1991年3月1日発行 第25号
今月の通信員は以下の20人です(到着順)
【神奈川発・菊池通信員】 インディペンデント・アーティストに出した手紙の返事が来ました。
【東京発・池田通信員】 今回のコンサート・チケット、デザインが味気ないですねぇ。《バッドフィンガー通信11号》表紙のチケットは良かったです。 ☆パンフを買いました。写真の美しさにため息をついてしまいました。内容も資料的価値の高いもので、バッドフィンガーを知らなかった人も、どのようなバンドだったのかを手っ取り早く、しかも詳しく知ることができる格好の教材といえます。これで2000円は安いというものですよ。Tシャツももちろんですが、どちらかといえば、ぜひパンフをお買い求めください! と言いたい気持ちです。
【東京発・青木通信員】 コンサートの感想、簡単に書きます。アンコールでやったバンパイア・ウェディング≠ニライブでお馴染み、シャッフルで刻み込むスーツケース≠ヘ最高でした。ベイビー・ブルー≠ヘレコードとほぼ同じアレンジで良かった。ジョーイはギターがうまいです。 ☆ブートCD 『Head Start』 入手。
【福岡発・杉田通信員】 今、バッドフィンガーにとって、すべてが良い方向に進んでいるようです。今年はバッドフィンガーの年になるか?
【島根発・吉川通信員】 バッドフィンガーのコンサート、貧乏大学生なので行けません。大変残念です。大都市圏に住んでいればよかったです。
【神奈川発・今村通信員】 せっかく日本にバッドフィンガー同好会があることをジョーイに知ってもらえたのだから、これからも何らかの形でジョーイとコンタクトを取っていければいいなぁと思います。そんな努力がジョーイの再来日にもつながってきますから。
【埼玉発・星野通信員】 ジョーイはとっても明るく、親切でした。我々の存在も知ってもらえたし、何も言うことなし! 来年あたり、再来日の可能性も大いにあるとのこと。
【アメリカ発・Nyman通信員】 Hello friends in Japan! If you have some good photos of the shows, I would like to trade some for mine.
【茨城発・橘通信員】 2月9日のトーク・ショーでジョーイと感動の握手。手がでかい。 『アス』 にしっかりとサインしてもらいました。
【シカゴ発・Rob & Amy通信員】 If you could get us two T−shirts, a tour program and the CD picture disc, please let us know the cost, and take any pictures, we’d love to run them in a future issue of the 「No Matter What」.
【兵庫発・上坂通信員】 思っていた以上にバンドとしてまとまっていたし、演奏も良かった。しかしジョーイ色の濃い、つまりロック色の濃いコンサートで、バラードを期待していたファンは少々物足りなさを感じたのでは? トムの曲を演奏しなかったのはなぜ?
【北海道発・桜庭通信員】 バッドフィンガーはきっと大ウケして帰っていったのでしょうね。皆さんの感想を聞くのが楽しみです。 ☆札幌のある中古盤店でパンフレットを売っていました。ちょっぴり驚き。でもうれしかったです。
【愛知発・福井通信員】 パンフレットを買いました。カラーがふんだんに使ってあり、資料としても一級品です。金山の「サウンド・ベイ」に10冊ほど置いてありました。 ☆ジョーイはブルーのシャツにウールパンツと、結構地味な衣装でした。
【兵庫発・越智通信員】 アム・ホールで同好会の人と会っているかもしれませんね。顔がわからないので、会ってもわからないですが。
【神奈川発・佐藤通信員】 行ってきました。東京公演2日間。初日の2回は正直言って良くなかったと思う。リハーサル不足というか何というか、こなれてなかった感じで・・・。しかし2日目、特に第二部の公演は素晴らしかった。感動ものです。選曲その他の細かいことにはとやかく言いません。今のバッドフィンガーとしては最高のライブでした。
