――光の子どもを創造するあなたの胸の奥、そこは「生」という名の女神が住まうところ――
わたし
わたしにとってもっとも大切な出来事
それはいうまでもなくわたしの誕生とわたしの死
けれどわたしを生んだのはわたしではない
わたしが創りだしたのではけっしてない
そして死ぬとき
死んだわたしはすでにわたしではない
わたしではない深さが わたしをつなぎとめている
わたしの底よりもさらに深い もうわたしとはいえないもの
でもそれがわたし
そしてそのわたしに出逢うための闇
見ること
目に映るものを映るままに受けとめること
見ている対象に吸い寄せられること
つねに光において見ること
光とともに見ること
見ること
闇が光となるまで
闇が光と出逢うまで
愛
光のなかに沈んでゆくこと
愛してる
愛してるっていいたい
そしておとずれるのは 光・・・
闇
見ている
創るために
闇
目が光そのものとなるまでの時間
濃さだけがはだかで立っている
わたしという闇が裂け目
わたしを広げてほしい
わたしは光の乳を飲み干したい
もし光がわたしを見つめているのだとしたら?
わたしは光の子どもを生もう
おいで光の種たち
わたしのなかで
おまえたちを光の芽に育ててあげる
成熟したときわたしを裂いて発ってゆくおまえたち
とびたたせてやるの
光の葉っぱ
ふりむいた闇が見る光
その光をわたしは吸い込む・・・
闇が裂ける
裂けたそこでわたしはあなたと出逢いたい
光が光のなかにつつまれていること
それが光の闇
あなたの闇で出逢いたい・・・
もしわたしが光をつかむことができたら?
光を抱くこと
それがわたしのみち
わたしというみち
わたしがとけてゆくための
わたしがとけたとき映し出されるわたし
それがわたしのはじまり・・・
愛
運命
命の肉が運ばれる
光のほうへ
愛
わたしがとけること
わたしがうらがえされるとき
光があらわれる
はばたいてもわたしは光になれない?
わたしは光の器になりたい
愛
光に出逢えるのだろうか?
歌いたい
踊りたい
だから光を呼ぶ
闇という目
光を見ている
愛
わたしという闇がわたしのではない深さへ沈んでゆくこと
わたしのはじまりにたどりつくこと
光
闇の裂け目
わたしに裂け目を入れて欲しい
わたしを見つめて欲しい
裂かれるときわたしは
わたしのはじまりにたどりつく
愛
らせん
深みへと沈みながら生が光に向かって高まる無限の運動
歌
踊り
そしてたわむれ
愛
廃墟で生まれる
闇が光と出逢うところ
うつろが現われでたところで