生の女神はあなたと純粋な魂をもった男性とが結ばれるのを待ち望んでいるよ。
「光を見たい。光に甘えたい」(光を食べたい。光とたわむれたい)
これは創造する若い女性の根源的欲求(本能)です。これはけっして理屈では説明できないんだ。それに対して・・・
「光を配りたい。光を贈り与えたい。」
これは美しい男の根源的欲求であり、美しい男の魂だよ。
だから愛とはあなたと美しい男との神聖な「魂の交わり」にほかならないんだよ。
日本語の恋(こい)とは本来「魂を乞い(こい)受けること」、つまり「魂を迎え招くこと」が恋のもともとの意味なんだ。そのため恋する女性たちと美しい男たちは互いに声を出して自分の想いを歌に託し、相手の魂を迎え入れようとするんだよ。この魂を迎え入れ結びつける行為がじつは「結婚=結魂(たましいをむすぶ)」の意味するところなの。ここに生の女神の崇高さと神聖さがあるといえます。
――数少なくなった日本の美しい男たちへ
日本の若い女性たちが退屈化し、慎みを失った最大の原因は光を与える美しい男の「末期的な減少」にあります。なぜなら、光のエネルギーは美しい男から女性へと発せられ、美しい男の穏やかな光によってこそ女性の魂は輝くからです。この美しい男が末期的に減少した戦後の日本社会で、若い女性たちが退屈化したのはごくごく当たり前の帰結だといえます。
数少なくなった美しい男たち・・・これからは光の子どもを創造する若い女性たちに「まだ知らない喜び」を与えてほしい。
彼女たちがまだ知らない喜び、それは美しい男に見つめられることにほかならないから。
――光の子どもを創造する女性たちへ
美しい男の瞳の輝きは女性の内なる光を増大させ、それによってこそ彼女の身体は輝き出す。瞳の明るさはその身体の明るさ、瞳の暗さはその身体の暗さにほかならない。女性たちは美しい男の輝きこそが光の源泉であるという真実から目をそらさないでほしい。たとえ周囲を暗闇につつまれたとしても、それを信じて光を待ちつづける強さをもってほしい。その極みでこそ光は現れるから。
「魂は美との接触、あるいはもっと神的なものとの接触以外を求めない。けれども同時に魂はそこから逃げる。魂が逃げるときには魂はつねに醜さを恐れているか、それとも本当に純粋なものとの接触から逃げているかである。というのは、すべての平凡なものは光から逃げるからだ・・・この平凡な部分は少しでも純粋な美があらわれるごとに恐怖にとらえられて、肉の後ろに隠れ肉を覆いにする。魂の平凡な部分は光から逃れるために軽い口実を欲する。快楽にひかれることや苦痛を恐れることがその口実となる。それでもまだ魂のなかには聖なるものが残っているが、それは嫌悪の対象であって、もう引き寄せられる対象としてではないのである。」
シモーヌ・ヴェイユ『神を待ち望む』
女性が真の光を受け入れず、何も知らない男性や波長の合わない男性と性的な関係をもった場合、合わないのにもかかわらず、その男のさまざまな感情や欲望を魂のなかに受け入れることになります。
だから魂の力であるエネルギーを吸い取られ、いわば汚れた状態におちいりかねない。魂への影響を考えないで肉の快楽を繰り返せば、それによって女性は必然的に自分の聖なる力をおとしめていくことになるでしょう。
そしてさまざまな問題に悩んでいる男性と親密な関係になれば、自分の魂からその男の否定的な力を取り除くのには多くの時間がかかることになるでしょう。
女性たちにはこの真実を知ってほしい。つまり肉の快楽の追求には二つの動きがあり、一つは純粋な美に向かって走る動き、もう一つは純粋な美から遠く逃げる動きがあるのであるということを。
女性たちは日常に氾濫している平凡な価値観に屈することなく、魂の純粋な声に耳を傾けてほしい。そして恐れずに美しい男がもっている光を見つめてほしい。それによってこそ女性たちの輝きは増し、聖なる光に生まれ変わるから・・・
純粋に愛するとは好きな人との隔たりをも受け入れること、自分と好きな人との距離さえも愛することです。無理に孤独から逃れようとするのは卑怯なのである。純粋に孤独を大切にすること、純粋に愛するものを待つために・・・
あなたが美しい男と出会うとき、それがたった一度きりの人生のなかでもっと大切なとき
このときこそがまさに永遠の時間なのです。
そして愛するものとの聖なる結合は互いの魂にとってこの上ない喜びを与えます。この結合が起こると、性的なエネルギーは宇宙の創造力と一体になり、二つの魂は互いに溶け合い、恍惚の光のなかでともに高く飛翔する。
この神秘の結合によって二つの魂は真実の愛をわかち合うことができる。わたしたちは、愛とは神からの聖なる恵みであり、その神聖な贈り物によってこそ魂は無限に解放されるということを忘れてはならないし、この聖なる行為を犯してはならないのです。
創造の神秘はより崇高なものをめざす二つの魂の神性な行為のうちにあります。そしてあなたたちは自己とつり合う美しい男との出会いによってこそ真の喜びを味わうことができるのです。
この神秘はよりよく生きたいと願うすべての生にあてはまります。この生の原理をもとにしてあなたたちが生の喜びを満たし、新たに光あふれる社会を創造していくを願っています。あなたたちが幸福になることを祈りながら。