【福岡発・種田通信員】 今、本当に《バッドフィンガー通信25号》が楽しみなのです。恐らくバッドフィンガーの来日公演をしっかりと紹介する最初のものになるだろうからです。それだけに、各地でのライブ評なりなんなりを《通信》に、そして参加している皆さんに期待しているのです。
【神奈川発・服部通信員】 バッドフィンガーは必要以上に過小評価されてきたのですから、今の盛り上がりでようやくプラス・マイナス・ゼロの位置になったと思います。これから、本当にバッドフィンガーの評価がされ始めるのだと思います。
【愛知発・今泉通信員】 キャシーが書いている本は 「Forbidden Fruit」 という仮題がついているらしいです。
【千葉発・関口通信員】 ジョーイに感謝。彼は頑張っている。気持ちが変わった。ありがとう。
来日に関する記事
【中日新聞 1991年1月23日】
ビートルズの弟分バンドとして70年代初頭デビュー。哀愁を帯びた美しいメロディと優しく暖かいコーラス、そして耳ざわりのいいポップなサウンド。その名バンドが、亡きピートとトムの意志を受け復活。2月13日名古屋ボトムラインでのチケットを2名様にプレゼント。永遠のポップスに乞うご期待。
【プレイヤー 1991年2月号】
90年代の今頃、バッドフィンガー初来日と聞いて驚かない人はいないだろう。現在、彼らのアルバムのほとんどが廃盤で、一部コレクターを中心に何万という高値で取り引きされている状態だ。そんな幻のバンド、バッドフィンガーを簡単に紹介しよう。
1965年にピート・ハム、マイク・ギビンズを中心に結成されたアイビーズを前身バンドにスタートした彼らは、トム・エバンス加入後の68年にビートルズのマネージャーに認められ、ビートルズが設立したアップル・レコードと契約、シングルMaybe Tomorrow≠ナデビューした。ジョーイ・モーランド加入後バッドフィンガーと改名し、リンゴ・スター主演の映画「マジック・クリスチャン」の主題歌Come And Get It(ポール・マッカートニー作)、No Matter What=AWithout You≠ネど多くのヒット曲を生み出して一躍人気バンドとなるが、73年にワーナーに移籍後、低迷状態が続き、とうとう75年4月、ピートの首つり自殺というショッキングな結末をもって、バンドは解散してしまうのである。その後の再結成も、83年に今度はトムが自殺し、決定的な終わりを告げることになった。しかし彼らのビートルズに匹敵するような美しいメロディとハーモニーの熱心な支援者は後を断たず、ここ数年の間に編集盤が各種リリースされているのに次いで、日本でもようやく 『デイ・アフター・デイ』 という74年のライブ盤が発売されることになった。初期アップル時代の名曲の数々を聴くことはいまだに容易なことではないが、ピートのソングライティングの素晴らしさは、ワーナー時代の作品でも十分に感じ取ることができる。それになんと言っても、2月の初来日公演でジョーイとマイクの生き残り組がしっかりと彼らの歴史を裏付けてくれることだろう。
〔渡辺まり〕
【FMステーション 1991年 3号】
解散後15年以上を経た現在も、一部ロック・ファンの間で熱狂的な人気を誇っているバッドフィンガー。その彼らの初来日公演が、なんとこの2月に決定した。バッドフィンガーはビートルズが設立したアップル・レコードから1969年にデビュー。ビートルズの弟分として人気を集めたが、リーダーのピート・ハムの自殺が引き金となって、75年に解散。その後再結成したが、今度はトム・エバンスの自殺によって再び解散した。が、近年はジョーイ・モーランドがバンドを復活させ、ビートルズ関係のイベントなどで演奏活動をしていたとか。今回の初来日公演も、当時のメンバーはジョーイただひとりである。なお、来日に合わせて、彼らの全盛期の貴重なステージを収録した 『デイ・アフター・デイ』 が、2月25日にリリースされる。
2月9日 渋谷 HMV トーク・ライブ
これから、再結成されましたイギリスのロック・バンド、バッドフィンガーのオリジナル・メンバー、ジョーイ・モーランドのトーク・ライブとサイン会を行います。ミスター・ジョーイ・モーランド!
いつ日本に着いたのですか? そしてどれくらい滞在するのですか?
☆金曜日(2月8日)の午後4時に到着して、来週の木曜日(14日)までいます。
バッドフィンガーの歴史、ビートルズとの関係については?
