『領域』

緩やかな弧を描く半壊の満月
緩慢な作為…
互いに瓦解するまで 争い続ければいい…
俺に必要なのは非情な心… それを貫く意志…
きっと何も通わない
だから誰も救えない…
怯えにも似たこの感触が 俺にそう諭すんだ

一日は君のために 一日は誰のために…
所詮狡猾な奴等の領域ならば
俺の誓いは何処へ向かうというのか…

もっと純粋に生きていたい そう祈った君の横顔…
守りたい そう願った俺の…
いくつもの矛盾を胸に 俺は暮らしてるよ

二度と取り返しのつかない 嘘を罵りながら
月は自ら 半濁を纏う…