残った身体

 

疼く身体を慰める


誰でも良かった


誰でも満たされた


けど もう駄目なの


唇が違う


声が違う


舌が違う


指先が違う


身体が貴方に向かってどこまでも開いていくの


心が貴方を呑みこもうとしているの


こんなにも 求めているのがわかるのに


部屋には私だけ


今日も 貴方が残したシャツを抱きしめ


月の光を浴びながら自分を慰める


涙で濡れた身体が乾くまで