学者と企業家
最終更新日:98/10/20
企業家(社長/会長)と学者(大先生)の討論会?(懇親会)を見に行く機会があったので、報告を兼ねて書いておきます。
押し並べて、企業家は先生に弱い。というよりも、そもそも議論を吹っかけるほど期待していないように思われた。だから、討論が始まってもあえて発言しようとしない。企業家は自分の理論は口で説明しなくても、社内で実現させていくものだからなのだろうか。端から見ていると、企業家は一歩引いているのがわかる。
学者というものは一旦えらい地位に就くともはや終身雇用に近い状態となる。だから、後はその状態を長年保つだけである。となると、当然メンバーは同じになり、その中での力関係もまた安定したものになる。よって、先生をとりしきる大先生はいつまで経っても大先生のままでいられます。実際にえらいのだから仕方がない・・・?。
過去の業績が素晴らしい事は皆さんお分かりです。しかし、その業績を活かした新しい力というものは当然生まれてきます。ニュートンより今の数学者のほうが優れているのはニュートンの力学を受け継いでいるからだと。だから、大先生を奉るのは当然ですが、私といたしましては新しい息吹を望むわけです。
とはいえ、学界の権威のない人々が持論を展開しても余計に相手にされないで終わるだけかもしれませんけれども。
結局議論中心の学業と、実践主義の産業では相容れないのでしょうか。
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