8月16日 対UAE
3対1(勝)
日本はロングパスに頼りすぎ、フォワードと中盤の連携が今一歩だった。
ナイジェリアでUー21ベストイレブンに選ばれたことのある小野も
怪我のせいか全盛期の力をまだまだ出せていないし、
中村もまだ司令塔として十分に力を発揮できてない。
8月28日
オリンピック代表18名決定
GK 楢崎 都築
DF 森岡 宮本 松田 中沢 中田
MF 三浦 中田 明神 中村 本山 酒井 稲本 西
FW 平瀬 柳沢 高原
9月2日 対クウェート
6対0(勝)
用事があって試合をテレビを見れなかったが、
6対0の大勝を新聞で知り満足。
良かったと思う点は、
中田英が抜けた後に5点も取ったということ。
オリンピックでも中田英一人に頼るのは危険だからだ。
この試合では彼がつぶされた時に、他の選手が代わりになれる
可能性を十分見せたのではないだろうか。
悪かったと思う点は、
スタメンのツートップである柳沢と高原が
一点も取れなかったこと。
9月5日 対モロッコ
3対1(勝)
勝つには勝ったが、オウンゴールが2つもあった。
9月14日 対南アフリカ
2対1(勝)
前半は南アのペース。
日本は中盤でのプレスが上手くいかず、
ディフェンスも一対一で再三抜かれるなど精彩を欠いた。
その為サイドウィングの位置にいる中村と酒井が積極的に攻め込めず、
中田英・柳沢・高原が敵陣で孤立してしまう状態。
フリーキックのチャンスも濡れた芝に足を取られ、
中村が本来の力を出し切れない。
相手に許した一点はそんな状態から生まれた。
1対1で迎えた後半になっても中田英は相手に囲まれて前を向けず、
稲本、明神も自由に上がれない。
ところがその後、徐々にではあるが日本のディフェンスが機能し始める。
相手フォワードが日本に囲まれるようになってきたのだ。
それに伴い日本のラインも上がるようになった。
中田英もパスを出し、本山も裏へと抜け出す。
そして前半から光っていた高原が後半も爆発する。
前にスペースがあればドリブルで切れ込み、
味方からのパスには斜めに走りこみスルーをもらうなど
ワールドユースを思い出させる活躍で点を奪い、
日本の逆転勝利に貢献した。
次のスロバキア戦までの課題は
ディフェンスのプレス、
両サイドからの攻撃参加、
の二つであろう。
9月17日 対スロバキア
2対1(勝)
今日は中田英の調子が悪すぎたことが第一。
パスも駄目、シュートも駄目といいところがなかった。
その為日本はテンポよく攻めきれない。
いつもは中田英に頼り切って攻撃を組み立てている事が
浮き彫りになったのではないだろうか。
変わって中盤で良かったのが中村・三浦・稲本の3人。
特に稲本は攻守に渡って大活躍し、
間違いなく今日の勝利の殊勲者である。
ディフェンス陣もラインがほぼ統制されてて良かった。
さて気になるのが次回のブラジル戦。
イエローカード二枚で中田英と森岡の二人が出られない。
さらに今日、ブラジルは南アに1対3で負けた。
よって次の試合で仮に日本が負け、南アが勝つと、
日本は勝ち点が並ぶのにもかかわらず
得失点差などの関係で決勝トーナメントに出られない。
最低でも次のブラジル戦で引き分けに持ち込まなければならないのだ。
前回大会は得失点差で決勝トーナメントに出場できなかった
日本だが、今回はどうなるのだろうか?
9月20日 決戦! 対ブラジル
0対1(負)
得点差は1点だが、試合内容はそれ以上差があるものだった。
日本にも得点のチャンスはあったがそれは中村から始まるセットプレーばかりで、
流れの中で掴んだものはほとんど無かった。
特に気になったのが攻撃への人数のかけ方。
ブラジルは中盤から一度サイドにはたき、
その間に何人もの選手が前線へと飛び出してくる。
そのスピードは日本とは比べ物にならず、しかも厚い。
日本では稲本一人だけが似たような動きをするぐらいである。
また、中田と違って中村は攻撃にかけるスピードが遅い。
確かにキックは正確だが、あれだけ遅いと相手に陣形を組まれてしまう。
もう少し速くはたかなければいけない。
次回までに少しでも弱点を修正できればいいなと思う。
南アフリカがスロバキアに敗れたため、
日本は予選D組を2位で決勝トーナメント進出が決定!
一回戦でアメリカと当たる。
実力的にはアメリカは8チーム中で最も弱いので、
日本にとってはいい組み合わせになった。
9月23日 対アメリカ合衆国
2対2(PK負)
見ていてどうも嫌な試合だなと感じたのは、
まずアメリカに比べて日本は選手のレベル差がはっきりしていた点である。
アメリカにはずば抜けて上手い選手が何人もいたわけではない。
しかし個々人が平均的に高いレベルでパスを回していて、
日本のように必ず起点になる選手を経由しなくても形を作っていたように思う。
それともう一つは選手起用について。
調子の悪い中田など使わずに初めから中村をトップ下、
サイドに三浦を使えばもっと幅広い攻撃を展開できただろう。
日本は中盤からのロングボールが多く、
中田がほとんど目立たなかった。
さらに中村と酒井のえぐるようなサイドアタックが全くと言っていいほど
機能せず、攻撃が単調だったのも敗因の一つとして挙げられると思う。
ワールドカップまであと2年。
このメンバーが中心になることは間違いないが、
どうも暗雲立ち込めるオリンピックだった。
日本は初戦の優勝候補筆頭サウジアラビアに4対1で快勝した。
続くウズベキスタン戦でも8対1。
とにかく出場国の中で圧倒的な攻撃力を誇った。
しかし当初、今回の大会は中田がヨーロッパにいて出れない為、
攻撃力不足になるのではないかと思われていた。
ところが蓋を開けてみればその逆で、
中田がいないことで却って中盤で自由自在に
パスを回せるバランスのいい布陣をひける事になった。
僕にとってもこれは意外で、
稲本・明神・名波・中村の中盤、
それに森岡・中澤・服部のディフェンス陣までもが
面白いように自由にパス交換をしていた。
対戦国はそれに全くついて来れず、日本の圧勝につながっていった。
そしてその核になっていたのは間違いなくセリエAで成長した名波である。
3年前のワールドカップ予選では技術があっても体力がなく、
中東での試合になると中田と共に中盤で何もできないまま終わっていた。
それが今回の大会では見違えるほどたくましくなって帰ってきた。
体力だけでなくボディバランスも増したようだ。
そしてもう一人、森島の活躍も大きい。
森島がトップ下に入ることによって相手ディフェンスラインは
いつ森島の飛び出しがあるかどうか分からずひどく揺さぶられ、
結果的に高原・西沢が得るチャンスも多くなった。
中田とは全くタイプが違うが、中盤に多くのパサーを抱える日本にとっては
森島の動きは攻撃力の上昇につながったのである。
アジアでトップになった日本だが
これからは欧州の強豪とも試合を重ねなければならないし、
今回はレギュラーから外れた中田・小野・中田浩・三浦といったいい選手も
まだたくさんいる。
トルシエがこれからどんな戦術を見せてくれるか楽しみである。