とりあえずいくつかの詩を公開します。
「いきていること」
ただ美しいと思う気持ちを
ただすばらしいと思う気持ちを
ただ楽しいと思う気持ちを
ただ悲しいと思う気持ちを
僕はどこへ置いてきてしまったのだろう。
「おもいで」
誰かの心の中で いつまでもその面影を
懐かしい想い出と一緒に
ふとした時に思い出すだけでいいから
困ったとき 悲しいとき
うれしいとき 感動したとき
心の中でその背中を感じるだけでいいから
生き続けるとしたら
人にとってこんなに幸福なことは
ないのではないでしょうか
「優しさ」
優しさは 自分のもろさを
許してもらうためにあるのではなくて
強さは 自分の力を
誇示するためにあるのではなくて
ほんとうに優しい気持ちを持てる人は
傷ついたり 傷つけたりしながら
苦しんで 悲しんで
それでも強く生きること
「未来へ」 「昔のはなし」
遠くへいこう どこまでも 記憶の端にいつまでも残る
二人でならんで いつもの空を どきどきする瞬間たち
あの丘の向こう なにがあるかな? 海の向こう 遠くにかすんだ町
川面に映る顔二つ 背中に夕日が隠れていく
並んで不思議に笑って見える 道の途中に立ち止まり
影と陽射しの境界線にはきっと 振り返ればきっと見ている
誰も知らない素敵な瞬間
僕らの住んでるこの世界の
僕らの誰も知らない場所へ