排泄
★はオススメ
【アナタノタメヲオモッテ】
【キラワナイデ】
【アナタナシデハ】
【ワタシダケヲミテ】
【アナタダケヲ】
【〜アイシテル?】
【〜シテモイイ?】
【ドッチガタイセツナノ?】
【情】
【王様】
【仕組】
【気分】
【今のうち】
【週末】
【罰杯】
【永遠】★
【人間】
【生屍】
【本当】
【魂失】
【ドッチガタイセツナノ?】
自分と何かを比較させて優位性を証言させる、
その言質を取る為に用いられる事が多いが、
実際には嫌がらせとしてのみ機能する言葉である。
ただしそれを自覚した上で使用される事はほとんど無い。
奇妙な事に、比較できないものや比較できても発言者が
優位とはなり得ないものが比較物に選択される場合が多い。
もしかしたらその比較物の優位性を覆す程の思い込みや
発言を要求しているのかもしれない。ここで留意すべきなのは
期待ではなく要求という点。
最も普遍的に選択される比較物は仕事だが、
奇妙な事に仕事ができない人が好んで使う傾向がある。
仕事をやめても絶対に困らないほどの金持ちに
言われたという話は聞いた事が無い。
そもそも、世の中のほとんどの男性はこれを言われた途端に
比較対象が何であれ、そんなコトを吐く人間は嫌うものである。
対策:貯金額を訊ねる
【〜シテモイイ?】
了解を取り付けようという形にはなっているが、
実際には発言した時点で勝手に了解されたと
思い込んでいる事が多いので注意が必要。
発言者のサイコ度が高い場合はいつの間にか
脳内で対象から懇願されたというコトに都合良く
すり替えられるので後で怯える破目になる場合もある。
この言葉は対象が断りにくい事を考慮されずに
使用される事がほとんどなので、発言者の都合の
良い言い訳として巧みに機能する。
そういう意味では、はからずも発言者の傲慢さを
証明する事になる言葉だとも言えるのだ。
ただし、了解されているというコンセンサスが明らかに
得られているうちは幸福な確認作業の為の言葉として
使用できなくもない。ただし、その認識に明らかな
齟齬が認められた瞬間から不幸が始まるので、
常に冷徹な見極めが必要とされる。
対策:病院に連れて行く
【アイシテル?】
これは質問の形をまとった暗黙の強制であり、
発言者は解答を欲しがっているのではない。
何も考えずに肯定してもらいたいだけである。
何故なら既に1つの解答しか想定されていない、
言うなれば予定調和の出来レースであるからだ。
皮肉な事に、発言者は対象を愛しているのではなく、
対象を愛しているという思い込みを、そうとは気付かずに
愛している場合が大半を占める。とはいえ、
そもそも愛とはそういった思い込みの産物であり、
対幻想なのでそれで全く問題無い。
思考を放棄して安心する為に対象を巻き添えにするという
最も顕著なケースであり、犠牲者は後を絶たない。
対策:本当の事を言う
【アナタダケヲ】
対象そのものにのみ目を向けている事の意思表示として
使用される事が多いが、客観的には発言者の非常に強い
思い込みの押し付けという現象として捉える事ができる。
この発言は同等のパラノイアックな対象からの意思表示を
暗黙のうちに要求している場合があるので、嬉しいからといって
恍惚となるのは極めて危険である。この発言を受けた場合、
自分が愛されていると思いがちだが、自分自身が常日頃から
好ましく思っている世界や関係性などに代表されるもの、
すなわち発言者にとっての外部は比較するまでもなく
排除されているという事を見逃してはならない。
この比較するまでもなくという点が肝要で、要するに生まれたての
雛鳥が目の前の存在を親だと思い込むようなインプリンティングに
過ぎない。そして注意すべきなのは容易く嫉妬や独占欲求への
足掛かりになるという事である。
嫌われたり苦手とされるよりもたちが悪く、非常に厄介な
思い込みだと言える。更に厄介な事に、この言葉が吐かれる
シチュエーションは甘美な感情のカタルシスに浸っている場合が
常である為に、実に気付きにくい。
悲劇なのはこの言葉を言われた方が全て理解した上で、
その気持ちを有り難く思って受け取っているというケース。
逆に言えば気持ちしか有り難くないという事でもあり、
それを対象が自覚する事が、限界が近い事の証明にもなる。
発言者に関しては、対象への依存性が浮き彫りに
なってしまうという側面も見逃せない。
実際にはその場だけのセリフなのは言うまでもなく、発言意図は
「言うと嬉しいキモチになるから」「自分も言って欲しいから」であり、
有頂天にならずに冷静に受け止めることを肝に銘じたい。
