『モデルでドッキリ!』

その1


相変わらず勉強大嫌いのわたる君。
今日も美術の特別宿題をもらってしまいました。
人物デッサンをしなければなりません。

「いいですか、その人物の一番魅力的な部分を引き出さなければなりません。
モデルの人によーく頼んで、じっくりと描いてくるのですよ」

  やっかいな宿題だなあ
  いいや、やめちゃえやめちゃえ


わたる君のぼやきを聞きつけたルナ先生、
「ダメよわたるクン。ちゃんと宿題しなきゃ」
  でもめんどくさいんだよ?
「わたしが内緒で手伝ってあげるから・・・ね?」
  人物デッサンなんだ

「ふーん。
えっ、わたしの一番魅力的な姿を描きたい?」

  ほかにたのめる人いないもん
「・・・わかったわ。わたるクンのためだもん・・・・・わたしやってみる!」
じゃあどういう姿が魅力的なのかしら・・・

こうかな?

やっぱりわたるくんの好みからすると・・・
こうかなあ?

それとも、ちょっと大胆に・・・
こうかな。(なんか自分で楽しんでるみたい)

  ルナ先生、おれもうイイや
  宿題できなくてもどうせ大したことないよ
  じゃあ遊んでくるね


がーーーーーん!

ひょっとしてこのままいくと・・・
落ちこぼれ→ぐれる→社会のつまはじき→暴走族→交通事故→わたるクンが死んじゃう!

このままじゃあ・・・
ふう、やっぱりあの方法しかないのかしら。


つづく

こんてんつへ