墓
この話題が母からふってきたときはろくなコトがない
なぜか家には何カ所かに墓があって、それを一カ所に
集めようというのが両親の念願(言い過ぎ?)のよう
でした。父は先年死んだけどもうすぐ母が実現しそう
いや目出度い。曰く「お父さんとお母さんのお墓はお
父さんの23回忌ぐらいを目途に建てたらいいから急
がなくていい」「檀家のお寺のお布施が高い」僕がで
きればいいなと思うこと、盆正月できれば彼岸も帰省
してすることないので墓参り。実際は盆、正月プラス
一回ぐらい。母が希望すること、毎月は帰省してほし
い、冠婚葬祭のしきたりや親戚とのつき合いを、話の
途中で、くだらないって本を読み始める僕以外の人間
(居るはずのない僕の妻)にも教えたい。実感ないが
僕も今くだらん!と言った墓にいずれ入ることになる
ついついそれ以外のこと、例えばゲイだからとか、家
ことは親にまかせるよとか、結婚しないからね、そん
なことであなたの仕事ができるのとか、僕は僕で生活
できるから、そんなこと言ってお母さんも一人で情け
ないわとか、そんな口げんかに終始してしまって、母
子関係の未熟さや自分の情緒的欠陥から、本来いつか
死ぬ自分達を考えるチャンスを失ってしまう。母が帰
って、秀一君の枕を押し入れから出してくる。母親が
生きる実家の環境と、毎日暮らす秀一君との環境と、
僕が職場で生きる世界と、バランスとるだけじゃなく
新しい僕たちの世界も創っていければな。言葉は繕え
る。さて、どこを目的に何ができるのか。まだ、答え
を見つけられずにいる。
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