「久美子ちゃん、行って来るわ、留守番よろしく」そういって、事務所を出る。今日も暑い一日になりそうだ。今日は3軒回る予定が入っているからお昼に戻ることはできないな、そうつぶやいて営業車に乗る。
むっとした車内。蝉の鳴き声の季節がもう少ししたらやってくる。都会の喧噪から離れて、ここに来て1年が経つ。あのころは季節感はなかった。
「季節を肌で感じると、IT業界はやっていられない。」
誰が言った言葉かはしらない。ただ、あの生活を振り返って心に残ったのはこの言葉だけだ。後は毎日、scrap
& build infomationより、run over the speed of the rush worldという業界だ。
早い者勝ち。毎日誰かがあくせくしている。そんなはずはないのだが、目を離した隙に時計の針を進めているかのように、あっという間に時間がなくなっていく。過ぎ去っていくのではない。積み重なっていくのでもない。ただ、目の前から消耗されていくのだ。
おっと、思い出に浸ってしまったようだ。さてさて、のんびりと行くとするか。車のエンジンが機嫌良く動き出す。
そんな生活を考えながら、自転車をこいでいました。春です。桜も緑の葉を出し始めています。
「入社3年目までにやること」もしくは「3年目で差がつく」、「新入社員に贈る言葉」などなど。いろいろとフレッシュマン(死語?)、新人向けの本が並んでいます。
「ビジョンは何ですか?」そんなことを考えていたころもあったなぁ。
そういえば、このhomepageを開設した時の目標もあったのだろうか。たぶん、あったのだろう。たぶん、あったのだろう。
理想の仕事の体系とはまったく違う方法で生活している。たしか、キーワードをつないでいけば、うんとよくなるんだ。そうさ、もうすこしでつながるんだ。
何が、なんだが。
まる3年が経って、変わったこと。
何もかもが古くなった。スーツもボロボロになったし、靴もそう。消耗品は取り替えられ、また春がやってきた。そういえば、就職してsega saturnを買い、dreamCastに買い換えた。
3年が経って、増えたもの。
貯金。しかし、増え方は変わっていないので、ほこりと同じ。時間が経てばたまるモノ。効率化されていない。
本。最近、つんどくになりがち。たまには売りにいかないと。それまでに読み終えないと。
CD。これまた貯金と同じ。たまっていくもの。
よごれ、年。
変わっていないモノ。
仕事するスタイル。キャラクター。
変えようとして、変えたモノはありますか?
たまたまうまくいった。だから、これからもうまくやるさ。そういう風に考えるか、次の手を考えるか。ちなみに私はその間をいったりきたり・・・。
そして26になりましたとさ。
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