笑おうよ

「笑う角には福来る」って言ううじゃない


 街を歩いててすれ違う人、車に乗ってて見る対向車のドライバーの顔、私の気のせいだろうか、みな眉間にしわよせたしかめっ面だ。それからしたら私など、だらしないくらい、にこにこ顔だ。大抵機嫌がいいのか、口半開きでにへらにへら笑ってる。
 だから、余計にみなのしかめっ面が、気になる。多分、長渕剛の歌の歌詞にある「怖さがないと、笑われる」の通りに、みな思ってるのじゃないだろうか。怖さがないとなめられる。そんな、生き馬の目を抜く世の中なのだろうか。じいちゃんもばあちゃんも女も子供もしかめっ面で、ぎすぎすしてて生きにくいよ、住みにくいよ。
 みな、家でもそうなのかい。家じゃ家族のなかでは、安心してわらってるんじゃないのかい。私は、だまされたっていいから、目を抜かれたっていいから、にこにこしてたいな。私を含め、みな、にこにこしてる笑ってる顔こそ本来だと思うから。