〜この世界で(もしくはMilky Way)〜




ある日突然いなくなってしまうなんて事は

この世界では日常茶飯事だから

教えてほしい

あなたの事


だって現実の世界で

もしかしたら私たちは何処かで

すれ違っているかもしれないじゃない?


この世界で

離れ離れになったとしても

あなたにたどり着けるように


ほんの少しで良いから

教えてほしい

あなたの事を


この世界で

見失っても

あなたに

たどり着きたいから


From Hanamizuki




その瞬間


仕事をしていたら
ふいにMAILが届いた気配
携帯は消音にしておいたはずなのに
どうしてこんなに敏感なんだろう

何気なく、 さりげなく
席を立って
給湯室で
手のひらに、 隠すように
そっと画面を、 覗きこむ
他愛もない
あなたの言葉に
顔を上げれば
鏡に映った
驚くほど、優しい優しい
私の笑顔






だあいすきっ!・・・って


だあいすきっ!・・・って言うの
「大好き」とか
「ダイスキ!」とか
「好きです」って言葉じゃなくって
だあいすきっ!って言うの
だって、そのほうが
ふんわり包んであげられそうじゃない?
余計な思惑とか
プライドとか
学歴・地位・家庭環境 その他もろもろ
完全に放棄して
ただただ無邪気に
純真無垢に
だあいすきっ!って
あなたに言うの
頭のてっぺんから
つま先まで
その一言に埋め尽くされるように






DEAR MY FRIEND!


なんとなく、
もう駄目なんじゃないかな
って思う事が何回もあって
このまま、
これで終わっちゃうのかなぁ
って思った事も何度かあって
そんな事を繰り返し
繰り返して
本当に友達になれたんだと思う

あなたと





エゴイズム


私はエゴイズムのかたまり
そんな事、充分承知。
だから、私のことは気にしないで
あなたが落ち込んでいるのを心配しているのは
私の勝手。
あなたが重荷にならない様に
用心しながら、あなたを心配しているから
何の足しにもならないけれど
あなたが好転するのをずっと願ってる
それは私のエゴイズム






彗星の人


唯一無二の一時を
過ごした瞬間
絶望的なほど
遠くへ行ってしまう






尋ね人


ネットに繋ぐ時間が長いのは
誰かを探しているから







愁思譜


黄昏の
月が訪れるのを
息を潜めて待つ







携帯電話


世界の誰よりも
優しい声で
「おやすみ」
を言ってくれる人






でも拗ねてみたり


私の貴重な人生のひとときを
あなたを心配する事に 費やしているなんて
もったいないと思いません?







いつか


いつか、私の事、忘れてしまうかもしれない
いつか、私の事、忘れていい
でも忘れないで
一瞬でも
あなたの中に咲いていた花があった事を







レールウェイ


二人を何かのオブジェに例えたら
それはレールだったかもしれない
ずっと等間隔で
近づく事も
交差する事もなく
けれどレールはずっと
離れる事もなく同じベクトルで
目的地は一緒なのだ
よしんばレールに終わりがあるとしても
果てる場所は等間隔の同じ場所

私達(レール)は、私達(レール)の上に一体何を積み
何処へ向かうのだろう







はなみずき