何を見に行ったかというと、『ITER』なんですが、なんだか知らないけど『ACMA』という東京のバンドの『LOOKING FOR THE PLACE』というファースト全国ツアーのラストだったらしく、それが前面に出ていたみたいです。
1. ITER アポロスクエアで初めて聴いたときより少しやわらかく、聴きやすくなった感じがしました。 はじめてみたときのインパクトが強すぎたのかも。 とりあえずそこでやっと念願のCDをゲットできました。これから聴きます。
2. Standing Flower Garden 最初のインストで後期のツェッペリンを髣髴とさせるギターのリフがあり、「おっ、もしかすっとこれは拾い物かも」と期待。高度なテクニック、まとまった構成。 そして2曲目、チョットスローなナンバー…ボーカル、声が河村隆一激似。フェイクの感じもよく似ている。甘く歌い上げるバラードが続く………目を閉じてうっとりと河村隆一。 ギターソロ。『天国への階段』を思わせる間奏。歌は…河村隆一。顔は…非河村隆一。
3.ACMA 物販がすごいし、地元のファンは来てるし、ちょっとナマ写真のぞいた感じじゃロン毛にメイク。 まあ、ファンの女の子はそれほど過激ファッションなのはいなかったんだけど、ひょっとしたらけっこうハードな線かとちょびっと期待。 しかも寸前になって入ってきた二人の女の子がフリフリのレースの白い髪飾り、白いレースの衿のついた黒いワンピース。黒髪はもちろんストレートのロング。前髪は目のあたりでまっすぐ揃えてる。たくさんバンドの付いたかわいい靴。おそろいでちょっとコスプレっぽくしててめっちゃくちゃカワイイ光線発射しまくり。 どうしてひとは同じようなものが複数あるとかわいく感じるんでしょうね。もうこうなると顔がどうのじゃなくて無条件降伏。 私もライブは行ってるとは言え、さほどビジュアル的にスゴイのは行ってないので、こういうお嬢ちゃんたちが集うところには縁がなくそれだけに興味津々。 ファンはバンド(アーティスト)の鏡というし、期待は異様に盛り上がる一方でした。
そしていよいよ幕は開き私の第一声。 『普通のバンドじゃん』 正直言って多少趣味に合わなくても、多少グロでもゲロでも、もっと強い個性がほしかったなあ。歌の感じは若干ミスチルっぽい。なんていうかボーカルがほかのバンドに比べて弱い感じ。『好きか嫌いか』って聞かれたら『好き』って答えるけど、『普通か大好きか』ってきかれたら『普通』。多少古めのハードロックかなあという気はするんだけどねえ。 九州からまわってるそうだけど、正直あんまり魅力を感じなかったので、費用さえあれば全国ツアーってできちゃうんだなあと思いました。 月一くらいで東京でライブハウスに出ててこんなに熱心なファンができるんだったら、もしもしネイビーズが東京でライブやったらもっともっとファンはつくだろうと思った。正直言ってこのバンドが基準なら楽勝。
まあそれだけライブハウスの数も多くランクも多く、そしてバンド数も多いってことでしょうけど。
それにしてもさあ。最近名は体をあらわさないバンド名、多くない?『ACMA』っていう名前にすっかり騙された。『ポルノグラフィティ』に騙されたと同じくらい騙された。
そうそう、あのWINKちゃんたちのようなお嬢ちゃんふたり、演奏中も激しい動きはなく、最前列センターでまるでパフィーのように、右に左にゆうらゆらとリズムにあわせておそろいに揺れてましたっけ。
4.Orange このへんでそろそろとっても退屈してきました。サイドのベンチに腰掛けて客観的に見ているせいか眠たくもなり出し、ここらで一発目のさめるようなやつをガツンと…と思ってみていると、幕の隙間からロン毛のお兄さんが顔を出しました。 「お、オオーッ、ロン毛に皮パン!いよいよ、いよいよじゃあッ!」ってな勢い。そして幕は開き、真中に裸の背中を向けて立ちはだかるボーカル。金髪ロン毛。おおーーーーッ!……ん?何だろうあの背中を横切る細いヒモは??…あ。♀。 ボーカルとドラムスがおねえさまというこのバンド、翌日『ライブスピカ』出演を控えていて、しかもラジオのエンディングテーマにもなっているというスゴイバンドらしいのだが。 ヤイコ+チャラ+本人÷4という歌唱。しかも、私の耳のせいか、いた場所が悪かったせいか、誰のせいなのか眠かったせいなのか早く帰りたかったせいなのか、なぜか一曲まるまる最初から最後まで半音くらい音程がズレて聞こえてしまい、さすがの私もすっかりヘコんでそそくさと会場をあとにしました。 |