コンドルがとんでゆく


目がさめると、いつものふとんの中だった。
新聞配達の自転車の音がした。
なんだか足元やらお尻が冷たい。最悪だった。
海未はおねしょをしてしまった。
急にどうしようもない気分に襲われて大声で泣いていると、
ママが起きてきた。となりには桜のふとんだけがひいてあった。
とうとう桜は家に帰ってこなかった。
海未はママにおしりをぶたれたあと
パジャマを着替えてもう一度寝ることにした。
海未は桜の布団でうつらうつらしながら、
ママとパパのけんかをきいていた。
学校に電話したり、警察にも電話をしている。
どうやら先生と桜が一緒にいなくなったらしい。

胸に手をやるとぽよよんはなくなっていた。
サンダルとワンピースが散らかっていた。
ふと枕もとをみると小箱がおいてあった。
あけてみると「コンドルが飛んで行く」が鳴り始めた。
お姉ちゃんは もう帰ってこないんだ 
と海未は思った。
すっかり夜はあけて、静かに朝がはじまっていた。
コンドルが飛んでゆく が鳴り続けていた。

おわり


ここまで読んで下さってありがとうございます。
ずいぶん読みにくいところも多々あったかと思いますが、
作者がなにぶん未熟者ですのでどうかおゆるし下さいませ。(^^)
このお話はりゅうちゃんのイラストを見て創ってみました。

では、またお会いしましょう。 2001. 7. 7masa

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