対策:土下座してでも撤回してもらう
【ワタシダケヲミテ】
対象の精神地図を自分の存在だけで埋め尽くそうとする
野心的な試み。発言者が対象を強く想っているという事が
前提にあるように思われるが、実際はそうでもないので
手放しに喜んではいけない。
この懇願の形をまとった強制は精神的にも物理的にも
ほぼ不可能な事であり、キチガイになれと言っているのと
同じ事である。故に、この願いがいざ実際に成就すれば
それを求めた筈の発言者は悲鳴を上げる事になる。
単に恋愛対象として自分だけを捉えて欲しいという意味で
あっても、自分が好ましく思っていると表明している対象へ
思考の志向性を制限すると強制している事には変わりない。
ごくたまに死への覚悟をともなって発言される場合もあるが
それはそれで迷惑なだけであろう。
対策:行方不明になる
【アナタナシデハ】
対象への依存性を強く主張している言葉であり、
発言者の開き直りっぷりが露骨にうかがえる。
しかし実際はそう思い込みたいという感情に浸って
うっとりしてるだけの自己満足が大半を占めるので、
額面通りに受け取って調子に乗ってはいけない。
もしくは離れそうな対象を繋ぎ止める為の方便としても
使用される事があるが、本当にそう思ってはいても
それまでの言動が伴っていない場合がほとんどなので
何ら説得力を持たない。
発言者はこの言葉を今までに何人に投げ掛けたのだろうか?
対策:一切の交渉を断つ
【キラワナイデ】
言われた方にしてみれば、良く言えば本末転倒な懇願、
悪く言えば無理難題である。滑稽な事に、これを言われる
場合は既に手遅れである事が多い。言われる事でかえって
嫌ってしまうという皮肉な効果にも注目したい。
この言葉を言われると嬉しく思う人がいるらしい。
おそらく発言者を可愛い存在だと思ってしまうのだろうが、
むしろ恐怖を感じるべき発言ではなかろうか。なにしろ
発言者は自分が好ましく思っていると表明している対象へ、
思考の志向性を制限すると、無自覚に強制しているのだ。
それも語調だけは優しく。
発言者にしてみれば嫌われるかもしれないという事を
恐れての言葉だという事は容易に想像できるのだが、
嫌われたくないという理由から嫌わないで欲しいという
欲求を何の工夫も無しにそのまま対象に向かって
投げ付けるのはあまりにも安易過ぎる。そこには
何をすれば良いかという視点が欠けている。
対策:金品を要求する
【アナタノタメヲオモッテ】
本人にとっては、こんな事を言えば嫌われるかもしれないという
リスクを覚悟してのセリフのつもりだが、実は自分が相手の事を
考えているという思い込みから生まれる空虚なアピールに過ぎない。
本当に相手のコトを考えているのであれば
このようなエクスキューズは必要とされない筈である。
つまり、思っている限りは別に構わないのだが、
それを口に出して相手に投げ掛けてしまった途端に
大きな矛盾になってしまうという皮肉な構造、
非常に興味深いケースである。
自らの言動や立脚点に責任なり自信が持てないからこそ
こういった発言にならざるを得ないのだが、本人は絶対に
気付いていないので指摘しても全くの無駄。
それどころかこの発言を投げ掛けるタイプは、相手の発言や
考えを全く尊重せずに自分の価値観を正しいからという
大義名分でグイグイ押し付けて来るので注意。
言うまでもない事だが、このような思考形態がエスカレートすると
プチサイコやストーカーと呼ばれる不思議ポケモンに進化する
可能性が高いので充分な警戒が必要だ。
対策:生命保険に入ってもらう
【魂失】
喜怒哀懼愛悪欲、これらの七情に代表される感情は
本当に自分から湧き出ているものなのかという懸念
あまねく他者の感情の発露は不思議な気持ちにさせられる現象
同時にたやすく触発され、さながら合わせ鏡のように波動を映し返す結果となる
そこで浮かぶ事は、自分自身の実存への懐疑
無間の懐疑の中で常に自らに言い聞かせているのは
無自覚な嘘を回避するべく醜く足掻く口癖でしかなく
その口癖が無自覚に発せられるという体たらく
本末転倒ではあるが自分からの警告と言えなくもない
演技が演技じゃなくなるようなスキルが足枷となり
いつしか誰よりも表情豊かなタチの悪いデスマスク
決して他者にも自分にも本当の顔を見せぬまま
いつのまにか貼り付いて取れなくなっている始末
ただ、既に血肉となっている事だけは確言できる
頼むから惜しみなく与えるのはやめてくれ申し訳無いから
受け止める皿は粉々どころか塵芥となって風に吹かれてどこへやら
