付録:パソコンでラジオを録音しよう。

・メリット
 カセットテープや MD のように場所を取らない。
 長時間録音が簡単(MDLP やビデオテープ録音もありますが)。
 整理が簡単。
 mp3 や wma(windows media audio)形式でエンコードして CD-R に保存すればコンパクト。
 専用プレイヤーを使えば外でも聴ける。
 mp3 や wma にエンコードしなければ、CD-R/RW 対応のポータブルプレーヤーで外でも聴ける。

・デメリット
 パソコンがないと録音できない。
 エンコードすると、パソコンまたは専用プレイヤーでしか再生できない。

■必要なもの
 ラジオとパソコンをつなぐオーディオケーブル

■必要なソフト
・ 録音ソフト
 ロック音MT
 http://hp.vector.co.jp/authors/VA014492/

■必要なこと
 パソコンのディスプレイはかなりのノイズを発します。
 ラジオの受信にノイズが乗る人は、録音中はディスプレイの電源を切りましょう。

・接続
 ラジオの LINE-OUT(ライン出力)またはヘッドフォンジャックから、パソコンまたはサウンドカードのLINE-IN(ライン入力)にコードをつなぎます。

・ラジオの音量を設定する
 コードをつなぎラジオの電源を入れたらロック音を起動します。
 「Test」を押すとロック音の黄色いレベルメーターが動きます。
 あまり音が大きいと音割れするので、だいたい平均が赤い録音ボタンの上くらいになるように合わせます。
音量調節

■ロック音と LAME を使って mp3 で圧縮しながらパソコンへ録音する方法
■必要なソフト
・エンコーダー
 LAME
 http://lame.sourceforge.net/
 mp3 形式での録音に必要です。

 http://home.pi.be/~mk442837/
 から「lame-3.93.1」をダウンロードします。

■必要なこと
・セッティング
 ロック音MT(以下ロック音)をダウンロードして好きな場所へ置いたら lame も解凍し、その中にある「lame.exe」をロック音と同じフォルダに移動します。

・タイマー録音の設定
 例:毎週月〜金曜日の21:00から22:35まで1時間35分、NHK-FMの「ミュージックスクエア」を録音する場合。

(1)
タイマー設定
 さて基本画面から「Timer」を選んで「タイマー予約」をチェックしたあと、「予約設定」をします。

(2)
予約設定
 下欄の番号の所をクリックしてタイマー予約設定を表示させます。

(3)
タイマー予約
 まず「セット」をチェックします。これを押さないとタイマー予約されません。
 「%3」に番組名を入力。
 「[3]チャンネル」は、AM放送など、モノラルで録音する場合は「1」の方へチェックします。
 「[5]録音時間」にラジオの録音時間を入れます。
 パソコンの内蔵時計が正確でないと放送の前後が切れてしまう恐れがあるので、少し多めの時間を入れておきます。

(4)
時刻、ユーザー定義文字列設定
 「[1] 時刻設定」をクリックして、「毎週」と「」〜「」にチェックを入れ、時刻を「21時00分」にして、「OK]ボタンをクリック。

(5)
録音ファイル選択
 「[6]ファイル」をクリックし、保存場所と保存ファイル名を設定します。
 [ラジオ]%3%Y_%M_%D とすると実際には [ラジオ]NHK-ミュージックスクエア2003_01_09.mp3 などというファイル名で保存されます。
 (詳しくは補足1を参照してください。)

(6)
パイプ設定
 「[7]録音モード」のところで、「PIPE」にチェックし、「PIPE設定」ボタンをクリック。
 「パイプ設定」のウィンドウがでてくるので、空欄の所にチェックを入れとりあえず下記文字列をコピー&ペーストし、「OK」ボタンをクリック。
 lame.exe -b 64 --resample 22050 --add-id3v2 --tt %3 --ta %1 --tc 20%Y年%M月%D日放送分 - "%a"
 (詳しくは補足2を参照してください。)
 「OK」ボタンをクリック。

(7)
予約情報
 「予約設定設定」ウィンドウに戻るので、確認したら「OK」ボタンをクリック。
 さらに「タイマー設定」ウィンドウに戻るので、「開始」ボタンをクリック。

 これでタイマー録音待機状態になりました。
 あとは時間になれば録音されると思います。

 念のため、録音時間を間近に変えてテスト録音してみるといいです。

補足1
 %1、%2、%3、%Y、%M、%D、%H、%N などは置換用文字列で、一度設定しておくといちいち自分で書き換えなくてすむので便利です。
 それぞれ以下のように置き換えることができます。
 詳しくはロック音のマニュアルを参照してください。
 文字列置換規則表
%1%1 で指定したユーザー定義文字列
%2%2 で指定したユーザー定義文字列
%3%3 で指定したユーザー定義文字列
%Y年 (下2桁 例えば 2003 年の場合は 03 に置換)
%M
%D
%H
%N
%S
%W曜日

