富士登山

max:富士山登ってきました。 登ろうぜ、と言い出したのはもちろん僕です。 マツヲという人間だけのつもりが、オレもオレもと人数集まりました。 結局、 マツヲ 熊 タロー 筑波山 MAX ということに。 ただまぁこいつらは、控えめにいうと、 オレとは違った常識を持った人間である。 WEBで調べたり、実際に登った人から聞いて、ほとんど僕が計画を立てました

max:富士山は日本一高い山です! って、んなこと分かりきってるけど。 しかし、分かりきってることは大まかなことだけで、 詳細に関しては結構知らないもんです。だから調べましょう。 僕は http://www.tozan.org/fuji/ というサイトを中心に調べました。 とても詳しく、分かりやすく書いてあるページでして、本当に感謝してます。 (飲み会でのネタにも使える、富士登山豆知識コーナー)++++++++++++++++++++++++++ 富士登山は雪の無い7、8月しかできません。(一般人は) 富士山頂上はその時期でさえ、3℃くらいです。 一般には5合目から登ります。 富士山には4つほどの登山道があります。 吉田口・・・・・非常にポピュラー 富士宮口・・・・非常にポピュラー 須走口・・・・・結構マイナー 御殿場口・・・・かなりマイナー 7、8月の富士山は登山する人が多く、吉田、富士宮では登山者が列となって、 混んで進めない、という状況もあるそうです。 (そのため、僕らは比較的空いている須走口から登ることに決めました。) 須走口の特徴は以下のとおり。    ・結構空いてる    ・ティンバーラインが高いため、途中まで景色がよい       (ティンバーラインとは森林限界のこと。標高の高いところでは森林はないです)    ・吉田、富士宮に比べて登る高さは多いが、それ以上に登山道の距離が長い(つまり、傾斜がゆるい)    ・どの場所でもご来光を拝むことができる(富士山の東側に位置するため) 持ち物は、雨具(必須)、頭につけるタイプのライト、水、食料(チョコとかね)、防寒具(必須)等。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ とゆーことで、自宅通学は僕とマツヲだけだったので、リーダーの僕が車を出すことに決めました。 運転はあまり慣れてないので不安です。駐車はかなり下手。 さらに、ウチの車は15年物のクレスタだからかなり心配でした。(後述) 246号線沿いの駅に集合、246にそってゆく。 地図に関しては、昔チャリで西のほうに行った時の(全国版)が役に立ちました。 ちなみに僕はレポート提出のため徹夜でした。(結局間に合わなかったけどネ、オヤビン!) (登山する時、睡眠不足は絶対にやってはいけません!) 調べて知ってたにもかかわらず、やってしまいました。かなり後悔。 自分のケツは自分で拭え!っていうのはもちろん受け売りです。 しかし、運転はかなり順調でした。他のメンバーは寝てたけど。 だが・・・・・富士山5合目につながる道(傾斜が凄まじい)、ウチのボロクレスタではかなりきつかったです。 5人とその荷物乗ってた、っていうのも大きいと思います。 最初は50km/h出てたのが、だんだん40、30、20となってホントヤバー。 冷房止めて、なんとか着きました。5合目。 5合目駐車場から見上げた山頂
ツルの拳!
17時頃に着きました。 僕が立てた計画は、 17:00   須走口5合目到着 20:00   登山開始 04:00   登頂 05:00   ご来光、お鉢めぐり開始 07:00   お鉢めぐり完了、下山開始 12:00   5合目到着 という感じである。 ま、これよりは遅くなると思うけど。 5合目唯一の店で高菜チャーハン頂きました。 すぐに車内で寝ました。 疲れをとるためと、高いところの空気に慣れるためである。 5合目とはいえ、標高は2000mを超える。 車できたからこそ休めるのです。 19時になり、出発。金剛杖(1000円)買いました 金剛杖買った!