それさえも最初から無かったんじゃないかと言われれば
一言も言い返せず慙愧にたえないだけ
全て理解した上での事なら、なんて残酷なのだろうか
全て誤解した上での事なら、なんて悲惨なのだろうか
全て無視した上での事なら、なんて慈悲なのだろうか
できる事はただ最期まで優しく騙し続けるだけ
その指向性さえも自分に向けて
そしていつかなにか思う事があるのならば
ひとおもいにやっちゃって下さい
その覚悟ぐらいしか持ち物が見当たりません
【本当】
みんなはどうやら「本当」が昔から好きなようだ。
本当の話、本当の友情、本当の恋、本当の仕事、
本当の巡り合い、本当の哀しみ、本当の絶望さえも。
そのくせ本当に「本当」が好きなわけじゃない。
「本当」というレッテルを貼り付けたがっているだけ。
試してみれば簡単にわかる。「本当だよ」って言っておけば
いかに安心するか。下らない本当よりも愉快な嘘の方が
よっぽど役に立つというのに。ただ、口惜しいのは
その愉快な嘘も「本当」という、あまり愉快じゃない
嘘のレッテルを貼り付けておく必要があるという事。
なるほど、どうやらみんなは本当に「本当」が好きなのかもしれない。
それとも「本当」という嘘のレッテルを貼り付けては互いに
飛ばし合うというタチの悪いゲームなのだろうか。そこまでしなくちゃ
いけない程、誰もが「本当」に縛られたがっているのだろうか。
そうする事によっていったい何を忘れようとしているのだろう。
それとも何を忘れようとしていたのかさえ、忘却の彼方に
置き忘れてしまったのだろうか。
「本当」に?
【生屍】
親しい友人達との談笑の最中、この時間がもたらす空気の永続性を願わないわけではない
完成度の高いドラマツルギーのシーケンスに、揺さぶられる想いを感じないわけではない
あまりにも無根拠な青空に対して、無根拠に感謝したくなる心境にならないわけではない
自分への好意から生まれた明らかに熱量の異なる料理を前に、胸踊らせないわけではない
物理的あるいは精神的な暗闇の中の移動に、かすかな期待と興奮を覚えないわけではない
家族のさも当然とでも言いそうな親切から、疑問にも似た感謝を提示しないわけではない
音に身をゆだね恍惚としてる時に、恐怖と共に罪深い美しさを受け取らないわけではない
不眠不休の激務の間隙をぬって呑む一杯で、焦燥と安堵と明日を乾杯しないわけではない
自分の好きな物事に酔い、夢中になって語る友人の笑顔に、嬉しく思わないわけではない
惜しみなく情念を注ぎ込まれて、何かしてやりたい衝動に駆られる事がないわけではない
数限りない他者との関係の中で、甘美な誘惑を伴った絶望から逃げ出せないわけではない
耐え切れない程の嫌悪感を身体性で知覚するような経験が今まで1度もないわけではない
ささやかな憂鬱と酩酊しながら戯れつつ、自己憐憫に似た感情を実感しないわけではない
懴悔の値打ちも無い程の取り返しのつかない過ちに、この身を捧げたくないわけではない
それぞれの実存ではなく、その関係性こそが全てだという事が理解できないわけではない
なのに。何故。
【人間】
何の疑いも無く、次から次へと矢継ぎ早に繰り出される
懇願の形を借りた強制は常に傲慢なエクスキューズ
信じたい事だけを飲み込んで生き続けていけば
誰もがたやすくまとってしまう集合的無意識
共同体がいまだに信仰されている名残でもあり、
共同体が崩壊しようとしている現実を
読み取れていない事にすら気付いていない
読解力とは書物に対して限定された言葉では無い筈なのに
自分の望む返答をあらかじめ想定した質問は
正確にはコミュニケーションではなく、
いかに自己が社会に溶け込んでいるかを確認する作業、
個人主義とは対極にある他者への無自覚な甘え
想像力、思考、厳密さがどこにも見当たらない依存には
シミュレートの痕跡は無い
無根拠なエゴの正当化がまかり通る為の便利な言葉が
日本語にいくらでもある理由は、この国が共同体への
依存を主軸に歴史を重ねて来たから
愛情、憎悪、嫉妬などの感情のリゾーム化によるもつれを
ほどく必要は無く、ただそのもつれ具合を把握しておけば
良いのに、もつれてるのかどうかすら気付けない
安易なセリフが次々に届いても自己確認の足しにもならない
それは届けられる対象の為にある言葉ではなく、
届けるという事実の発生で安心する為の言葉
自分を救う事のできない者の免罪符
だからこそ忌々しいとも言えるし可愛いもんだなとも思う
【永遠】
まず初めて際立ったのは
己の存在のすがたの在り方
自己を見つめさすらう事は
世界を解き放つ事でもある
合わせ鏡のような対象に