☆ウェールズのスウォンジーで結成されたのが25年前。その頃はアイビーズといって、トミーが加入したのが1967年、僕が加入したのは69年。で、名前をバッドフィンガーって変えたんだ。アップルは何とかビッグなグループを生み出そうと考えて、リンゴ・スター主演の映画「マジック・クリスチャン」の主題歌で、ポール・マッカートニー作曲のカム・アンド・ゲット・イット≠バッドフィンガーに歌わせたんだ。あ、この曲だよ(後ろのモニターに映るビートクラブのカム・アンド・ゲット・イット≠演奏するバッドフィンガーをながめる)。これは僕が加入する3ヵ月前にレコーディングされた曲だけど、ポールはこれをバッドフィンガーが歌えば世界中のマーケットでヒットするって言ったんだ。で、その通りヒットして、次のアルバム 『ノー・ダイス』 も当たったんだけど、その次のアルバムとして15曲ほどレコーディングしてアップルに渡したものは、アップルが気に入らなくて没になってしまったんだ。それでジョージ・ハリスンがやり直すことになって、ゲストにレオン・ラッセルなんかも来てデイ・アフター・デイ≠ナピアノを弾いたし、ジョージもピートとスライド・ギターを弾いたよ。もうすぐレオンも来日するんだろ? その後アップル・レコードからワーナーへ移ったのが1973年。
アップル、ワーナー時代のもので未発表のままの曲は、どれくらいありますか?
☆アルバム2〜3枚分ぐらいはあるんじゃないかな?
1983年の 『After The Pearl』 以降、新曲はどれくらいありますか?
☆84〜85年はイギリスに戻っていたんだけど、アップルやワーナー時代の金銭問題など、片付けねばならないことがいろいろとあって、音楽活動はできない状態だったんだ。でもそれらはすべて解決したので、これからは音楽に力を入れていくつもりさ。その後30曲ほど作ったけど、そのうちの数曲は数年前に海賊盤に収録されて出回っているよ。
次のアルバムはバッドフィンガーとして? それともジョーイのソロとして発売?
☆ソロだよ。3月2日にレコーディング開始なんだ。今までのアルバムはいろいろなスタイルの曲が入っていたけど、今度はひとつのスタイルに統一したいな。
今までのアルバム・ジャケットに関して、何か面白いエピソードは?
☆この 『ウィッシュ・ユー・ワー・ヒア』 のジャケット写真はナイト・クラブを借りて撮影したんだけど、ちょっと飲みすぎちゃってね。トミーなんて見ての通り本当に酔いつぶれちゃうし。撮影後もみんなあの衣装のまま、本物の水兵さんのふりをしてバーへ飲みに行ったんだ。すごく楽しかったよ。
バッドフィンガーの曲、そして自作曲の中で特に気に入っている曲は?
☆みんな好きだから難しいけど、トミーのイッツ・オーバー≠ ロスト・インサイド・ユア・ラブ=Aピートのデイ・アフター・デイ≠ ベイビー・ブルー∞デニス∞テイク・イット・オール=A自分の曲ではスーツケース やシュッド・アイ・スモーク≠ゥな。
日本にバッドフィンガーのファン・クラブがあることを知っていましたか?
☆いいえ、まったく。今ここにファン・クラブのメンバーは来ているの? (会場から手が挙る) サンキュー・ベリー・マッチ、サンキュー!
『デイ・アフタ−・デイ』 では、前半にジョーイ、後半にピートの曲が入っていますが、何か意図したのですか?
☆アルバムを作るとき、オープニングとか曲順とかいろいろ考慮して決めることがあるけど、今回は別にそういう訳ではないんだ。自分の曲をトップに持って来たかったという訳でもないし・・・。
影響を受けた音楽は?
☆エルビス・プレスリー、チャック・ベリー、スタックスやタムラ・モータウンレーベルのもの、サム&デイブ、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、B.B.キング、クレディ・キング、アルバート・キングなどなど。チャック・ベリーは今でも買っているよ。
奥さんがバッドフィンガーについての本を書いているそうですが?
☆キャシーとは結婚して20年になるけど、彼女が自分の体験を基にして書いているんだ。まだ出版について正式決定はしてないんだよ。もうひとつは、70〜74年頃のスタジオやライブでの写真、その他プライベートなものまで含めた写真集になる予定で、これはキャシーとトミーの奥さんのマリアンヌが協力してやってるんだ。
今回の来日メンバーは?