ちなみに僕の格好は下はチノパン、上は姉貴が中学生の時に着てた長袖、靴は高校の運動靴、 というとても登山者とは思えないものです。(靴だけは底の固いまともなものを選びましょう!) 一部からは太極拳スタイル、との声も。 須走口は森林の多いところなので、序盤は森の中を縫ってゆくような登山道。 しかしここで早くもペースに差が。 歩幅をかなり狭くして確実に登頂を成功させようとするマツヲ、僕と、 控えめに言って、とてもマイペースな残り3人(熊、タロー、筑波山)。 結局、熊とタローとは登山出発地点5合目と、山頂と、下山完了地点5合目の3回しか逢わなかった。 しかし、登山ってこーゆーものらしいね。 ペースが違うと本当に別行動になるものらしいです。 責任者の僕が殿(しんがり)を務めるのは当然だしね。一人じゃなくてラッキーでした。 そんなわけでゆっくりと登る。 途中、マツヲのメガネが無くなる、というアクシデントがあったものの。 ずっとマツヲと登ります 本6合です。 清々しい感じ
スタートから2時間ほど。やっと本6合です。 森を抜けて、ね。 本6合で待ってる、という先行メンバーはもう出発しちゃったっポイ。 板チョコをかじりつつ小休止を入れ、新7合を目指す。 またも森の中。 それを抜けると空が見える。 数え切れないほどの星。 プラネタリウムでしか見たことも無いような。流れ星が時たま見えます。 しかしここで、ふくらはぎに疲労を感じ始める。 歩幅を狭くすることにより、太ももは全くもって問題ないが、 そこにかかる負担がふくらはぎにかかってしまったようである。 歩幅をかなり狭くして歩く、というのはWEBからの情報である。 途中、マツヲにリードしてもらいつつ登る。 新7合着。(本6合より1時間) さらに高くなってくる。 眼下にはどっかの街の夜景が広がる。とてもキレイ。 本7合着。(新7合より1時間) こういった、××合と呼ばれるところには山小屋と呼ばれる施設がある。(見た目はプレハブ小屋) 泊まることもできるがWEBによると、 狭くて高くて逆に疲れる、ということで僕らは利用しないです。 この時間になるとご来光を頂上で拝もうと、起きて山小屋から出発する人も多い。 そんな感じで本8合を目指す。 このころには相当寒くなっていて、長袖の上にトレーナー着てます。 結構疲労を感じる。 本8合着。(本7合より1時間半) 風が体温を奪ってゆく。 富士山は独立峰なので風が強い。 我が最後の砦、雨具を装着する。 普通はウインドブレーカーなるものを使うのだろうし、 雨具は雨を避けるために使えよ、という意見はあるかと思いますが、 雨具は立派な防寒具です(重要)。 道の傾斜がかなりある。 さらに、道は石ころ大の大きさの火山岩で敷き詰められており、 踏み込んだ足がずり落ち、またずり落ち、かなり足の疲労が加速した。 9合目に到着。(本8合より1時間) はっきり言って、寒さと局所的な疲労、微弱な高山病(誰でもかかります)でかなりきつい。 オレ以上にマツヲは厳しそうだ。 登頂成功率は50%を切っている、というのは厳然とした事実です。 7合目付近で下山する人、8合目、9合目での人。 山小屋で休憩させてもらうことにしました。 休ませてもらう条件は何かを注文すること。 缶の飲み物(400円前後)、おでん等がある。 注文、とかかいてありますが、別にテーブルとかがあるわけではなく、 土間のようなところに腰を下ろさせてもらう感じです。 マツヲの回復を待つ 9合目。 Tシャツ、長袖、トレーナー、しっかりした雨具。 それでさえかなり寒い。 山小屋で九死に一生をえました
登山者は日本人だけではなく、結構外国人も多い。 となりで酸素缶(?)を口に当て、息の荒いのも外国人の方である。 Are you all right? Ganbare! Fight! という妖しげな英語で励ましつつ、 コミュニケーションを図ろうとしたのはこのMAXさんです。 なんか名前も外人っぽいし。(全然違うし) 彼女はにっこり笑って、 OK. Thank you. と答えてくれました。僕も元気が出ました。 その後彼女がどうなったのか、僕は知らない。 さておき、まわりが少し明るくなり始めた。 僕らのペースはかなり遅い。 でも、本8合から吉田口の登山者も合流してるので、 登山道は行列、渋滞しててちょうどよかったかも。 