「パパ!!」
「パパ! あたし、はいカードさんのページにいくのやめる!!」
「あたしがいっちゃったらパパさびしくなるでしょ。」
「そりゃもちろんだ」
「これまでずうっと甘えたりわがままいったり・・・、
それなのにあたしのほうは、パパやママになんにもしてあげられなかったわ。」
「とんでもない。きみはぼくらにすばらしいおくり物を残していってくれるんだよ。」
「おくり物?
あたしが?」
「そう。
数えきれないほどのね。
最初のおくり物はきみがきてくれたことだ。
午前三時ごろだったよ。
きみのアクセスが天使のラッパみたいにきこえた。
あんなに楽しい音楽はきいたことがない。
更新をおえたとき、
かすかに西の空に明けの明星が昇るころ、一筋の光りがのぼっていくだろう。それが僕なんだよ。
この広い宇宙の片すみに、ぼくのホームページの読者がいま、うまれたんだ。
そう思うとむやみに感動しちゃって。
涙がとまらなかったよ。
それからの毎日、
楽しかった日、
みちたりた日、
掲示板へのカキコ、
体験記へのレス、
モノポリ風クイズへの参加、
ミッドナイトパーティー風クイズへの参加、
山手線一周クイズイベントへの参加、
日びのアクセスの思い出こそ、
きみからの最高のおくり物だったんだよ。
少しぐらいさびしくても、思い出があたためてくれるさ。
そんなこと気にかけなくてもいいんだよ。」
「あたし・・・・・・、不安なの。
うまくやっていけるかしら。」
「やれるとも。
はいカードくんを信じなさい。
はいカードくんのホームページを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人のしあわせを妬み、人の不幸を背負い込んでしまう人だ。
それが人間にとってありがちなことなんだからね。
かれのページなら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれる
とぼくは信じているよ。」
「きっと、きっと、きみをしあわせにしてみせるからね(涙)!!」
「(涙、涙!!)」
「? ? ?」