☆ベースが A.J.Nicholas、ドラムスが John Richardson、ギターが Mike Lichey です。
最後に、日本のファンに一言どうぞ。
☆1968年にレインで来日して以来の二度目なんですが、日本は大好きなので、再び来られてうれしいです。これからも何度でも来たいと思っています。
(以降、サイン会)
【池田通信員】 午後4時半、渋谷HMVに到着。すでに20人ほど集まっており、壁いっぱいのモニターに映る「ビートクラブ」のカム・アンド・ゲット・イット≠眺めていました。20代の男性が圧倒的でしたが、女性も6〜7人いました。
5時24分、ジョーイ登場! しきりに後ろのモニターを眺めています。その懐かしそうに見つめるジョーイのまなざしが忘れられません。ジョーイは本当に明るい人で、カメラのフラッシュを浴びると最初はちょっと照れていましたが、しばらくすると、なんと自らカメラを持ち、会場に向かって「Smile!」と叫んで笑いを誘っていました。新しいメンバーも登場し、会場から盛大な拍手が贈られました。
そしていよいよサイン会。ジョーイの前に立った私は、何かをジョーイに訴えたのですが、極度の緊張のあまりなんと言ったのか覚えていません。足はガクガク、顔は引きつる。気弱な自分に腹が立つ!
【今村通信員】 HMVでのトークショーとサイン会、早めに行って前の方で・・・などと考えて行ってみたら、星野会長、上坂さん始め同好会の方にお会いでき、しっかりジョーイの前の場所をキープできました。来ている人がみんな気合が入っていて、録音機材、カメラ、ビデオ、そしてバッドフィンガーのLPの数々を手にスタンバイしているのには唖然! マニアックな世界だ。女性の少ないのにもビックリ。で、この後ずっと目立ってしまいました。
私たちの前に現れたジョーイは思ったより若くて明るくて、ほっとしました。インタビュー中もなかなかお茶目なところを見せてくれて、後ろのビートクラブの映像をすごく喜んでいました。ファン・クラブ(同好会のことをこう呼んでいた)からの質問にもていねいに答えてくれ(通訳はいいかげんだったが)、「この中にファン・クラビの人は誰ですか?」という質問にしっかりと手を上げた私は、ジョーイにファン・クラブの人間であることを印象付けてしまいました。
その後のサイン会は結局、何もHMVで買い物しなくても大丈夫という形(たいていそんなものです)で、私は持って行った 『Ass』 のジャケットにサインをもらいました。「ファン・クラブの人だね」ってジョーイに言われたのでうなずき、トッド・ラングレンのことを尋ねたら、一瞬ムッとしてたけど、後は終始にこやかにしてくれていたので安心しました。サインをもらった後、カメラを持ってウロウロしていたら「一緒に写真を撮ってあげます」と関係者の方(外人さん)が言ってくれて、私はずうずうしくサイン中のジョーイの脇に立ったら、ジョーイもポーズを取ってくれて、パチリ。女はこういう時、得です。
2月10日 東京 クラブ・クアトロ ライブ
【橘通信員】 5時に入場。タバコをふかしビールを飲んで待つ。私の隣に座っていたのは松村さんでした。当然、一言も会話はなかったのですが、開演までの時間、ロッキング・オン誌のジョーイのインタビュー記事はとっても良かったとか、バッドフィンガーのアルバムが全部CD化されればいいのになぁとか、彼に聞こえるように大声で周りの人たちと喋り捲っていました。実はこの席、リザーブのパネルが置いてありましたが、ひっくり返して何気なく座り込んだのでした。音響効果は最高でした。
そして5時50分頃、メンバー登場。ドラムスの音出しが「これがライブだ!」と言わんばかりの大迫力。気持ちが高まる。オープニングは意外や意外アイ・ドント・マインド=Bジョーイのボーカルも素晴らしく、バックもグレート! 後はもう盛り上がりっぱなし。デイ・アフター・デイ∞ベイビー・ブルー∞嵐の恋 アイ・ガット・ユー∞スーツケース∞バンパイア・ウェディング≠ネどなど、好きな曲の連発。ゲット・アウェイ≠ヘアルバムのバージョンを軽く凌ぐ出来映えで、ライブは凄い。大好きなアンディ・ノリス≠ネど、カッコいいったらありゃしないし、スウィート・チューズデイ・モーニング≠燉ヌかったな。ミーン・ジェミマ≠ヘテープで聴いていたのと大違い。凄まじいドライビング・ロックでした。でも一番感動したのはミッドナイト・サン=Bピートの曲作りの素晴らしさに改めて感動。
