強さと弱さ
強い人、弱い人。
人ってそんなふうにはっきりと分けられるものなのかな。
人には弱い時もあれば強い時もある。
僕はそう思う。
確かに僕自身、弱い自分はイヤで、常に強い自分でありたいと思う。
だけど、それはとても難しい。
気持ちって「弓」のようなものだと僕は思う。
「弓」は、引いてるときが一番大きな力を蓄えて矢を飛ばすことができる。
だけど、そんな強い力を発揮できるのは緩んだ状態があるから。
ずっと張った状態のままだと、それ以上は力を出せないし
結局は切れてしまう。
気持ちもね、張り詰めてると切れてしまって弱気どころかボロボロになっちゃう。
だからね。
強気な時、弱気な時、どっちもあっていいんじゃない?って思う。
強気になれるのは弱気な時があるからだと思うから。
気持ちが緩んで弱気になったとしても、
それを越えればまた強気な自分になれる。
「弱気だからダメ」とかそんなふうに思わないで、
弱気な時だからこそ、人のあったかさとか
思いやりとかそういうのをいっぱい感じて、
感謝の気持ちをエネルギーにしてね。
それでまた強い自分になれればいいんじゃない?
弱気なときにね、自分一人の殻に閉じこもって
一人で何とかしようとムリしてると、
人のあったかさとか思いやりとかそういうものに気づかないと思うんだ。
それだとね。たぶん人が弱気になってるときに、
あったかさも思いやりもかけてあげられないと思うんだよ。
あったかさとか思いやりが単に優しくすることだとは限らない。
時には厳しくすることだって必要だと思うから。
だけど、自分の弱さを知らないと、人が弱ってる気持ちはわからないと思う。
自分が強い時には、弱ってる人に力を分けてあげればいいじゃない?
人と同じように自分が弱ってる時には、一緒に肩を叩き合って
励ましあえばいいじゃない?
僕はね、そう思うんだなぁ。