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街角を歩いていて気付いたのだが、ギリシャ人は寒さが苦手なのか、それとも冬のファションを楽しんでいるのか、ともかく厚着(ほとんどの人がコートを着ていた)で、私たち日本人みたいに春をいち早く感じたいがためにわざと薄着を志向するといったことがないかのようである。これは日本に帰ってから分かったのだが、湿度の違いが決定的な意味を持っているのではないかということである。というのは、実際の所、日本に帰国してまず感じたのが、春先の湿気の少なそうな時期であるにもかかわらず、蒸し暑いということだったからである。ギリシャでは、厚着をしていて外気の温度が急に上昇しても、蒸し暑さを多分感じることはないのであろう。
<ゼウス神殿からパルテノンを望む1>
<ゼウス神殿からパルテノンを望む2>
<ゼウス神殿からパルテノンを望む3>
国立美術館に展示されていた絵画はそのほとんどが、現代の抽象絵画で、見るに値するものはほとんどなかった。現代の抽象絵画(それも個性に乏しい)しかないということは、ギリシャの美術界の後進性を雄弁に語っていると言ってよいだろう。唯一の救いは、シャガールの小品が数点(モスクワ美術館所蔵)展示されていたことである。記念にシャガールのポスター(『音楽家』=展示されていた小品の一つ)を購入した。
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