第一部しか行けませんでしたが、今までに見たコンサートの中で一番感動しました。ジョーイにはまた来日してもらいたいです。
【池田通信員】 バッドフィンガー、素晴らしいステージでした。サポート・メンバーが若いせいか、ジョーイを始め4人のノリが凄まじく、大変勢いのあるうるさい演奏を聴かせてくれました。特にドラムスのジョニーはエネルギッシュかつタイトなドラミングで、すごくカッコ良かったですね。
最初の2〜3曲は「あぁ、僕のバッドフィンガー」という、やや感傷的な気持ちで観ていたのですが、ショーが進むうちに次第に僕の脳裏からピート、トム、マイクの幻影が消えていきました。とにかくジョーイ&3人の「これでもか、これでもか」というエネルギッシュな音に圧倒され、感慨深くなるどころではなかったのです。「これでいいんだよ。今この時を楽しもうぜ!」という、ステージからの熱気が会場を包みました。
ライブ・アルバム 『デイ・アフター・デイ』 の「自然さの中にも少し陰のある当時のライブの雰囲気」とはどこかしら違う、今回のリラックスした明るいステージは、やはりジョーイの陽気なキャラクターがあったからこそだと感じました(マッカートニーそっくり)。それにジョーイは手抜きなどまったくなしでよくやってくれたと思います。また、サイド・ギターのレズリー・ウエストみたいなマイク君も良かったなぁ。このメンツでバッドフィンガーとしてアルバムを一枚でいいから作ってもらいたいが、そうはならないらしくて少し残念。しかし、ソロ・アルバムが確実に出るので、この日本公演の勢いを作品に注入してもらいたいですね。
【今村通信員】 バッドフィンガーのライブ、楽しんできました。ステージの前の右端からじっくりジョーイの姿を見ました。第一部は日本での初ステージというせいもあるのか、みんな緊張気味。ちょっとバラバラって感じがしましたが、第二部はメンバーのウォーム・アップも終わってか、ずっと充実した演奏を聴かせてくれました。
ジョーイの曲はさすがにジョーイの熱唱を聴かせてくれましたが、他のメンバーが歌うとちょっと寂しかった。特にマイケルくん。カム・アンド・ゲット・イット=Aちゃんと歌の練習して欲しかったな。
ベイビー・ブルー∞デイ・アフター・デイ∞嵐の恋≠サしてウィズアウト・ユー=iこれは第二部だけだったね)と、往年のヒット曲はうれしかった。大好きな 『Say No More』 からもたくさん演ってくれたし(でもキーボードがないとつまんないよ! 今度は必ずキーボード・プレイヤーを連れてきて欲しい)、アップ・テンポの曲中心だったのはさすがにロックンローラーのジョーイならではと納得。知らない曲とか新曲とかも、2回目には思わず一緒に歌ってしまいました。
ジョーイのMCもとっても楽しかったけど、お客のシラーっとした態度、あれは良くないね。お客の年齢層が高かったとか、外人さんがいなかったとか理由はいろいろあると思うけど、せっかくスタンディングだから、歌って踊って欲しかったな。すごくノリが悪いんだもん、みんな。
ジョーイに何かプレゼントをと思って花束を持っていったのですが、アンコールの時もスッと引っ込んでしまって渡せず。仕方なく第一部と二部の間に楽屋越しにジョーイを呼んで、強引に渡してしまいました。すごく喜んでいましたよ。誰もプレゼントを渡さないんだもん・・・。で、後で楽屋へどうぞって招待されたのですが・・・。まあ、第二部ではバックステージ・パスを持っていたので楽屋へ入ることはできたはずですが、結局外で待たされるはめに・・・。ああいう時は自分の権利を主張していいんですよ、同好会のみなさん!
