アメリカ滞在日記:食生活編
Since 2001.01.16.


2001.01.16(水)

 本日のメインメニューは「豚肉の生姜焼き」。

 これは定番で、うちでも人気のメニューです。こちらでは、薄切り、切り落とし、生姜焼きなどという範疇は存在しません。ステーキ用、塊、ミンチ(牛肉限定。合びきミンチはありません。鶏のミンチも見かけません)です。そのため、上等のトンカツ屋に行かないとお目にかかれないようなステーキ用を使っています。これを生姜と醤油(ヤマサの濃口とキッコーマンの薄口をアジアンフード取り扱い店にてゲット! 薄口がヒガシマル でないことが、少し不満な京女のわたし)、みりんを適当に混ぜた漬け汁に漬け込んでいます。
 きょうのごはん係は夫。いつもの通り、まずは慣れた手つきで「錦」ブランドの米を量りとり、鍋で炊き始めます。その間に肉を食べやすいサイズに切り、玉ねぎ、人参、キャベツも切って、肉から焼き始めます。その後、野菜もいっしょに炒め、李錦記のオイスターソース(日本で買うより安かった)などで味を整えて出来上がり。きょうは少々こってり風の味付け(夫談)で、さらにおいしい。疲れてるせいでしょうか?
 ほかには、梅干(持参)、たくあん(アジアンフードの店で購入。韓国ものですが、ごく普通のたくあんの味。前回の分は、べったら漬けのような味でおいしかったので、同じものを買ったつもりが全然違った。でも、おいしい)、昨日炊いたおあげ(アジアンフードの店にあります)とナス(珍しく日本の長ナスに近いものを見つけ、喜んで買いました。ふつうのナスは、大きすぎて使いにくい)も冷製となって、またおいしい。なんや、けっきょくなんでもおいしいんかい!とお叱りを受けそうですが、我々は、日本にいたときと比べて、それほど食生活レベルの低下を感じていません。あー、おいしかった。きょうも幸せ!!

2001.01.17(水)

   本日のメインメニューは「しめじの炊きこみ御飯」。


 日本と同じ短粒米を入手してからこれまで、豆(こちらでポピュラーなキドニービーンズ)を加えて栄養価アップを図ったことはありましたが、一度に炊く量が二合程度と少ないこと、きのこと言えばマッシュルームとお化けのような椎茸しか見ない(北米の松茸が食べられるはずじゃなかったのか!)ため、炊きこみ御飯は諦めておりました。しかし、いいものがありました。一時帰国の際、一子さんから頂戴した 「しめじしぐれ」です。これを使えば、きっとそれらしいものができるはず、、、。というわけで、しめじしぐれと人参、おあげで炊きこみ御飯を作りました。炊きこみ御飯と粕汁には、できれば金時人参のほうが色がきれいでいいなと思うんですが、京都でもあんまり売ってへんもん、ここにあるわけないか。
 ところで、こちらで売っている肉のパックはたいへん重く、きのうの豚も約1キロパック。実は、冷蔵庫には、きのうの生姜焼きと同じ豚肉がまだ7枚ほど残っています。しかし、日記を始めた早々、二日連続同じメニューにするわけには行かないのではないか、、、と、家族会議を召集した結果、自家製梅ドレッシングのサラダ(セロリ、レタス、人参)、たくあん、ねぎとわかめの味噌汁(わけぎよりは太い程度のねぎが、三把で1ドル程度)、ゲイシャ印の鮭缶(怪しげなマークで、うちのアパートの一階にあるコンビニ、Walgreen'sでしか見たことがありません。一缶で1ドル60セントくらいとけっこういいお値段。特売で99セントのときがたまーーにあるので、そのときに買いこむようにと指導中)、カニカマボコのわさびマヨネーズ添えといった、品数が多くてうれしいような、安いおかずでさみしいような食卓になりました。しめじしぐれは、まだ半量残ってます。もう一回楽しめるぞ!

2001.03.06(火)

 長い間更新をさぼってしまいました。どこぞのだれぞと違い、なかなかこれにばかりは専念できませんが、宣言通りのマイペースで参ります。よろしくお願いします。

 さて、本日のメニューはハンバーグ。日本でも自家製ハンバーグは作っておりましたが、夫が参加することはめったにございませんでした。しかし、ここアメリカでは、 生活パターンがまったく同じ。買い出しもいっしょに行くので、食糧の在庫状況も容易に把握できます。第一の趣味の虫に費やす時間が格段に減ってしまい、時間に余裕のある彼は、いそいそとハンバーグをこねるのです。
 牛肉ミンチは
脂肪の少ないものを選んで
1キロばかりで5ドル強。これに食パン(サンドイッチ用が好みです。一斤89セントとはこれいかに)、牛乳、シナモン、ナツメグなどの香辛料、塩、こしょう、卵、にんにく、みじん切りの玉ねぎも入れて、粘りが出るまでよくこねます。几帳面な人は均等に、そうでない人はほぼ均等のつもりで分割し、整形して焼きます。きょうの分だけ残して、後は冷凍庫で出番待ちです。
 きょうの副菜は、クリームコーンスープにしました。缶入りクリームコーンをほぼ等量の水または牛乳で薄め、温めるだけのお手軽な一品。お好みで塩こしょう、スープの素も入れるとこくが出ます。さらにおくらの鰹節和えで緑を添えて、いっただっきまーす。

