小さな窓

 

雨が止んだから

 

そんなつもりなかったのに

 

ただ なんとなく外が気になって

 

一歩出てみただけなのに

 

涙が溢れた

 

 

どれだけの事を見過ごしてきたのだろう

 

ずっと 小さな窓ばかり見て

 

この窓の向こうに気づく事もなく

 

ただ 雨の音だけを聞いて

 

立ち上がる事もしないで

 

一体

 

何を知ったつもりになっていたのだろう

 

一体

 

何を見たつもりになっていたのだろう

 

空が こんなにも大きい事も知らないで

 

一体 どれだけの事を―

 

 

 

あぁ

 

空が眩しい