2002/08/21 (wed)

晴天。今日は陽一のスイミングもないし、とうとう前から思っていた
「サイクリングでSookeまで行くこと」を実行することに・・。陽一もサイクリングと聞くと大喜び。
10時15分に家の前のバス停から自転車を2台バスの前に乗っけてダウンタウンへ向かった。
私と陽一のサイクリングはダウンタウンのバスディーポから11時10分前に出発した。
Inner Harbourや海沿いのWharf St.を自転車で走るのは初めてでとても気持ちがいい!
Inner Harbourをバックに陽一と自転車の写真を撮ったり、なんか気楽な出発だった。
正直言って、この時は出発時間も遅かったし、例えSookeにたどり着けなくてもこの際いいかな・・・という気持ちでいた。
帰り道はどうせバスで全路帰るつもりだから、バスが動いている間に引き返さなければいけない。
この際、景色を楽しもう!と思っていた。

ダウンタウンからSookeまでずっと伸びている、Galloping Goose Regional Trailという小道を自転車で走る。
この道を通れるのは歩行者と自転車だけ。ローラーブレードやスケボーの人も見かけた。
もともとこの道は、ガタガタの1車両しかない蒸気機関車がSookeとVictoria間を郵便と30人の乗客を乗せて毎日2往復
していた線路らしい。だから無理がないよう急な先道は避けて(その分クネクネ道だけど)道が通されている。
自転車には最高の道。走り始めてすぐ、馴染みのあるMayFair Shopping CenterやWall-Martを見つけ、こんなところを
Trailが通ってたのか〜と感激し、Wall-Martに立ち寄って、少し早めだけどマクドナルドでランチを食べた。
こんなことばっかりやってて、既に時計は12時。やっぱりSookeまでは無理かなぁと思った。
それからまた走ってると、陽一の骨折の時に通ったVictoria General Hospitalが右手近くに見えた。またここで感激。
それから道が補修工事のため迂回路を走ることになり、大きな車がバンバン通る大きな道路の右脇を走らなければならないことに・・。
かなりここで神経を使った。陽一には右脇も右脇、路肩の端を通るように言って、私の前を走らせたり降りて歩かせたり・・・。
ここでマクドナルドを見つけたのでコーラ一杯だけ注文し、トイレ休憩した。
またTrailに戻り、今度は延々と続く林の中の小道を走り続けた。
脇に酪農場が見えたり、驚くほどたくさんの羊を見たりした後、Trailを馬が歩いていたりもし始めた。



Trailにも馬の糞がたくさん落ちていて避けるのが大変になってきて、周りも本当に”自然の山の中”という感じになってきた。
Sookeにはまだまだだったけど、主要な道が先にはもうなくて、帰りのバスもSookeまで頑張らないと拾えない。
陽一はそこまではまだまだ元気で私を驚かせたけど、周りが山の中という状況になって急に「疲れた。帰ろうよ。」という。
「ここまで来たらもう少し頑張らないとバスにも乗れないよ。」と励ましながら、
「もしここでクーガやクマが出たらどうするよ。頑張ってスピードあげて飛ばそう。」とちょっと脅した。
でも、本当にクーガが出てきそうな感じのところで、すれ違う人を見つけるとちょっと安心していた。
まだ時間は3時半くらい。このまま遅くても5時までにSookeに着けばバスに乗って帰っても7時には家に着く、と考えていた。
最後の最後の森の中は、私も陽一もクーガが怖くてただ黙々と、話したとしても小声で話して、ひたすら自転車をこいでいた。
海が見えた!Sooke Basinの海が見えた。やっと、Sooke!本当に着いちゃった!時間は4時半。走り始めてから5時間半。
ダウンタウンから私の家までバスで20分かかる道のりのおよそ7倍もの距離を走った。距離はなんと40KM(Trailの表示によると)!
陽一、すごい頑張ったよ〜。ほんとにビックリだよ〜。わざわざエネルギーを浪費するような草の上とか砂利の上とかを走ったりしてて
エネルギーは私以上に使ってたかもしれないのに・・・。
本当言うと、やっとSookeの入り口に着いたってだけで、Sookeのダウンタウンにはもうちょっと走らないといけないところだったけど、
そこからの道がまた迂回路でバンバンスピード出して走っている車のすぐ脇を走らないといけなかったし、
もう充分頑張ってクタクタに疲れていたので余計にそれは危険だし、”Sookeまで走った”ってことにして、
そのままそこからすぐバスに乗ってビクトリアのダウンタウンまで帰ったのだった(途中1回バスを乗り換えたけど)。
Sookeで私たちを拾ってくれたバスがもう”神様”のようだった。運良く自転車が2台とも乗せられて、
しかも陽一の大好きな2階建てバスだった。
バスの中からGalloping Goose Trailとの交差点とかが見えて、「今さっきあそこ通ってきたよねえ!」と陽一にいうと、
"I HATE the Galloping Goose Trail any more. Because it takes hours."と言い、「たくさんの羊も見たよねえ」と写真見せながら言うと、
"We saw tons of nature today."と言いながら、その表情は達成感で一杯だった。

ダウンタウンで陽一にスナックをひとつ買い、こないだ行った寿司屋で夕食を食べて帰った。
たらふく食べた後、また自転車をバスに乗っけて8時前に家に着いた。休憩したからか余計に足が重い。
帰るなりすぐ、Jodi達がいないので、庭の芝生にはスプリンクラーで、たくさんの花にはシャワーで水遣りをする。
お風呂に入って、今日は陽一も9時半には寝入っていた。今日はさすがに疲れたよなあ。
夏は日が長いから本当に助かる。たくさんのことができる。
はあ〜、これで目標も達成できたし、陽一も自信がついたみたいだし、たくさんの自然も見たし、ほんとに良かった〜!




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