pusankou-e-kaere

ただ

束の間の幸せを

永遠と信じて生きる

 

そのことを 教えてくれた

黒い瞳のBlue

 

その冬のこと

忘れてしまうかもしれないけど

心のどこかで

きっと 憶えてる

 

氷点下10度になるという

寒い盛岡の夜空に浮ぶオリオン

冬の大三角形を

非常階段から 一人で眺めた

 

 

 

そして

ぼくは

ひとり

この土地で生きてゆき

ベーコンエッグを作って食べ

働いて

夜に

焼酎を飲み

目覚し時計をしかけて眠る

 

雪が降り

春を待つ

ぼくの

怠惰だった一生

 

 

 

 

 

誰も

道づれにすることの出来なかった

ぼくの人生

 

 

あなたが

本当に喜ぶ顔を見たかった

 

 

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