不安
鬱になりやすい状況に僕はスッポリとはまってしまったらしい。
必要以上に自責してしまうのは、鬱の時の典型的な症状だそうだ。
鬱の引き金になってしまったのは父を亡くしたこと。
そこにいろんな思いが複雑に絡み合ってるのが今の僕の状況らしい。
鬱の問題にGIDの問題が絡んできてる・・・そこにつながってしまう。
家族や恋人・・・愛する人を失う喪失感。
僕を愛してくれる人、僕が愛している人は、いつか僕のそばからいなくなる・・・。
僕の人生に幾度となく訪れた喪失経験は、
いつしか僕の心の片隅にそんな不安を植えつけていたようだ。
その不安を抱えたままに、僕は唯一の家族である父を失ってしまった。
あらゆることが落ち着いてきて、僕の心にポッカリと穴が開いてしまった時。
それは同時に僕の心の片隅にあった不安が、また一つ現実のものとなった時でもあった。
不安が現実のものとなった時、過去の苦しい思いを呼び起こした。
重なる喪失感が、ポッカリと空いた心の中に入り込んで恐怖感に変わる。
自己否定と自責の念、ありのままの自分を責める気持ち。
僕の身体が男でないから失ったもの。自分のせいで味わった喪失感。
ずっとその思いから自分を責めていた日々にフラッシュバックしてしまい、
また自己否定が始まり自責の念にかられるようになってしまったらしい。
僕の身体が男でなかったために大切な人が「男」に心を奪われた。
これは紛れもない事実。自分のせいでそうなったと僕は思ってる。
だから僕は、恋人が「男」に心を奪われるかもしれないということに、
必要以上に敏感になってしまうのだと思う。それは僕にとって不安以外の
何物でもないから・・・。過去の傷がトラウマになっているみたいだね。
家族や恋人、自分を愛してくれる人、自分の愛する人は
いつかいなくなるかもしれないという不安。
僕の寂しさはその不安から生み出されているらしい。
だから、僕は愛されることに臆病で自信が持てないのかもしれない。
今まで繰り返し体験してきた喪失経験から生まれる不安。
僕にしかわからない経験。僕にしかわからない気持ち。
だからこそ、僕自身が越えていかなければならないことなんだ。