2002年ホノルルマラソン参加記

はじめに

ホノルルマラソンには2000年大会の時20世紀最後の記念にと初めて参加しました。

結果といえば、完走というか完歩というか、やっとゴールにたどり着いたという感じでした。翌日は足が痛くて特に階段を下りるのが辛くてたまらなかった事を覚えています。

2001年はテロの影響や懐具合もあり参加できませんでした。2002年はいろいろと迷ったのですが、国内の一次参加申込期限ぎりぎりに結局参加すること決めました。

参加を決めて今回は家内と一緒に行こうと思いましたが、家内の都合が悪いということで結局一人で行くことになりました。前回はツアーだったので今回もツアーに参加しようとも思いましたが、1人部屋料金を払うのが癪で個人旅行をすることにしました。

9月に入ったばかりだというのに、中々安い航空券を予約することが出来ず10月末にやっと予約が出来ました。航空券を買う時に税金と空港使用料は別だとのことでしたが大したことは無いだろうと思っていたら、なんと1万円弱かかるとのことでつい内訳を聞いてしまいました。
ホテルはインターネットで探しました。同じホテルでも旅行会社によって値段が大きく違うのでびっくりしました。スタート地点のそばが良いのか、ゴール地点のそばが良いのか迷っているうちに空室が無くなり仕方なくワイキキの中央付近のホテルにしました。結果としては中々良かったです。
ドルでの送金やクレジットカード番号をメールで送ったりが嫌だったのですが、丁度日本の会社で銀行振り込みでよいところが在ったのでその会社にお願いしました。インターネットバンキングで送金したので情報が漏れる可能性はあるのでしょうけれど。航空券とホテルが決まったので一安心、後は怪我や病気に気をつけて出発を待つだけです。
練習の方は週に5〜6日40分〜
1時間程度のジョギングを続けていました。たまに2時間程度のLSDなんかもやりましたが、足が痛くなるので余り好きでは有りません。
いろいろとマラソンについての本を図書館から借りてきて読むのですが、今ひとつしっくりこないのです。例えば、週に
4日ジョギング、2日はインターバル、1日はレースペースでの走りこみと書いてあっても、私はレースペースが一番遅いのですから単なるゆっくりしたジョギングになってしまうのです。

1日目 出発日125

駅までのタクシーを前の日に頼み準備万端、しかし時間になってもタクシーが来ない。心配していると電話が掛かってきてすでに家の前で待っていますとのこと、待たせて悪かったと思い忘れ物の無いようにタクシーに乗り込み発車。
しばらくしてジャンパーを忘れたことに気が付きましたが今更戻るわけにも行かず、電車や建物の中は寒くないしと無理やり思いこみ諦めました。Tシャツにコットンセーターだけで真冬の町を歩くのはさすがに変な感じでしたけれど。
それ以外は順調に空港に到着、関空は成田と違いいつ行っても人が居ないのでちょっと寂しい気がしますが、その分空いているのでチェクインや出国手続などスムースに終えられます。
待合室に行くとジャンボが待っていると思ったらなんとB767がいました。双発機で太平洋を渡るのかと思うとちょっと心配でした。航空券の予約のときに2階席は無いかと聞いたら設定が無いということで、ちょっと変だとは思っていたのですが後は酒を飲んで眠っていくだけと覚悟を決めました。順調に飛行し無事にホノルルに到着したのです。

