GWになった。
私たちは大分慣れてきた。
そして、疲れていた。
だからほとんど、家の中で過ごした。
スカパーを入れたので、映画もたくさん見た。
ビデオもたくさん見た。
夜中までソファーでくつろぎ,、そして何度も愛し合った。
一日は、横浜へ行った。
みなとみらいへ行き、夜景を観て、夜遅くに湾岸で食事をした。
二人で横浜へ行くのは、一緒に暮らし初めて2回めだった。
二人で出かけるのはとても、楽しかった。

それでもけんかは絶えなかった。
だいたいはつまらない事で、私が怒っていた。
いつも彼は私をなだめていた。
以前彼に、「こんなに愛しているのに目を離したらすぐいなくなる。ほんとに俺が愛していてる事を分かってる?」と聞かれた。
分かっていた。
理解していた。
私は心から彼を愛していた。
それでも、彼の関心が私に向けられていないと私は不満だった。

私はお茶を習っていた。
ちょうどお茶会があって、久々にお稽古に励んでいた。
一緒に暮らし始めてから、火曜日にお稽古に通っていたが、土曜日もお稽古に行くようになった。
土曜日の朝彼はまだ寝ている。
私は10時くらいに起きて、彼の朝食を準備し、出かける支度を始める。
彼は、私の準備が終わると起きてきて、今着たばかりの服を脱がせようとする。
私をとても、愛していた。

週末も慌しく、私はだんだん疲れてきていた。
彼にかまってほしかった。
優しくしてほしかった。
でも、彼は、いや、彼も疲れていたのだろう。
私から、目を離し始めた。
私は、彼の変化にすぐに気付き、今までのように怒った。

いつからか、彼は私をなだめなくなった。
二人の間に小さな穴が開いていた。