大ヒット韓国映画の1アイテム 〜すごいぜ、コリアンパワー〜

 ここ数年、南北朝鮮問題を描いた作品がヒットしている韓国映画。

 その草分け的存在といえる「シュリ」という映画を遅ればせながら昨日(6/7/2001)ようやくビデオでみることができました。

 その劇中で出てきたあるアイテムについて少し気になったのでちょいと考察してみました。

 

 注!少々ネタバレしていますのでまだ映画を見ていない&見る気がある方は読まないほうがいいかもしれません。

 

 

 

 さてこの映画、北朝鮮のテロリストと戦う韓国秘密情報部員のお話なんですが、物語中盤で韓国の開発した新型液体爆弾CTXがテロリストの手に奪われてしまい、

 「大変だあ!」

ということになります。どのくらい深刻な事態なのかをCTX開発スタッフは劇中で次のように語っていました。

 「CTXが200ccあれば半径1km以内のものは跡形なく吹っ飛ぶ。やつらは4リットルも手に入れた。その気にな  れば地方都市ひとつ壊滅だ・・・」

すさまじい威力です。

 手元にある広島、長崎に投下された原爆の威力と比べてみましょう。

原爆によって「跡形もなく吹き飛ばされた」とされる広さは解釈に諸説あって半径1.5kmとも半径4kmとも言われます。

それがもっとも広い半径4kmだったとしましょう。

それに対してCTXは200ccで半径1km。たった4リットルで地方都市壊滅です。

長崎も広島も地方都市ですよねえ?

ひょっとして互角?なんかすごい気が・・・

 

ちょっと待て!

 

長崎に落とされた原爆は重さ4.5トン。

CTXの比重が気になるところですが、仮に水銀並に重かったとしても4リットルは40kgそこそこ。

それで同じく地方都市を壊滅させるとは、CTXのほうが原爆よりすごくないか?

 

どうやら韓国の武器開発部門はすごいものを完成させたようです。

コリアンパワー恐るべし。

しかしこんな危ないものを輸送するのに、劇中では普通のトラックに載せてました。

これは危ない!

危機管理には気をつけて欲しいです・・・案の定テロリストに奪われてるし・・・

それにテロリスト!君たちもそんな危ないもの載せてるトラックに対してマシンガンを乱射するとは・・・

「南の連中は何もわかっちゃいない!」

といっていた君たちだが、君たちも何も分かっちゃいないぞ!

 

さて以上のようにCTXは大変強烈な爆弾であることがわかったのですが、

その起爆方法もなかなか斬新でした。

 

CTXは透明な水筒のようなものに入っています。

水筒の中にはCTXのほかに赤い玉が入っています。

この透明な水筒に光を当てると同時に熱すると、10分後に赤い玉が破裂し

それに誘爆してCTXが爆発する仕組みになっているのです。

そして、光を当てて熱し始めると0.1秒単位というかなりの精度で爆発までの時間を

カウントダウンする文字盤がこの水筒にはついています。

 

映画はクライマックス。

テロリストと格闘しながらセットされたCTX爆弾を解除すべくがんばる主人公。

カウントダウンは確実に0に近づいていきます。

テロリストのボスとの激戦を制し、急いでCTX爆弾を解除する主人公。

果たして間に合ったのか?

止まった文字盤を見つめる主人公。

「爆発まで後0.5秒」

助かった・・・

 

しかし、「赤い玉に光を当てて熱する」という、いつも同じようにはできない起爆方法で正確にカウントダウンする

意味はあるのでしょうか?

とても強い光をあてて、すごいバーナーであぶったらすぐにでも爆発すんじゃないのかなあ?

 

・・・こんなことばかり考えていたのでいまいち映画に感情移入できず、感動できませんでした。

ちょっと後悔。次回は何も考えずに映画を見ることにしよう・・・