2001.04.14(土)

 お久しぶりです。この調子では、誰にも知らせることなくこのページが終わってしまいそう、、、。まあ、それもいいでしょう。
 ところで、きょうは、東洋食料品買出しツアーに出かけました。購入したのは、お米、煎りごま、べったら漬け、おあげ、きくらげ、なす、菊菜、もやしなどです。
 今晩のメニューは、鶏の炊きこみ御飯、菊菜のごま和え (夫のたっての希望)、ひらめのムニエル、べったら漬け(きょうは豪華ですねー。夫の誕生日前日だからということにしておきましょう)。
 さて、まずはお米について一言。アメリカでは、お米もポンド表示で売っています。20ポンド(9.07キログラム)が、10ドル前後から。もちろん、うちは安くておいしいものを追求している(?)ので、ひとめぼれ、こしひかりなど、高価な日本の有名ブランドには手が出ません(といっても、20ドル前後。日本に比べてはるかに安いですね)。
現在は通常14ドル前後のところが特価で8.40ドルだった「国寶」。なかなかいけます。しかし、1日に二合ずつ炊いていると、一ヶ月しかもちません。特価でおいしかった国寶はもう売りきれていたので、今回は「ひかり」11.40ドルを購入。おいしいといいなあ。
 たまの更新なので、ひらめについても一言。今回のひらめは、ふつうのスーパーで購入した冷凍もの。ある時期、どこのスーパーでも冷凍ひらめフィレの大きなパックが山積みになりました。そして、その後すぐに消えてしまった(なんで?)のですが、その一瞬を逃さず購入しました。日本では高級魚のひらめですが、こっちでは、シーフードマーケットでポンド(450グラムくらい)2.50ドルで売っています。それをお刺身で食べたりしていますが、冷凍フィレはこれが初めてでした。ムニエルにした感触は、あぶらっぽい、、、。ひらめって、こんなにあぶらっぽかったっけ?日本のものとは違うの??日本でひらめのムニエルって、ほとんど食べたことがないわたしには、よくわかりません。レモンと醤油で、召し上がれ。
 そして、最後にべったら漬け。これは、最近、350グラム(一本ですな)4.24ドルで購入したところとてもおいしかったので、再度購入したものです。漬物好きの我が家は、漬物消費量がかなり高いのですが、こちらの東洋系食料品店で売っている漬物は、日本のスーパーで売っているくらいのレベルなので、なかなか「おいしい!」と言える漬物に出会えません。高菜、どんど漬け(ご存知?)など、あることはあるんですが。おいしい漬物って高いでしょ?わざわざ輸入しても、あんまり売れないのかもしれませんね。
 それでは、次回の更新まで。

2001.06.02(土)

 本日のメインディッシュは、なんと レッドフィッシュ。先々週末、ボス夫妻から、御子息が釣り上げられたという 60センチ級のレッドフィッシュをまるごと一匹いただきました。ホイル焼きのレシピまで教えていただいたのですが、その週末は、あいにく冷蔵庫に食べるべき品がたくさんつまっていたため、冷凍庫にて眠らせることにしました。先週末は、カリフォルニアから来た友人たちとの外食続きで時間がなかったため、本日、ようやく料理することにしました。
 バスタブで泳がせて解かしたレッドフィッシュは、きれいに掃除されていたため、水気をふいて、オーブントレイにアルミホイルを敷いたところへ移します。塩胡椒をたっぷり塗りこみ、玉ねぎ、コアンドロ(cylantroという香草、パクチーのような香りがします。台湾語では莞というらしい)を腹に詰め、上からもどっさり載せます。サラダ油少々をふりかけ、おいしい汁が逃げないようにきっちりホイルで包んで華氏400度(約200℃)、40分焼きました。
 レッドフィッシュは釣り人に人気の高いおいしい白身魚で、一人当たりの釣り上げ制限があるほどです。尾ひれに特徴的な大きな黒丸があります。ここに来た当初、ボスのお宅であんかけをご馳走になり、骨まできれいに食べてしまいましたが、今回のホイル焼きもばっちり。魚から出たおいしいソースとしんなりした野菜も美味で、ふたりできれいに平らげてしまいました。こんなに簡単においしく調理できるなら、ぜひまた食べたいものです。今度、シーフードマッケットに行ったら探してみましょう。
 なかなか更新しないまま、ニューオリンズ滞在も残りわずかとなってしまいました。あと何回更新できるやら。マイペースでやりましょう。それでは次回まで。