『呵責』

木々の隙間から 街灯の明かりが揺らめいている
横殴りの風は 湿った匂いを巻き散らし
やがて アスファルトを洗うだろう

街路樹に寄り掛かり俺は
ため息と 煙草の煙を吐き出していたんだ
さまよう様に辿り着いた この場所さえ
やがて 雨に追われるだろうね

通り過ぎる人々の 蔑む視線が妙に優しく感じられて…
狂い始めた この感情の行き場を見つけたようだ
もう 君の待つ部屋へは戻れないしね…

意味を持たないものすべての意味を
この雨に委ねてみよう…