アダルトチルドレン(AC)について



ACっていうのはね・・・(簡単な説明だけど)
子供の時に心を傷つけられるような言動、暴力、虐待のある家庭で
育ったために、生きづらさを感じている大人の人のことです。
子供の頃に受けた心の傷を抱えつづけ、苦しんでいる人たちへの
癒しの言葉だと私は思っています。
 
親、育ててくれた人からの身体的、性的、精神的な虐待によって
力の無い子供は深く傷ついてしまいます。
 
虐待っていうと、抵抗があるかもしれません。
 
でもね、それがタダぽかんって打たれることでも、血が出るほど殴られることでも
馬鹿ねって言われることでも、要らない子って言われることでも
親から与えられることって、ものすごく影響力があるんですよね。
 
親であっても、人間で、カンペキな親なんていないけれど
子供にとって、親に反抗、抵抗することは難しい・・・
親は自分の生活を支えてくれる人だから。
無償の愛を与えてくれるはずの家族だから。
 
親から愛されないまま育つこと、
それがどんなに心痛いことか・・・・。
安定した家庭で育つことが出来なかったから、
のびのびとした子供時代を送れずに
その不完全な家庭の中、
生きぬくために色々な生き方を無意識にしていっちゃうんです。
 
親に愛されるように、自分を作り変えて行く。
無意識のうちに心にたくさんの壁を作っていく。
自分がこれ以上傷つかないように。
感じることさえ、止めてしまう。
でも感じてしまう。当たり前だよね。
生きてるんだもの。
 
ACという言葉を自覚する、認識することによって
自分だけじゃなかったんだ、自分が苦しんでいるのは、こう育ってきたからなんだ、って
思えたら、そこから新しい道が見えてくる。
 
問題を抱えて生きている人たちが、自分はもしかしたらそうかも・・・と考え、
心の隅にそう思っていれば、必要以上に自分を責めなくても良くなる。
 
私もそうだったから。
ACの存在を知ったのは、1997年の夏くらいかな?
そこからね、どんどん楽になっていきました。
 
だってね、私が人を拒絶しちゃうのとか、
無理をして好かれようとしちゃうのとか、
ちょっとのことでも傷ついちゃうのとか、
 
これって子供の時に十分に愛されなかったからなんだよね。
子供だった私に何が出来たんだろうって。
私は悪くないんだって。
やっと思えたよ。
 
今まで心の奥にしまっていたけれど、それを出してしまったら
それほどね、たいした事じゃ無くなっちゃいました。
 
癒されるまでは、長かったけれど、でも大丈夫だよ!って言える。
まだ、完全にじゃない。どんなに捨てようと思っても捨てれないもの。
本当は大好きなんだもの。
  
でもね、苦しみはいらない。私は私の生き方をする。
 もう縛られない。苦しみに自分を縛らない。
 
 
一例ですが、ACを生み出す機能不完全家族、ACの心理的特徴をリストアップしてみました

 

機能不完全家族とは?  
 
●性的虐待がある 
●身体的虐待がある 
●言葉的虐待がある 
●親の仲が悪くいつもケンカしている 
●憎しみにみちている家族 
●兄弟姉妹の中で差別がある 
●家族の中でいつも緊張感がある 
●親からあざけられたり、否定される 
●親の期待が大きい 
●親のコントロール、抑制が強い 
●親が過度に甘やかし、溺愛する 
●表面的にだけ良く振舞う家族 
●秘密がありすぎる家族 
●いつも親が不在 
●親にアディクション(依存症)がある 
●親と子供の関係が逆になっている 
●親に無視されたり、冷たく扱われたり、まともに取り合ってくれない
ACの心理的特徴  
 
●自分を価値のある人間だと思えない 
●不安や焦りから、眠れなくなることがある 
●本当のことを言っても問題がなくても、嘘をついたり、本音とは別のことを言ったりする 
●ひとつのことをやり遂げるのが苦手で、長続きしないことがある 
●小さなことを決めるにも人に相談しないといられない 
●誰かの意見に左右されてしまう 
●必要以上に人の面倒を見てしまう 
●NOと言えず心の負担になってしまう 
●カンペキにするために、自分の健康を損なうほど頑張ってしまう 
●他人と親密な仲になるのが怖い 
●相手が自分を嫌っていないかいつも不安 
●他人に拒絶されるのが怖くて自分から先に関係を切ってしまう 
●いつも無理をしてしまう 
●親の不幸は自分のせいだと思う 
●他人の役にたっていないと生きられない


大人になって社会とズレ

幼児期の心の傷引きずる わがまま認めて

 中津川市出身でカリフォルニア在住の精神療法家西尾和美さん(52)の著書『アダルト・チルドレンと癒し』(学陽書房)が昨年、日本で出版された。

 それによると、アダルト・チルドレン(AC)とは「子供のとき、心を傷つけるような言動や暴力のある家庭で育ったため、心や人間関係に障害をもつようになった人」のこと。大人になっても子供時代の心の傷を引きずり、周囲の期待に沿った行動をしたり、自分の感情が自分で分からなかったりして、「生きることを楽しいと思えない生きづらさ」を抱えてしまう。