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一緒に飛ぼうと言われ頷き
左右を見ると私には羽がなかった
落ちるしかなくて
一瞬目の前が真っ暗になった
けど落ちる事にそのうち慣れ
落ちる事が普通になっていた
上を見ると羽を持った者がたくさん飛んでいた
それは赤や黄色に光り浮いていた
私の手足がバラバラになり散っていく
例えば花が散るように儚くあっけなく
私はそれをかき集め大事にしまった
底につくまで 大事にしまった
底についたら私は上を見なくなっていた
下に広がる永遠に続く白い暗闇に足をつけ汚す事に決めた
大事にしまっていた私を出し
新しいここではじめよう
上は見ない
ここを汚して有害な空気を吸って何度だって笑う
羽なんていらない
私には白を汚す足がある
綺麗に汚す
そして笑うのだ
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