スピードの効用
最終更新日:98/11/28
同じ作業をするのならば、かかる時間は変わらない。人が求めるのは過程や経過時間よりも手元に来た時間を評価する。経過時間を重視するのは、頼んでからどのくらいの時間で答えが返ってくるかを予測しておきたいからだろう。パソコンのファイル処理は予想時間を表示するようになっている。だから、予想している時間よりも早く答えを引き渡すことができるのなら満足度の向上に役立つ。思ったタイミングで出せるのが一番理想かもしれないが、相手の状況が完全につかめない状況では遅れないことが一番大切なこととなる。
プロジェクトというものは、スキルを持った人がいるだけではスムーズに進まない。なぜなら、スキルあるものは人気者だからである。人気者は引く手あまたである。よって、スケジュール管理ができていないといつまでたってもプロジェクトは進まない。
秘書さんが有能であれば本人は与えられたことだけを処理することに専念することができるのだが、それほど稼いでいない人は自己管理でまかなうしかない。時間を管理できれば無茶な注文にみえるオーダーも案外時間無いに終わらせることが可能ということに気がつくと思う。逆に処理は簡単なものの数が多く、トータルの時間は非常にかかるということもあるだろう。
一番馬鹿なことは「やります」といってから、空いた時間に処理しようすることである。その空白の時間さえ評価対象になるということを忘れているのだから。 ちなみにコンピューターで処理測度を体感できるのは自分が命令してからの時間である。だから、インターネットブラウジングなどではあらかじめコンピューターに処理させておく方法で見た目上の体感測度を上げる方法がとられている。ブラウジングはCPUの処理測度よりも、キャッシュや描画システムが鍵を握っていることからも、計算スキルだけよりも事務処理スキルも求められていることがわかるだろう。
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