2001/11/16 (fri)

今日は小学校の父兄の集まり(PAC=Parent Advisory Counsil :PTAのようなもの)主催のダンスパーティ。
夜の7時半から11時半まで小学校の体育館に "MIZTER REZIZTER"というバンドを呼んでパーティが催される。
1ヶ月前からJodiがこのパーティの装飾担当になっていて頭を悩ませていた。
体育館をどうやって雰囲気を変えられるか・・。家でテーブルの上に置くキャンドルホルダーを20くらい作っていた。
布切れに糊を含ませ、ティーカップの上に安定させた風船にかぶせて一晩置くと布がパリパリに乾く。
それを現地でパンパンと風船を割り、小さなグラスに入れたキャンドルを中に入れると何ともソフトな色に火が灯る
キャンドルホルダーに仕上がった。これを何度も家で試作していたJodiだった。

当日の今日、夕方から体育館を飾り付けに出かけ大忙しのJodi。
6時頃にJodiの両親が子供のお守りにやってきた。一緒に夕飯を食べて7時ごろに出かけた。

私もこっちに来て初めて、夜陽一を置いて外出する。おばあちゃんもいてくれるし、陽一は
「大丈夫だよ。行っておいでよ。」と言ってくれたけど、
「独りで寝るのが怖かったら”オズの魔法使い”のビデオ見ながらソファで寝てもいいからね。」と言い残し、出発した。

味も素っ気もない体育館はいい感じに変身していた。
木を3本持ち込んで、それにたくさんクリスマスのようなライトをつけ、木の向こうには白いシーツでバスケットのシュート板を
隠していた。テーブルもブラウンの紙で覆い、その上にJodiの作ったキャンドルライトが灯っていた。

着いてすぐはテーブルにスナックを盛り付けたりするのを手伝った。
5ドルの入場料と、1杯$2.50のドリンクチケットを3枚買った。

8時近くなってからバンドのライブも始まり、人も多くなってきた。でもまだ真ん中のスペースで踊りだす人は居なかった。
カナダ人は日本人に近い国民性だと前から思ってたけど、今日もそれを感じる。誰かが踊りだすまでみんなが待ってる。
曲の終わりの拍手も誰かが拍手するのを誰もが待っている。そしてしばらくは友達同士、お酒と会話を楽しむ。
でも、お酒が回ってきて、ビートルズとかの曲がかかると、みんな堪え切れずに真ん中に踊り出てきた。

私は早く帰れるもんなら帰りたかったんだけど、Jodiが最後の片づけまで居ないといけなかったので仕方ない。
テーブルに座って雰囲気を楽しんで時間を潰した。ジュリアロバーツの映画で流れてた曲も聞けてよかった。
ビールとワインはチャンポンしたくなかったので、3枚のドリンクチケットは全部ビールを飲んだ。
でも、私たちの席の前に座っていた人が、 なぜか2回もビールをおごってくれたので、結局5杯のビールを飲んだことになる。
久しぶりにヘベレケになった私だった。

パーティの片付けを手伝い、家に帰ると12時過ぎていた。陽一の部屋へ直行すると陽一はきちんとベッドで寝ていた。
私の机に陽一からの手紙を見つけた。
「お母さんへお手紙。今日”オズ”見れなかった。なぜかというとおばあちゃんがいったから。」
(翌朝聞くと、おばあちゃんが何度も部屋に来てくれ、歯磨きを手伝ってくれたり、テレビを消してくれたり、
寝なさいといいに来てくれたりしたそう。だから全然怖くなかったらしい。)

私もすやすや寝息のかわいい陽一に抱きついたまま寝たのだった。


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