は今静岡県東部地方に住んでいるのだが、三島市にラバースキンというドール製作会社があって、ここだったらドライブがてら簡単に見に行けるな、と思った。そう、まだこの時は本物が見てみたいというだけで、買うという想像はしていなかったのである。やはり値段がかなりネックであった。

 少し勇気は必要だったが、ラバースキン社にメールを出した。返事が来た。数回の電話のやりとり後、ついにショールーム見学に至った。

 まず三島駅で待ち合わせということで、三島駅に着く。そこで電話。するとそこでショールーム近くの駐車場までの詳しい道案内をしてくれた。詳しいと言っても駅からごく至近の場所ですぐ分かり、迷うことなく駐車場に到着。そこでラバ社の荒○さんが待っていてくれた。

 そこから歩いてわずか1分。ショールームとは言っても東京ガスショールームのようなイメージでは決してない。雑居ビルの中に入りエレベーターで数階上がり、事務所のような部屋がショールームであった。常時人がいるわけではなく、見学や物の運び出しなどで、たびたび社の人が出入りするといった感じである。

 ビルの近くのコンビニで缶コーヒーを買ってもらった(笑)。飲みながらしばし歓談。さて、いよいよドール達を拝むときが来ました。

 置いてあったドールは3体。装着されていたヘッドは、それぞれ、千尋、秋雨子、お口涼風だったが、3体のうち1体がフレッシュピンクボディで、それにはお口涼風ヘッドが付いていた。着衣はブラ、パンティ、ストッキングのみ、ミーモ、抱っこなど何でもさせてくれた。

「お、重い」

 それでも普通の人間の同じ身長なら、半分ぐらいの重さだとか。それでも質感は十分。欲しいという気持ちがムクムクとふくらんできました。顔については、どれも非常にかわいいし、迷ったけど、かわいさと凛々しさの両方を兼ね備えた千尋が一番のお気に入り。

 約1時間も見学とお話させていただいた。それでも時間はあっという間に感じた。まだ、買うと言えなかったものの、自分の心の中に、「これは絶対いつか買ってしまう」と考えざるを得なかった。

購入からお迎えまで

 ショールーム見学後、ファッションセンターで女物の服を見たり、ホームセンターでシリコンシーラントを物色したりと、すっかり買う気満々になっている自分に気づく。

「やはり買うのか、俺。」

 考えてみると、1日のうちドールのことを考えている時間が一番長かった。今まで購入した物で、2番目に高い買い物だぞ。1番目はちなみに自家用車だ。2番目がドールなんて。人に聞かれても言えないぞ。うー。しかし欲しい。悩む悩む。が! webで見つけたラバ社のJP-dollを持っておられるまーてぃんさんの「ちひろ」ちゃんがこちらを見つめる目に負けた! もう、即申し込みだ!

 さて、webでの申し込みが10/11、お迎えが10/26だったから、わずか15日ですか。早かったですねえ。しかしやたら長く感じた覚えがあります。その間、心の支えとなったのが、先輩ドーラーの方々の経験談でした。
 思い切ってまーてぃんさん運営のウェブページの掲示板に、思いをぶちまけてみました。申し込んでからお迎えまでの日々は、やはり不安でしょうがないものです。みなさん、いろいろと経験談などを語ってくれました。とても心の支えとなりました。

 実は、お迎えの際には、お迎え日が近づいたら、連絡をもらい、ショールームまで車でこちらから迎えに行く予定でした。ところが、びっくり! 10/25発送のメールを26日の朝に確認したら、26日午前中着で発送しましたとのこと。

「うおおー、まさにこれから来ちゃうじゃないか!」

 たまたま家にいるときだったから良かったものの、この辺はちゃんと気を付けてもらいたいものですねラバ社。まあ結果オーライ。

この後続くのか・・・?