避けて眠る月に優しい世界を

 

 叶わない事ばかり 願っていた

 

時が止まればいいとか

 

すべて壊れてしまえばいいとか

 

愛に触りたいとか

 

遠くばかり見つめて 近くにあるものから逃げていた

 

怖かった

 

世界が怖かった

 

望んでも 叶わないと知る自分を考えたくなくて

 

叶わない事ばかり 願ってた

 

それでも

 

願う

 

君に出会えたから

 

泣き叫んでも

 

醜くても

 

苦しくても

 

叶わなくても

 

怖くても

 

いつか 幸せだと言える日が来る事を

 


―それまでは 何も見ないで眠っていた気がする

願えば叶う願いがある事も 知らないで