修学旅行俳句紀行文
二年七組三十一番
一月二十八日(木)天候 吹雪
この日はスキー二日目ということもあってか気が緩んでいたようだった。次は何をするんだろうなどと考えながらリフトを降りると、同じ様なウェアー、同じ様なゼッケンを付けた塊が幾つもあった。突然のこともあってか焦ってしまい、自分の班だと勘違いして女子班の方へ行ってしまった。間違ったことに気づいたときには時既に遅しといった状況で、そのとき焦った拍子にバランスを崩し、その班につっこんでしまった。そのあと板を外して自分の班に戻ったときの恥ずかしさといったら言葉では言い表せないものだった。。。。。
恥ずかしいスキー突っ込み女子笑う
一月三十日(土)天候 吹雪
この日は昨日からの滑り足りなさや、もっともっと上達したいという気持ちがいっぱいで、あのホテルを去るのが残念だった。それもあって、春スキーでどこかに行きたいという気持ちを抱きつつ、この日は床に着いた。そして、その想いは今でもまだこの心に染み着いている。
雪景色そこに積もるは我が未練
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十二番
一月二十六日 天候 曇り
修学旅行初日、鶴ヶ城を見学した。バスを降りたときみぞれ混じりの雨が降っていた。そのせいか空気がとても澄んでいて東京とは違う新鮮な空気を吸うことが出来た。そしてそのことが北国に来ている事を強く感じさせた。
寒くとも心に響くみぞれ雨
一月二十九日 天候 晴れ
スキー講習も早くも最終日、スキーをしている楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった。もうこのスキーをとうしての長いようで短かった修学旅行もとうとう終わろうとしていた。みんな満足していなく後数日スキーをしたいと思っていたに違いないだろう。
山滑り夢かのように過ぎにけり
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十三番
一月二十六日 天候みぞれ
修学旅行一日目は、鶴ヶ城で白虎隊について学ぶことができたが白虎隊について興味がある人は少なくほとんどの人が素通りをしていた。そのあとホテルに行き、自由時間がありその後お風呂に入った。入浴で男子は、カモミールのお風呂に入った。かなり大きっかたけど僕のクラスは、男子だけで、三十三人もいたので二回に分けてはいった。男子がカモミールのにおいがするのは少し変で気持ち悪い感じがした。
外は雪風呂の男はカモミール
一月二十九日 天候晴れ
この日は、スキー実習の最終日だったのでさいごのスキーを楽しんだ。この日でシュテムターンをできるまえで上達することができた。その日の夜は、僕が一番楽しみにしていたクラスレクがあった。レクでは、カラオケをやった。ぼくは、一番最初に歌った。女の子の前で歌ったのは、初めてだったのでかなり緊張した。歌った曲は、スキーにいったということで冬の歌を歌った。。。たった四十分だったけどとても楽しい時間でした。このようなイベントは、もっとあったほうがよかった。
冬の歌ゲレンデひびく高き声
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十四番
一月二十七日 天候 晴れ
スキー教室の初日。スキーはあまりしたことがない私は初級班で、リフトとは無縁だと思ってた。ところがインストラクターの先生がはりきり屋さんですぐリフトで上の方へつれて行かれた。景色をゆっくり見る余裕もなく、ハの字滑りでゆっくりゆっくり下へ滑って行った。なれないスキー靴で足首が痛く、スキーも難しかったけどとても晴れていて雪がキラキラしててとても気持ち良かった。
青空を背負って描くハの字滑り
一月二十八日 天候 吹雪
スキー教室最後の日。今日は最後だからとついに上級者コースにいった。初めは晴れていたのに途中吹雪出してしまった。すると友達が体についた雪を指さして
「サラちゃん雪の結晶だよ。」
と教えてくれた。それは雪印牛乳のマークみたいにはっきりしていて今までみたことのない私はびっくりした。吹雪きはますますひどくなりゴーグルをかけた。みんなは上級者コースに来てふぶくなんてとか、ふぶくたび寒がっていたが私は一人で体についた結晶を探していた。
ふぶくたび夢中で探す雪印
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十五番
一月二十七日 天候 曇
初日の夜中、細かく言えば次の日。十二時過ぎ頃、眠れなかった私は、散歩をするために、部屋を抜けだした。とても静まり返り、ある部屋からは、先生達の声がかすかに聞こえてきた。少し離れて小学生が泊まっている方まで行くと、空気が静かすぎるほど静かで、でも私にしつこく話しをしようとしているような、まとわりつこうとしているような、そんな変な感覚がしてすごく怖くなってきた。その後、私はすぐ部屋に戻った。
冬の夜更け いつもと違う 空気かな
一月二十九日 天候 雪
