自転車と新幹線
最終更新日:99/04/05 新幹線を使うと東京まで2時間40分程度で京都から行くことが出来る。「のぞみ」や「700系」を使えばもっと短い時間で行くことが出来るであろう。私は馬を持っていないので早馬を飛ばすことは出来ないが、電子メールであれば1日の内に世界中に飛ばすことが出来る。そんな時代ではあるが、高校の先生の教えを守ることにする。「取りあえず、自分の足で確かめなさい」。
さすがに東京まで歩いていこうとは思わない。機会があればやってみたい気はするが、たくさんの日数をかけなければ実現できないのでね、とりあえず自転車で名古屋までの距離を確かめてみることにする。
自転車を使うと神戸から愛知県の半田市まで21時間を切るタイムを出した人がいる。私は体力に自信がないのでその半分のペースで名古屋を目指すことにした。それでも、2時間を過ぎたあたりから余裕がなくなり、ペースは下がる一方。疲れがたまるほど、些細なことに過敏になったり、鈍感になったりする。自転車の変速ギアがいつの間にか1段下がっていること何てよくある。いくらこいでもさっきよりペースが落ちたと思ったら1速遅かったりする。また、些細な段差が結構疲れるので出来るだけ平坦な舗装された道を選ぶようになる。走行しながら、出張命令が下ったので途中で休止せざるを得なくなり、岐阜県大垣市でお終い。
翌日、新幹線で東京へ出張する際、窓から前日走った道を目で追ってみた。私が8時間かけて走ったところを30分で過ぎ去ってしまった。新幹線は便利である。しかし、私がいつも窓から見ている30分の時間にいろいろな楽しみが埋もれている。たまたまそれを私は8時間で味わおうとしたが、歩いていたならもっといろいろなことに触れただろう。
なにはともあれ、関ヶ原を通過するのはしんどかった。よく、あんなところで戦ったものである。大坂城を歩いていても思うのだが、よくお城をせめようと考えたものである。私ならあまりにも面倒なことなので攻め入る気が起こらなかった。
たまには自転車に乗ってあげてください。
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