※ネタバレ注意
[紹介]
「サーヴィランス 監視者」はSCEから発売されているゲーム。ジャンルは「マルチタスクアドベンチャー」ということで言い得て妙な感じだ。基本は同プロジェクトチームの製作した「やるドラ」シリーズに近く、アニメを見ているかのようにストーリーが進行するのだがこのゲームでは少しだけ違う。「サーヴィランスシステム」というシステムが導入されており、プレイヤーは司令官となって複数のカメラを監視してそこから指令を行うといった内容だ。簡単に言えば複数のモニターから適切な対象を選択してゲームを進めていくのだ。
設定は近未来で西暦2053年。地球-火星間を繋ぐ定期便"スペースプレーン"(スペースシャトルみたいなもの)専門の対テロ特殊部隊「SHADOW SWORD」の隊長「榊 悠輔」の視点で物語は進んでいく。ある日演習中に起こった意図的に仕掛けられた事故。そしてテロ事件を引き金に起こる数々の怪事件とは・・・ といった感じの内容だ。
[感想]
えーまず企画段階からそんなに面白く無さそうに思えるのは管理人だけでしょうか?(^^; むしろ特殊部隊を指揮するゲームだったら面白そうなんですけど、アドベンチャーの分岐を決定するのに複数の画面からアイテムやら人物やら選ぼうったって勘しかないじゃないですか・・・。しかもリアルタイムで話が進んでいくので、開発者の意図通りに対象を選べたときは極少なかったように思います。何回も失敗してその度に覚えていってやっとクリアできるという「覚えゲー」です。あるいは管理人のフィーリングに合ってないだけかもしれませんが。
しかも厄介なことに、同時に複数の場所で話が展開したりします。おかげで話の内容を理解するためにはこっちのカメラを監視しないと駄目だけど、クリア条件を満たすためにはあっちのカメラを監視しないと駄目〜なんてことが多々あります。だからストーリーを理解しつつ先に進むには最低でも1回は無駄にして、その状態をセーブしてからリトライするしかないんですよね。そこがダル〜なわけです。
まぁ他にも細かい不満はあります。このゲームではテロリストや武器などの"解析"ができるんですが、この解析が曲者。解析中は解析対象がメインで表示され、その間に進行しているアニメーションは透けて背後に表示されるんです。これがほとんど見えないんですわ。ゲンナリ(+_+)
良いところもあるにはあります。グラフィックはほとんどが2Dでしかも結構綺麗です。市販のアニメビデオくらいのレベルだと思います。あまりそういうのって見たことないけど(^^;
あと音も結構いい感じで、銃の発砲音なんかも結構リアルなのでは? と思わせるだけの質があります。実は管理人は海外ゲーの特殊部隊物とかよくやってるんで、実銃撃ったことはないけどその手の実銃からサンプリングした音なんかも結構聞いたことがあったりします。それで「まぁアニメでこれくらいなら十分リアルだろなー」と思うくらいだから多分大抵の人はリアルに感じてくれると思います。というか感じれ(嘘)
他にマニアックな意見としては、銃のデザインとかが既存の銃のデザインに似ているので「お〜 ヘッケラー&コックのMP5そっくりだ〜」なんていう楽しみ方もできます。
まぁフォローはこんなもんでいいでしょ。結論なんですが、どんなに良かろうが4時間で終わるゲームです。それで6800円ですから満足できる人は数少ないでしょう。「やるドラ」も一部やりましたが、ボリュームが少なくて満足できないのは変わってないな〜というのが正直な感想です。
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