お風呂上がり、暑かったので少し涼もうとして窓を開けた。昼間は木が広がり駐車場があるだけだった景色は一変し、木々の間から、遠くの街の灯がちらちら見えた。その光が映え、木は全て真っ黒で切り絵の様に見えた。
雪景色 切り絵の木々に 夜景灯
一月三十日 天候 曇時々雨
最終日に日新館に行った。白虎隊があることは知っていたが、まさかその白虎隊に学校があるとは思ってもいなかった。中には講義をするところや池があり、学問をする間では白虎隊の人達の人形が勉強していた。流していたテープの中では笑ったり喋ったりしているのに、一つ一つの人形の説明には、名前と亡くなった歳と日付けがあって、この笑顔をしている人達はもういない・・・と思うと、すごくもの悲しい感じ、哀感があった。
白虎隊 今なき勇士 悲しけり
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十六番
一月二十八日 天候雪
スキー講習も三日目です。この日は雪がたくさん降っていました。福島の雪は一つ一つが丸くって、雪だるまを作ろうとしても、ちっとも丸まらない位、さらさらしていました。
なのにウエアーに降ってくる雪は小さな結晶の形をしていました。お花のような形のものや、雪印のマークのような形のようなものなど、ちゃんとした形になっていました。それにとてもかわいかったので、私は友達と一緒に感動していました
ゲレンデに雪結晶の花がふる
一月二十八日 天候晴れたり雪
スキー講習四日目です。今日で最後という事で、私たちの班は昨日までよりも上のゲレンデに行きました。たくさんリフトに乗りました。途中、リフトが高くて怖い位でした。しかし着いてみると景色がきれいだったので驚きました。ついさっきまで見えなっかた周りの山が、自分の視界より低く見えるのです。猪苗代湖は、とても小さい水溜まりのようです。たんぼはきれいに四角にそろっていたので、チョコレートの箱の様みたいに見えました。私はなんだか自分は、とっても小っぽけなものだと感じました。
リフトのり小さくなった 水たまり
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十七番
一月二六日 天候くもり
寒い朝 電車の中は 顔いっぱい
寒い朝に私は駅のホームで待ち合わせしていた。その時間はラッシュで駅員さんは無理矢理、乗客を押し込んでいる。その電車の中は疲れた顔や窮屈で苦しそうな顔、いろんな顔でいっぱいだった。その情景が私には、おかしかった。人にみつからないように私は笑った。
一月二十七日 天候はれ
雪山から 海に見える 湖かな
スキー初日。リフトに乗って、少し高いゲレンデへ。リフトを降りて下の方を見てみると、そこには海と間違えるような猪苗代湖があった。実際に海と見間違えた子がいたらしい。インストラクターの人が言っていた。
空を舞う ダイヤモンドの 降雪かな
斜面から 雲を突き抜け 滑りゆく
スキー三日目。その日は、雪が降っていた。今日は、パラレルを習い、練習。その時、空を見ると薄く虹が空にかかっていた。私は、空にかかっている虹を初めて見た。それに、キラキラとダイヤが降っているかのような降雪。私は、この美しさに感動した。その後、少し上達したのでけっこう高い所へリフトに乗って行った。そこは、今までの場所とは別世界。雲よりも山々よりも高く、集落や湖が見渡せる。その場所から雲を突き抜けて滑った。凄く、怖かった。けど、とても気持ちよくて楽しかった。
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十八番
一月二十六日 天候小雨
待ち合わせ 一番乗りに 驚き顔
朝十時。私のクラスの女子の中で、いつも時間どおり来ない私が、当日は一番最初に着いた。絶対に誉めてくれると思っていたのに、 「雪が降る。」とまで言われ、死ぬほどびっくりした顔をされてしまった。
一月二十七日 天候晴れ
白き山 茶色の木々が 映えるかな
スキー場の頂上から見た雪山は、大きな絵のようだった。いつも淋しく見える冬の葉のない木も、この真っ白な雪山には映えて見える。カメラにおさめようようと思ったが、カメラが無くてとても後悔した。
修学旅行俳句紀行文
二年七組三十九番
一月二十八日 天候雪
スキー講習の二日目。雪が降ったので、滑ると顔に当たって痛かったし、昨日よりずいぶん冷え込んだ。しかし、そのおかげで枝ばかりになった木々に雪が積もり、きれいな景色が見られた。
この日はフリータイムがあり、クラスの友達と滑った。緩やかな斜面では少し上手く滑れるようになった。フリータイムはとても楽しく、あっと言う間に過ぎてしまった。
寒さより立ち並ぶ木の雪化粧
一月二十九日 天候雪、晴れ
スキー講習最後のこの日は、今までとは違うコースに行けた。雪質が違い滑りやすかった。斜面が急に見えたが、滑ってみると意外と平気で気持ちよく滑れた。山の上から町を見おろすと、高い場所だったので、猪苗代湖全体を眺めることができ、本当にきれいだった。また、粉雪がかかった田んぼは、まるで粉砂糖をかけて箱づめされたチョコレートのように見えた。スキーだけでなく景色も楽しめるスキー講習だった。
山の上雪かかる田がチョコレート