2日目 ホノルル到着日12月5日

入国手続ではいつも緊張しますけれど、今回は係官に渡航の目的はホノルルマラソンに出る為と言ったらにっこり笑ってグレートとかなんとかいって後はスムースでした。
皆さんも是非次回はホノルルマラソンに出るのだと言ってみては如何ですか。
団体旅行とは違う出口を抜け、ガイドブックに書いてあったワイキキ行きのバスに乗ってホテルまで行きました。バスの運転手は客と客のバッグを覚えていてホテルに着くたびに正確にバッグを渡していました。
アーリーチェックインは1泊分高いので頼んでいなかったので、ホテルに着いたらとりあえず大きな荷物だけ預けてチェックイン時間迄ゼッケンをもらいに行ったりしようと思っていたのに、なんとチェックインしてくれたので部屋に入ることが出来ました。貴重品をセフティーボックスに入れて、早速ゼッケンをもらいにアウトリガーホテルまで行きました。
青い空、白い雲、青い海いつ来てもハワイは良い、前回はレートエントリーということでホテルの2階で手続をしてその場でゼッケンをもらったのですが、今回は日本で申し込んでいたので引き換え書を持って行きました。ゼッケンを受け取るところは混んでいなくてすぐに受け取れました、時間によっては1時間も掛かると聞いていたので心配していましたが運が良かったのか知れません。
ABCストアーでバスのパスを買ってこれでハワイに居る間バスは乗り放題です。

3日目 12月6日

朝5時には起きてジョギングなんて考えていたのに、目が覚めたのは7時頃でした。

軽くストレッチをやってから信号が無く走りやすい運河沿いでジョギングを約40分、調整だから軽くと本には書いてあるけれど何が軽くなのか分からないまま終了しました。

カピオラニ公園のナイキのブースにウエアーを買いに行きました。思っていたのが無かったのでバスでナイキタウンへ行ったのですが「ホノルルマラソン」のロゴが入っているかいないか位の差でした。

前回は本番まで体力を温存した方が良いとのアドバイスを受けていたのでおとなしくしていたのですが、今回はサーフィンをやったり肉を食べたりしていました。

そう言えば昼を食べた後天気が良かったので近くを散策していたところ、スポーツジムの中でトレッドミルを使って走っている人が数人いました。筋肉トレーニングの前のウォームアップなのかもしれませんが、帽子に手袋そしてウインドブレイカーを着て日本で走っている私から見れば、こんな天気の良い日に表を走らないなんてもったいないと思いました。

4日目 12月7日

朝6時には起きやはりハワイに来たのだから海を見ながら走りたいなと思い、今度はワイキキの方にジョギングに行きました。朝早いためか人はそんなに多くなく気持ちよく走ることが出来ました。明日は本番炭水化物を摂って早めに寝ました。

マラソン当日 5日目 12月8日

2時に目覚ましで起こされ、水を飲んで前の日に買っておいたおにぎりを食べ(やっぱりご飯を食べないと力が出ないような気がします。外国人は何を食べてくるのでしょうか?)
ディクトンスポーツを体中に塗ってから着替えました。このディクトンスポーツというのは擦れの防止で効果絶大です。ワセリンを使ったことが無いので分かりませんがマメが出来たことはありません。効果が5、6時間続くというのも魅力です。
ホテルからカピオラニ公園まで歩いて行きバスに乗りました。寒い時のために100円ショップで買った上着を着て行きましたが無くても良いくらいでした。3時頃で未だバスを待つ列も長くなく順調に乗れました。もう少し遅く来ても良かったかなとも思いました。
スタート地点ではいろいろなチームが準備体操をしたり声を掛けたりしていて楽しそうです。このような時は個人で来ていると寂しいですね。35回記念ということでスターターが誰なのか楽しみにしていましたが日航の社長でちょっとがっかりしました。
しかしスタート時の花火はすばらしく感激しました。

今回の目標は4時間台か5時間前半なので1マイルを11分で4時間台、12分で5時間前半となります。最初はゆっくりと走り出し非常に良い感じで走っていきました。
以前参加したときはメイヤーズウォークの人たちと一緒にスタートだったのでメイヤーズウォークの人たちに抜かれたりしましたが、今回は時間が分かれていたらしく途中沿道で応援をしてくれていました(多分?)。
ワイキキにさしかかった時背中に5時間30分と書いたTシャツを着ている人に抜かれすでに目標達成は無理かと思いました。ダイヤモンドヘッドの坂では前がつかえて歩くことになりましたが、内心ゆっくり出来て良いなと思っていました。
1マイル毎に時間を計ってペースを確認する筈でしたがマイル表示を見落としたり時計をセットし忘れたり余り役には立ちませんでした。時間を計ってもペースを変える気(変える体力)は無いので本当は必要無いのかもしれません。
周りの人たちもほぼ同じペースで走っている為スムースに走っていけました。
2回目なこともあって結構余裕があり周りの景色も良く見えました。