巡り合える度に思い出すのは
認識という名の意識の痕跡
旅は誰ともわからぬ誰かへ
向かうと気付かず向かう移動
自分かもしれず他者かもしれず
もしや融け合ってその区別すら
旅は誰ともわからぬ誰かへ
向かうと気付かず向かう移動
移動するべき視線を求めれば
木に日が重なり浮かぶは東
向かうべき道が陽に照らされるよう
己の想う西へ向かおう
そしていつしか気付かされたのは
名が在れば既に可能性
許されてしまっている限り
それを問う必要は無い
木に目をとらえれば相(すがた)となり
相(すがた)に心があればと想う
林に示して禁ずるべき
ひとなりの忌まわしさは己の心に他ならず
いけない事は行けない事
芯は心に草をしげらせ
息をして自らに心をおき
念じるは心の今を
極を見据えて見極めよう
印を結んで飛翔して
掴める像は全方位フラクタル
力と向きと時間とを
全て目の当たりにできるだろう
八卦の出口に言葉を沿えて
見るべき姿を捉えよう
煩わしい悩みが百ずつ在れば
ラインを下げて自ら受けよう
問いて梳かして説いて解き
埜木を重くして種を蒔こう
世界は内にもあり外にもあり
自己は外にもあり内にもあり
無限階層は階層では無く
無限突起は球体の表面に
1つでもあり全てでもある
全てでもあり1つでもある
真の実(まこと)が真実だろう
人に憂いた優しさは
人に言あれば信じよう
兆しに手をさしのべて挑んでみては
追い掛けながら待ってみよう
恐れる事は何も無い
清々しさの色はもう知っている
【罰杯】
まだまだ夜はこれからが佳境
呑んでわめいて大騒ぎ
始まったばかり俺達の時間
酔って笑って語り合う
息が休まる時間と空間
感じいって動じる想念
交わり通じる言葉の意味
適度な緊張と興奮の享楽
泡沫の哀しさを滲ませて
尊さは消えゆく故に
残るものが欲しい場合は
それは自分で何とかしよう
まだまだ夜はこれからが佳境
歌ってはしゃいで大騒ぎ
終わり始めた俺達の時間
喋って悔いて想い合う
息が安まる視線と体温
情けなくも念じる欲求
貫き通じる罪の輪郭
適度な諦観と官能の幽玄
永遠の輝きを鈍らせて
気高さは消えゆく故に
残したいものを与えたい場合は
自分だけでは何もできず
はるか昔から拭えぬ確信
いつか誰からも嫌悪される報せ
最低限の準備は終了
備えあれば憂い可能
目を潤す事はとてもたやすく
そのくせ泣き方を知らぬまま
何処であがなえるかもわからずに
今日も呑み干している次第
まだまだ夜はこれからが佳境
酔いで醒ませば大騒ぎ
終わりが見えない懴悔の時間
生命の持続を祈り合う
【週末】
同じメンツ 同じノリ 同じトーク 同じネタ
同じグッズ 同じショバ 同じギャグ 同じオチ
本当に面白いならばそれはイベント素晴らしい
本当は退屈ならばそれはマンネリやるせない
他者と付き合うコトは果たして
イベントと付き合うコトなのか
マンネリと付き合うコトなのか
付き合ってみなきゃわからない
付き合ってみなきゃ見抜けない
同じ表情 同じ空気 同じ口調 同じ話題
同じ関係 同じ場所 同じ時間 同じ収束
本当に面白いならばそれはイベント素晴らしい
本当は退屈ならばそれはマンネリやるせない
そこへ向かうのはいったい何故か
興味に突き動かされるのはイベント故に
寂しさに後押しされるのはマンネリ故に
気付かなくちゃわからない
わからないようじゃ意味がない
同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ 後は意志次第
同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ 後は自覚次第
同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ 後は自分次第
同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ 後は慣れ次第
【今のうち】
喜ぶのも喜ばせるのも
楽しむのも楽しませるのも
油断するのも油断させるのも
詰まるのも詰まらせるのも
吐き出すのも吐き出させるのも
耐えるのも耐えさせるのも
話すのも話させるのも
和むのも和ませるのも
憎むのも憎ませるのも
言えるのも言わせるのも
困るのも困らせるのも
惑うのも惑わせるのも
大丈夫、永遠には続かない
大丈夫、それで終わらない
形、記憶、印象、時間、対象
あらゆるものを変えて
残るものは残る、ただそれだけ
その都合の良さ、切り捨てられる何か
変化の面白さ、記録と記憶の違い
それらの切なさを味わおう、そして歓ぼう