ビルの1Fのエレベーター前でじっと待っていると、ようやくみんな降りてきて、ジョーイとゆっくりご対面! ここでも女の子は私ひとりだったので、えらく歓迎されてしまいました。コーラばかり飲んでいておなかがすいたって騒いでいたけどね。
パンフレットにジョーイを始め、みんなのサインをもらい、ジョーイが他のファンたちに囲まれている間は、ギターやベースのお兄ちゃんたちとおしゃべりし、車に乗り込んだジョーイをしっかり見送りました(ここでの会話も非常に面白かった)。私はこのようなことは慣れているので、ずうずうしく振る舞ってしまいましたが、今までで一番リラックスしたお見送りでしたよ。警備の人もいないし、ファンもおとなしいし。でも、ジョーイにはちょっと気の毒かな・・・。みんな、もっと明るく、ずうずうしくなって!
2月11日 東京 クラブ・クアトロ ライブ
【関口通信員】 当日券で行ってきました。なぜか前売りに手を出さず、アレヨアレヨという間に2月に入って、念のため電話してみると当日券でも大丈夫ということで、2日目の第一部に行ってきました。開演6時のところを、道を尋ねながら到着した頃は10分近くも遅れちゃって心配したのですが、まだ始まっていませんでした。
同好会の人たちはどこにいるのかな? 勇んで前の方に行っている帽子をかぶった若者は、あまりにミーハーすぎるかな? この人はサラリーマンっぽいしな・・・、この娘はウットリしている・・・とか、友人はいないかな? 芸能人はうないかな? マッキー? 松尾? 杉? 和久井? ・・・。辺りをうかがっているうちに照明が落ちて、アイ・ドント・マインド=B
ジョーイ以外の人、トムじゃない。アメリカの大学生? ピートもいるわけない。ハンサムな人。ドラムスも感じ良し。ジョーイも若い。ポール以来の外人ライブだ。ポールは遠かった。クアトロは後ろでもジョーイは近い。バンドは上手だと思いました。ベースの人にボーカルを取らせたりもしましたが、ご愛嬌ということで、うまいけど味がない。やはりジョーイの声は慣れているというか味があるというか・・・。たぶん誰かが曲順をメモしたり、細かいことはメモしていると思いましたので、おおらかに見ていたわけです。
ロックンロール・バンド。ナイスなロックンロール・バンドです。さすがベテラン、天下のバッドフィンガーのロックンローラー、ジョーイですもの。決めの心地よさ。ツインのワクワク・・・。とにかく一回観て、ジョーイに感謝して、もうこだわりは捨てました。ピートとトムだけではないと。バッドフィンガーでした。あれはバッドフィンガーでした。いない人のことばかり思ってて・・・。ジョーイは頑張っている。気持ちが変わった。ありがとう。みなさん、ありがとう。みなさんの努力にパンフレットを一冊購入。次のアルバムは大期待!
ひとつだけ頭にきたことは、招待状で入ってくる、さほどファンとも思われないような人たちの態度。そばで話し声を聞いて思いました。たぶんレコード会社とか評論関係の業界人。さも知っているように懐かしがったり・・・。奴らはパンフを買ってない。
【服部通信員】 この度の来日に際して、サイン会やコンサートへ出かけ、楽しい一時を過ごしました。また、星野会長、橘さん、今村さん、菊地さんなどにもお目にかかりました。コンサートは、福井さんの言うように「1990年代のバッドフィンガーを聴く」という考えで観ました(大正解!!)。
ジョーイは変にお馴染みのナンバーばかりを演奏するのではなく、『Say No More』 や 『After The Pearl』 からの曲や、バンパイア・ウェディング∞オー・イェー≠フようにレコード化されていない曲もガンガン演奏。本当に演りたいことを演るという感じで、とにかく好感が持てました。『Say No More』 や 『After The Pearl』 からの曲が流れた時、会場のほとんどの人が知らなかったようで、ノリも悪かったです。過去のジョーイにこだわらず、現在のジョーイを素直に受け入れて楽しめばいいのに・・・。
ジョーイ以外ではA.J.ニコラスの活躍が目立ち、しっかりとジョーイをサポートしたり、自身もボーカルを取るなど頑張っていました。本当に楽しめたコンサートでした。