ハイウェーに入ると向かい風が強くちょっと苦しくなりました。でも帰りは登りだけれど追い風になるからと納得しながら走りました。これで帰りに風向きが変わったりしたらたまりません。
ハーフになるかどうかというときに持っていったカロリー剤を開けて飲んでみました。これがどろっとしていて甘ったるく滅法まずいもんでした、きっと水といっしょに流し込むものなのでしょう。

追い風に助けられ帰りのハイウェーを走っていると反対車線をトラックが走ってきました。それは報道の車で、後ろには若い女性が走っています。突然前を走っていた若者が「釈 由美子!!」と叫んだら一緒に走っていたもう一人が「おまえ良く知っているなー」と感心していたので「今のは眞鍋かおりだろ」とは言えませんでした。

ハイウェー抜けて住宅地に入ってしばらくすると速度制限の25という看板がなぜか25マイル地点の表示に見えて仕方ありません。まだ23マイルにもなっていないというのに。

すると「バッドワイザー!」という声が聞こえます、ビールはゴールに着いてからと思っていたのでまっすぐ行こうと思ったのですが、何故か足が声の方に行ってしまいました。思っていたよりも小さいコップでしたが、これはおいしかった。坂を登るパワーが付いたような気がしました。
お陰で最後の登り坂も歩くことなく登りきることができました。後は坂を下って無事ゴールでした。やはり最後の公園横の直線は感激です。
フルマラソンは
42キロは試合だけれど最後の195mは自分の楽しみのために在るという言葉を思い出しましす。
結果というと時間はまあまあでしたがトイレと給水所以外は歩くこと無く楽しく走れたので上々だと思います。
ゴール後はボランティアーの人に写真を取ってもらい、貝殻のレイをかけてもらってシャワーを浴びて完走
Tシャツを貰いに行きました。アミノバイタルを渡してもらいやっとゆっくりした気分で飲むことができました。
途中記念写真を撮ってくれるので撮ってもらいました。多分買わないんですけどね。
貰った林檎やクッキーを食べながら
Tシャツを貰いました。

ツアーで来ていた人達はテントの中で食事をしたり足を冷やしたりしていましたが、私は寂しくホテルにバスで帰ることにしました。
ホテルに帰ってから風呂に入りながらビールを飲み、風呂から上がってからもビールを飲み何故かあまり食欲が無かったので果物を食べる程度にしました。
ハワイ最後の日なので海岸に夕日を見に行って早めに休むことにしました

6日目 129日 帰国日

ホテルのロビーでシャトルバスを待っているときに聞いたのですが、マラソン参加中に泥棒に入られたということでした。携帯電話と日本円が入った小さなバッグが2個無くなったとのことでした。
警察に来てもらい被害届を出したそうですがワイキキで
34件同様の盗難事件が在ったらしいのです。警察に届けていないものも在るかも知れません、物騒なことです。
確かに朝
3時頃出掛けたら早くても8時までは帰って来ないことが分かっているので仕事はやりやすいでしょう。
私の部屋ではなくて良かったと思いながらシャトルバスに乗り、空港へ行って待合室に行くと今度は全日空の機体ではなくエアーニッポンの機体でした。
今は航空会社も色々と大変なのでしょう。

最後に

確かに42.195Kmは大変ですが1回目よりは2回目の方が余裕が有る為か辛くなくてより楽しく走ることができました。走り終わった後もそんなに足が痛いわけでも無く1度走ってもういやと言う方(居ないかな?)2回目は絶対1回目よりは充実すると思います。今年も休みの都合がつけばまた参加したいと思っています。

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