時には笑っちゃおう、複雑なツラで
【気分】
時間、金、思考、言葉、行為、環境、関係
あらゆるものを費やして欲しいものは特に無し
ただ何かしている気分になれるだけ
それも長くて数年、短ければもう一瞬
だからこそ尊いような
それもまたそんな気分になれるだけ
例えば時間
大した生活してるわけでもないのに
もっと楽しいもっと凄いもっと暖かい
そんなのあるって本当にできるの気付けるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
例えば金
大した使い方してるわけでもないのに
もっと欲しいもっと持ちたいもっと使いたい
そんなのあるって説明できるの知ってるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
例えば思考
大した考えを持ってるわけでもないのに
もっと知りたいもっと聞きたいもっと秘めたい
そんなのあるって何で思うの思えるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
例えば言葉
大した言い方できるわけでもないのに
もっと出したいもっと受けたいもっと抱えたい
そんなのあるって確信できるの使えるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
例えば行為
大した事をしてるわけでもないのに
もっと尽くしたいもっと慰めたいもっと抱きたい
そんなのあるって実際できるの動けるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
例えば環境
大した充実ぶりというわけでもないのに
もっと試したいもっと味わいたいもっと教えたい
そんなのあるって真顔で吐けるの明かせるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
例えば関係
大した者だと思われているわけでもないのに
もっと会いたいもっと遊びたいもっと知りたい
そんなのあるってシラフで言えるの与えられるの
何かしてるかもしれないなら
無駄よりはマシでしょう
ハイ、もちろん正解は
そういう事を考えないで済むように
自分をごまかせる気分を持ち続けられるように
誰かのために何かしてるという気分に浸れるように
その為に利用したりされたりするのが
時間、金、思考、言葉、行為、環境、関係
そして相手
【仕組】
友達が1人もいないから寂しい
友達が大勢いるから寂しい
同じ寂しいなのに同じじゃない
寂しいって気付いただけでもマシかもね
だけど埋め合わせに利用されるんなら
何か報酬をくれ、形は問わない
あえて希望を述べるとすれば
世の中にはいろいろ消費されるものがあるけど
その中でもいちばん流通してるアレ
見返り催促その他抱き合わせ
一切無しの思い込みを1つ
難しい事は何も無いよ
みんなやってる事なんだから
なるべく抵抗無いのを無意識に選んでるから
あまりにも自然だから戸惑うだけで
皮肉にもやり方を一旦忘れてしまえば
こんなにもスムーズにできる事は無いよ
心配いらない痛くもない
この組み合わせが実態の無い大きなものの正体だったりね
でもさすがにそろそろ
頭打ちかな
【王様】
なんてダメなんだとか、なんて凄えんだとか
何もしてない生み出さない、そんな言葉が今宵もまた
心底本気で吐かれた言葉、だけど極端2種類分別
どちらもまごうことなき同罪、表明した時点で確定
ダメって言うのは否定してもらいたいだけ、それもただ単に
思考の果てに紡ぎ出された否定ではなく、ただ形式だけ
凄えって言うのは肯定してもらいたいだけ、それもただ単に
思考の果てに紡ぎ出された肯定ではなく、ただ形式だけ
そんなリアクションで心底喜べるとは、なんて安上がりで素晴らしいことか
驚異的なコストパフォーマンス、脳を使わない擬似会話、画期的
気付いたら誰もいなくなったとして
もともと相手はいらないから問題無し
必要なのはただ頷くリアクション
それさえこなしてくれればOK
これからも我が脳内王国でたった1人の国民相手に語るのみ
そして鏡に向かって語る日課が続けられるだけ
つまり1人、そう仕向けたのは自分自身
【情】
男女間の友情は成立するか?
女は言った「成立しない」
男は言った「成立しない」
女は愛情を持って男を見つめ
男は劣情を持って女を見つめ
その微妙な違いに気付いているのかどうかはさておき
「だよねー」と言える君達
どう考えてもそれは立派な友情ではないかと思わなくもない
そんな情況
いちばん上へ