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日出処の天子 山岸涼子 白泉社


はじめて、このコミックスを読んだのは中学生のときだった。

この出会いは衝撃的で、たちまちわたしは、

厩戸の王子の虜になってしまった。

綺麗な姿と聡明な頭脳があるだけに、

彼の壊れた愛が悲しかった。

決して成就することのない愛だけに

なんとせつない物語であろうか?

特別な才能をもつ代わりに

彼は本物の愛を手にすることはなかった。

幸せとは一体何ぞや?

と思春期のわたしは、思いに耽っていた。

あれから○○年も経つというのに、

未だに厩戸の王子はわたしの心を憑かんで離さない。

2001.4.22. masa

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