その間にも朝日が追いかけてくる。 今日は地平線上に雲があるようだ。 これならご来光の時間も少し遅くなるだろう。 登山道は頂上付近になり、その険しさが増す。 ご来光の瞬間を捕らえようと、座り込んでる人もいる。 頂上はもうすぐである、 が、なかなかたどり着けない。 金剛杖には何度も助けられる。 ご来光の瞬間。 僕らは気づかず登り続ける。 振り返ると世界がオレンジ色に輝いている。 夜が明けた。 相変わらず寒いけど。 登頂。 電話して先行組と合流。 なんか注文して山小屋で休憩。 ココア(400円)飲んで、味噌ラーメン(1000円)食べて。 ちなみにラーメンのほうは店の人がサービス(?)してくれました。 料金はアホみたいに高いですが、ここまで運んでくる労力を考えると相応の値段です。 先行組は僕らより30分早かったらしいです。 意外とちゃんと登りきったな、こいつら。 その後、お鉢めぐりはやめました。 みんな軽い高山病のせいで頭がガンガンしてて、それどころじゃなかった。オレも。 下山を開始するときには大分太陽も上がって、気持ちよかった。 気温も上がってきた。 9合目に着く頃には雨具を、本8合目に着く頃にはトレーナーを脱いでた。 下山道は火山岩が砂利のように敷き詰められたブル道(ブルドーザーの通る道)である。 途中、ブルドーザーとすれ違った。運転手に"どけ!"と怒鳴られた。 ここでもやっぱりペースに差が出る。 熊とタローは先行。 殿はマツヲ、筑波山、マンオブソウルことMAX。 筑波山はかなり高山病が厳しいようだ。 彼とゆっくり下る。 すっかり元気を取り戻して アホ行動に走る!
アホ行動第2弾のつもりで撮ったら それ以上にすばらしい絵を収められた。 最高の景色のひとつ
もうオレは誰にも止められない・・・ 皇太子殿下御宿泊所前
とにかく登山とは違って、かなり楽しく下山できた。 ポカポカしてて散歩する感じ。晴れ渡ってたしね。 COME ON! Mt. Fuji!!
7合目まで下ると、筑波山も完全に復活していた。 これから筑波山の逆襲が始まる・・・・ 逆に、いいペースで下ってきたマツヲに大誤算が。 ここらへんから砂走りです。 砂走り、というのは、先ほどまでの火山岩の砂利道とは違い、 もっと細かい砂状の道のことです。 人がとおると、砂埃が舞います。 砂走り、ということで走ってゆくことも可能です。 砂がクッションのように衝撃を吸収してくれます。 筑波山の怒涛の走りが始まった!こいつ人間じゃねぇ!最速。 僕はリズムに乗って砂を攻略しつつ、筑波山を追いかける。 余裕かましていたマツヲは、砂が爪の中に入り痛みが走るようだった。 マツヲは不機嫌に、その一方で筑波山が歓喜の絶頂にいた。 そしてその間に入り、リーダーっぷりを発揮するオレ。 かくして順調に砂走りゾーンをクリア。(リズムに乗りすぎて頭が少し痛くなったけど) そこからは5合目まで森林の中を歩く。 なんというか、自然の獣道を歩く快感、といったものを感じさせるような道のりだが、 いかにも登山客のために作りました、って感じで少しわざとらしさが目に付いた。 ま、楽しかったけどね。 順調に下る。 5合目着。 熊とタローと合流。 ホント、こいつらとは登って降りてくるまでに1回しかあってない。 そんなわけで帰り。 家に着くまでが遠足ですっ! 車の運転がヤバかった。 疲労と眠気(考えたら仮眠をちょっととったものの、2日連続徹夜だった)で ぶつけそうでした。 本当はやってはいけないのかもしれないけど、 タローに運転を交代してもらいました。(車の保険は、持ち主の家族が運転した時に限られるため) それでも事故を起こすよりはマシだったと思います そんなこんなの富士登山でしたが、やはり登ってよかったです。 雲の上にいるっていうのは、考えたら初めて。(飛行機利用中を除いて) ま、登りはきつかったけどね。達成感。 たぶん、タイム的は20代前半にしてはかなり遅かったと思います。 それでも成功したからOKです。 下山楽しかったな・・・ 登らぬバカ、2度登るバカ という言葉があるにしても、もう1回登ってもいいかなと思った夏の真っ只中!

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