補足2
 「lame.exe -b 64 --resample 22050」は mp3 の音質に関する設定。
 私の場合、音質よりもファイルサイズ重視なので、

 AMラジオ(モノラル)
 lame.exe -b 24 --resample 16000 --lowpass 7.0

 FMラジオ(ステレオ)
 lame.exe -b 48 --resample 22050 --lowpass 6.0

という設定です。

 音質重視なら、
 AMラジオ(モノラル)
 lame.exe -b 48 --resample 22050

 FMラジオ(ステレオ)
 lame.exe -b 96 --resample 32000

くらいが適当でしょうか。
 このあたりは好みなので自分にあった音質、ファイルサイズを見つけるために試行錯誤してみてください。

 -b :録音したファイルで「きゅわきゅわ」「しゅわしゅわ」というような音が気になる人は、ビットレートを指定する -b の数値を大きくしてみてください。なお、mp3 のファイルサイズはこの数値に左右されます。
 --resample :CDの音質ならサンプリングレートは 44.1KHz(44100Hz) ですが、音質にあまり影響がなくノイズの原因になる高周波数帯の情報を切るために22050Hzなどにサンプリングレートを変換しています。
 --lowpass :これは指定した数値以上の周波数帯をカットする機能です。
 「ピー」とか「サー」というようなノイズが気になる人は設定してください。
 あまり大きくしすぎると音がこもってしまうのでほどほどに。

 WPC ARENA / MP3のビットレートってなに?変えるとどうなるの?
 WPC ARENA / サンプリングレートとビットレート、どう違う?


 「--add-id3v2 --tt %3 --ta %1 --tc 20%Y年%M月%D日放送分」は mp3 のタグに関する設定です。
 mp3 ファイルに自動でタグをつけることができます。
 この場合は、
 タイトル:NHK-ミュージックスクエア
 アーティスト:DJ:窪田有美
 コメント:2003年01月09日放送分
などと表示されます。
 Lame3.93/3.93.1コマンドラインオプション が参考になると思います。


■ロック音と Windows Media Encoding Script を使って Windows Media Audio9(WMA9) 形式で圧縮しながらパソコンへ録音する方法

■必要なソフト
Windows Media Encoder 9 Series
Windows Media Encoder 9 Series からダウンロードしてインストールする。

■必要なこと
WMCmd.vbs をロック音と同じフォルダにコピーする。
WMCmd.vbs は WME9 をインストールしたフォルダの中にあります。

C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder


(1)〜(4)は同じです。

(5)
録音ファイル選択
 「[6]ファイル」をクリックし、保存場所と保存ファイル名を設定します。
 拡張子は「.wma」の方を選択してください。
 [ラジオ]%3%Y_%M_%D とすると実際には [ラジオ]NHK-ミュージックスクエア2003_01_09.wma などというファイル名で保存されます。
 (詳しくは補足1を参照してください。)

(6)
パイプ設定
 「[7]録音モード」のところで、「PIPE」にチェックし、「PIPE設定」ボタンをクリック。
 「パイプ設定」のウィンドウがでてくるので、空欄の所にチェックを入れとりあえず下記文字列をコピー&ペーストし、「OK」ボタンをクリック。
 wmcmd.vbs -input stdin -output "%a"
 (詳しくは補足3を参照してください。)
 「OK」ボタンをクリック。

(7)は同じです。

 念のため、録音時間を間近に変えてテスト録音してみるといいです。

・補足3
デフォルトでは 64kbps 44.0KHz stereo で保存されます。
詳しく設定したい方は以下のような方法があります。

■-profile を使う方法。
wmcmd.vbs -profile [プロファイル名] -input stdin -output "%a"


wmcmd.vbs -profile a48 -input stdin -output "%a"

Profile nameBit rate (Kbps)Description
a20_120FM radio mono
a20_220FM radio stereo
a323256-Kbps modem
a4848Near-CD quality
a6464CD quality
a9696CD-audiophile quality
a128128CD-audiophile quality

■-a_setting を使う方法。より細かく設定できます。
wmcmd.vbs -a_setting [セッティング名] -input stdin -output "%a"


wmcmd.vbs -a_setting 48_32_2 -input stdin -output "%a"

セッティング名ビットレートサンプリングレートチャンネル
192_48_2192000480002
160_48_2160000480002
128_48_2128000480002
192_44_2192000441002
160_44_2160000441002
128_44_2128000441002
96_44_296000441002
80_44_280000441002
64_44_264000441002
48_44_248000441002
48_44_148000441001
32_44_232000441002
32_44_132000441001
セッティング名ビットレートサンプリングレートチャンネル
48_32_248000320002
40_32_240000320002
32_32_232000320002
20_32_120000320001
32_22_232000220502
22_22_222000220502
20_22_220000220502
20_22_120000220501
16_22_116000220501
20_16_220000160002
16_16_216000160002
16_16_116000160001
12_16_112000160001
10_16_110000160001
セッティング名ビットレートサンプリングレートチャンネル
10_11_110000110251
8_11_18000110251
12_8_21200080002
8_8_1800080001
6_8_1600080001
5_8_1500080001

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