Beautiful life」を見た:

2000年の年末にTVで放映されていたので勢いに任せてすべて見ました. 誰に聞いてもこのドラマはいいと言っていたので, 「本当にそうなのかなあ?」と, 結構私の天邪鬼的な感覚で見始めたのですが, やはりよかったです. 何が良かったかとか今考えてみれば, 「愛する」ことへの純粋さみたいなこと, あるいは「愛する」ことをお互いに大切にしていたことかなあ.

究極の愛?
一番印象に残ったのは焼き場でのシーンで,おにいさんが「ありがとう, 君がいてくれて杏子幸せだった」と言ったときにシュウジが, ちょっと困ったような顔をして, 「ちょっとお願いがあるんですけど.... あの犬僕にくれませんか?」と言ったところだろうか? シュウジにとってはキョウコが死んでも, その想いは続いているんだなあって思って,すごく印象に残りました.

なぜシュウジはそこまでキョウコを愛してしまったのか?
これが一番わからない点なんです. 出会って(出会いといってもそんなたいした出会いではなかったし...), 彼女にどのように心奪われていったのかが,分かればなあって思いました.
 
 

脚本家 北川悦吏子さんについて:

以前Long Vacationでこの人を知りました. 今回のドラマもこの人が脚本書いたと聞いて, ちょっと北川さんに興味を持ちました.北川さんは2001年1月現在41本の脚本書いているんですね. あすなろ白書(1993), 君といた夏(1994), 愛しているといってくれ(1995), Long Vacation(1996), 最後の恋(1996), Over Time(1997), などなど(詳しくはここ). 1999年度の向田邦子賞とか第26回放送文化基金賞などの賞もとっているようです.1961年岐阜県生まれ 早稲田大学一文卒, TBS渡辺真里さんとの対談でその性格がうかがえます. 柴門ふみなんかとも親交があるようです(共著の本が何冊かあるので...).

ちょっと話それますが, 私高校の頃, 柴門ふみの「PS 元気です俊平」ていうコミック好きで, よく見てました. その後の作品なんかみていると, 柴門ふみは女性の恋のあり方というか, 女性の性格というか個性というか, 女性が感じているいろんな意味の「束縛」からの解放というか, そういう可能性をひろげようとしているように思えます.

それに対して, 北川悦吏子さんの作品は, 女性だけではなくて恋愛の形態の可能性を広げようとしているように感じます. ロンバケでは今まであまりなかった「男性と年上の女性の恋」, ビューティフルライフでは「障害者との恋」.. まだまだ可能性があるんでしょう. 彼女の今後の作品が楽しみです.
 


JAN. 14, 2001